12月9日(金) 曇りのち晴れ
#9 【解説放送版】誰がどうやって力になってくれるの?
9話は8年前の回想シーンから始まった。
想が最後に紬の声を聞いた場面だ。
この時はまだ想の耳は少し聞こえていた。律子とは声で会話している。
耳が聞こえなくなっていくときの気持ち、今までつきあっていた人たちとの関係を断つことで想は乗り切ろうとしていた。
今日見たFacebookに同じ中途失聴の音楽好きな人が書いていた。
こういう機材に囲まれていたということは、この人がどれだけ音楽好きだったかがわかる。
同じ中途失聴のもっちーも、小さい頃はバレーをやっていた。
そして耳が聞こえなくなった今も音楽を感じながら踊っている。
【中嶋元美 活動情報】
耳が聞こえなくなったからと言って、音楽好きの人が急に音楽を嫌いになるとは思えない。
まずは生んだ赤ちゃんの耳が聞こえていることでほっとする華。
しかし想が途中で耳が聞こえなくなったので、これから先の不安は消えない。
想の家族は全員が手話を覚えた。みんな家族思いなんだな。
華は手話は使えないと思っていた。
湊斗は手話を覚えない。スマホの音声認識アプリで文章にしてそれを想に見せる。
トンサンも何でも手話を覚えることは無いと思う。
文明の利器を駆使して会話ができるなら、これで良い。
想はわだかまりが無くなり、湊斗と普通に話ができるようになった。
「話せなくなると思っていたことが勘違いだった。」
そう思って想は扉を閉ざしてしまった。
でも湊斗がサッカーに誘い、かつての仲間と想をつないでくれた。
湊斗の想に対する友情は熱かった。
湊斗は優しいだけじゃなくて、こんなに熱い気持ちも持っている。
想と紬の仲が復活しつつある今、湊斗にも幸せになってもらいたいなぁ。
想はここで、母律子とのわだかまりも消えた。
律子がうれしかった瞬間だ。
想が前より話すようになったというのは、耳が聞こえなくなる前と比べてということだろう。
その頃は高校生だったから、親とはあんまり会話していなかったかも。
このお父さんの言葉が、幸せな家族に戻ったことを良く表している。
耳が聞こえなくなっても、好きなアーチストの歌はそろえておきたい・・・うーん、わかるなあ、その気持ち。
「ゆ」
萌が優生(ゆうき)くんに手話を教えようとしている場面。
これもよくわかるんだよなぁ。
トンサンも孫のメイちゃんに「おいしい」を教えたから。
この「8年ぶりなんで。」と言った春尾先生、うれしそうだなぁ。
奈々との展開もどうなるのか楽しみだなぁ。
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