まったり中学受験

とある地方都市でまったり中学受験にトライします

過去問の検討

2010年03月30日 | 中学受験
 仕事が忙しくブログまで手が回りません。文章にすることで考え方を整理することができるので助かるのですが、急な異動となりしばらくは忙しさが続きそうです。

 そんな中、時間を作っては現時点での受験予定校の過去問を研究しています。あまり選択肢がない地方だとこのまま受験する可能性が大ですので、割と真剣に取り組んでいます。と言ってもそれぞれの教科の出題分野を一覧にして、頻出分野がないか、どの程度の難易度かを把握する程度のものですが。

 やってみて改めて思ったのは、地方中堅中学校には「中学受験」と名の付いた参考書や問題集はいらないなぁということです。教科書レベルのハイクラスの問題がしっかり理解できていれば6割はいけると思います。時間があれば「中学受験」用問題集の基礎レベルをやるぐらいで十分でしょう。大都市圏の情報に惑わされることなく、自分の地域のレベルをしっかりと把握することで、十分なゆとりを持ちながら本番までたどり着くことを目指したいと思います。

 saraは、春休みになって遊びにも勉強にも一生懸命取り組んでくれています。とてもいいことです。私が仕事を理由にあまり勉強をみてやれないのですが、今週末は何とか時間を作っていっしょに勉強したいと思います。


学校の宿題

2010年03月27日 | 中学受験
 少し前のことですが、学校から47都道府県を覚えるという宿題が出されました。すべて漢字で書かなければいけないので、結構大変です。白地図を用意して取り組ませたのですが、単純な暗記作業の割によく集中して頑張ってくれました。やっぱり学校のテストだと多少は負けたくない気持ちが出てくるので、気合が入るのではないかと思います。

 結果は、残念ながら1問間違いで100点とはいきませんでしたが、単純暗記物はやる気を出させるためにも学校からの宿題がありがたいです。小学生にとって先生は特別なもので親が言うより効果的です。ただ、残念なことに毎日の宿題は非常に少なく15分で終わります。

 先週末から春休みになりましたが、今年も宿題はなしでした。先生方もちょっとサボりすぎではないかと思います。せめて夏休みドリルと同じぐらいは出して欲しいですね。

学力と仕事

2010年03月25日 | 中学受験


 中学受験の志す家庭でも、学力(=偏差値)と仕事の能力の間の相関関係には否定的な意見の方がいるようです。高偏差値校を目指しながら、実社会では偏差値に否定的というのは矛盾する気がするのですが。

 現在の日本の教育が、「テキストどおりに言われたことがきちんとできるかを答える」のに比べ、仕事は、「テキストなしに正解があるかどうかも分からないことを答える」という違いがあるなんて言うともっともらしいのですが、まあ違うでしょと。

 私の独断と偏見で言えば、学力と仕事力には相関関係があります。もちろん学力が高いからといって必ず仕事ができるということではありませんし、学力が低くても仕事ができる人もいます。ただ、経験的に「学力が低い→仕事ができる」よりも「学力が高い→仕事もできる」確率の方が高いということです。また、何千人もの学生の中から採用者を選定するとき、確率以外に頼れるものがないのが現実だろうとも思います。基本的な条件として勉強ぐらいできてくださいというほうがいいのかもしれません。

 採用面接をやったことがある方なら、数十分の面接で分かることなんかほとんど無いというのが実感ではないでしょうか。みんな周到に準備してから面接を受けるわけです。やる気があるぐらいの演技は誰だって普通にするでしょう。

 確かに初めて有名大卒を採用したが全く仕事ができなかったという話を耳にすることはあります。ただ、過去に有名大卒が就職したことがないような企業を志望する人が、有名大生の平均値ではないと思うわけで、こういうケースを普遍化されても困ってしまいます。

 正直、採用に学力は一切考慮しないなんて言われると、学力の高い学生が志望してくれない悲しい企業のやっかみじゃないのと思ってしまいます。極端な考えかもしれませんが、職場で隣の非正規職員の娘さんが「すげ~」、「めんどくせ~」を連発するのを見ると強ち間違いとも言い切れません。

今日は何とか

2010年03月22日 | 中学受験
 今日は何とか怒ることなく勉強できました。模試の見直しに比べれば簡単な内容だったのでお互い無理なくできたように思います。

 昨日、本屋さんで算数、理科、社会の小学5年生用算教科書準拠ドリルと出口式日本語トレーニング基礎編を買ってきました。理科と社会は参考書も購入予定です。普通の受験生は教科書準拠ドリルなどしないのでしょうが、わが家では学校の授業も十分な戦力だと思っています。特に理科と社会は5年生の間は学校にお任せです。算数も先取り学習の復習として期待しています。

 さて、いろいろなサイトでおススメの日本語トレーニングですが、何度か手にとって内容は見ていましたが、簡単すぎるような気がして購入は見合わせていました。しかし、今回の模試で設問の意味をしっかりと理解できていないことがあったので、基礎からもう一度見直すために取り組むこととしました。あまり国語力に不安を感じていなかったのですが、甘かったようです。

