トンサンの隠居部屋

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「デフ・ヴォイス」このドラマはコーダの立ち位置、ろう者の世界が良く理解できる。ろうそのものをテーマとしたのではなく、殺人事件の推理ドラマとして仕上げた大変な力作だ。

2024年02月04日 21時24分58秒 | 手話

2月4日(日) 雨

Eテレでデフ・ヴォイスの再放送がされた。
その前に放送された舞台裏のドキュメントも。


ドラマ「デフ・ヴォイス」もう一つの物語 ろう・難聴・聴 共演の舞台裏

配信期限 :2/11(日) 午後3:45 まで

「デフ・ヴォイス」というタイトルに込められた3つの意味。




Eテレで再放送された「デフ・ヴォイス」には、ろう者の手話通訳が付いていた。


デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士【手話版】 前編「記憶の中の少女」

配信期限 :2/11(日) 午後4:58 まで

このろうの手話通訳の那須映里さんの手話がすごかった。

刑事の声が出る前から動作が始まっている。身をかがめて刑事のしぐさを表している。
「手話エンターティナー」と言っているだけあるな。

トンサンは手話通訳には役者の資質が必要だなと思っている。
だからこのドラマの中で、草彅(くさなぎ)が演じている荒井尚人という手話通訳士は「表情が足りない」と言われて怪訝(けげん)な顔をされた。

これがコーダと言う宿命を背負った、主人公荒井尚人の心のうちを良く表している。


何度見ても、子供を産むことをできなくさせられた優生保護法の問題や、言葉が通じない社会的弱者であるろう者の不利益の問題などろう者の世界に生きる悲哀が感じられてノーマライゼーションについて考えさせられるドラマだ。


那須映里さんやろう者の世界をもっと知ろう。

ろう者と聴者のバリアをなくす。那須映里さんが「手話エンターテイナー」を名乗る理由


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