 実際に取り組んでみると、saraにとっては、少し簡単の難易度がむしろ良かったようです。内容はさすがと思わせるほど、自然に興味を持って勉強できるものとなっていますので、親子で登場人物のセリフを感情を交えて読みながら楽しく勉強できました。

 思った以上にすばらしい教材でしたので、シリーズをすべてやることが決定です。

失敗

2010年03月20日 | 中学受験
 早々と目標不達成です。saraはしっかりと目標の3時間をクリアしたのに、情けないことです。明日からまた気を取り直してがんばります。

 今日は先日の模試の見直しをしました。正解率が5割ですので、少なくとも後の半分は解説が必要ですし、正解した問題も考え方をもう一度おさらいしていたので、国語のみで予定の3時間が終了してしまいました。

 とにかく問題文をしっかりと理解して欲しかったので、全文を解説し文の流れが理解できるよう途中辞書で意味を調べながら根気よく読みこみました。その上でなぜその答えになるのか本文から理由を説明させました。基礎をしっかりとはいえ、ちょっと効率が悪いような気もいないではありませんが、しばらくはこのままの続けていくつもりです。

実際に解いてみた

2010年03月20日 | 中学受験
 今週末は先日saraが受験した模試の見直しをする予定ですので、その前に自分で問題を解いてみました。結果、通常の試験時間より10分早めに終了で90%の正答率をなんとか達成でき、久しぶりに父親の威厳をsaraに示すことができたのでホッとしました。

 問題を解いてみた感想ですが、新5年生が対象ということで比・速さ・面積からの出題はありませんが、基礎問題を中心に少し発展的な内容を交えた内容で、設問も素直で引っかけがなく、初模試としてはとてもよい問題ばかりだったと思います。

 そうは言っても、正答率10%以下の問題もチラホラ見受けられ、saraにはこれらの問題の解法は全く思い浮かばなかったでしょう。こんな問題は小学校ではありませんからショックを受けたことと思います。加えて、初めての会場で、周りも知らない子どもばかりという環境だったのですから、会場から出てきたときの元気のなさも納得です。

 初模試の結果は偏差値40半ばというところでしたが、今の時点では精一杯がんばったといえると思います。

2010年03月19日 | 中学受験
 4年生の理科で月の満ち欠けを学習します。とは言っても、あくまで暗記がメインで、新月から半月になり満月になるということを覚えるだけです。

 今日やった4年生の復習プリントで、右側が光っている半月が南の空に見える時間帯を尋ねる問題がありました。選択肢は2つ、①夕方②真夜中です。saraが選択した答えは残念ながら②でした。単純暗記なのですっかり忘れてしまったようです。感覚的には、夜真っ暗になってから見える気がしますからね。

 5年生以降に復習しながら理論も習うのですが、せっかくの機会ですので卓上ライトと地球儀、ボールを使って実際に満ち欠けを見せながら、学習してみました。

 部屋の真ん中に地球儀をおいて、その回転に合わせてsaraも回り東西南北がどの方向か確認します。次に、部屋の明かりを消し卓上ライト(太陽)からの光だけにして、地球儀の回転に合わせながら、saraも回転させ、なぜすべての星は東から昇って西に沈むのかを理解させます。それが理解できたら、やっと月の満ち欠けです。太陽に照らされたボール(月)が、ハッキリと半月になるのを見せると驚いていました。そのとき太陽は西に沈んでいくところだということも理解できたようです。

 学生の頃、星の満ち欠けの分野は理論的に単純なわりに苦手な人が多くて差がつきやすいと感じていました。saraもここで理解できれば中学まで役立ってくれることと思います。

 次は間違えないように、①と答えてくれるのを願うばかりです。

2010年03月17日 | 中学受験
 久しぶりにキツメに怒ってしまいました。時速114kmを分速6840km、分速6.84mと単位換算したことに怒りを抑えることができませんでした。

 この1カ月5回は説明し復習した内容を図も書かず解いておいて、この豪快な間違えっぷり。6分弱で地球一周したらダメでしょ。最近順調でしたが、改めて小学生が勉強することの厳しさを味わわせてくれました。もうお腹いっぱいですからこれぐらいで勘弁してください。ホントに。

 中学受験では、怒ることは御法度、褒めて伸ばすが基本です。受験のプロと名乗る人はみんなそういいます。でも無理です。頭では分かっているわけですけど、できません。怒るたびに、夜布団の中で反省しています。でもまた怒るわけです。きっとみんなそうだと思います。プロだと名乗る人が開催する怪しげなセミナーに行って解決するわけもなく、自分なりの結論を出すしかありません。私の場合は、いっぱい怒るけどそれ以上に愛してるからと言い訳しています。

 ちなみに、こんな私でも以前やっていた家庭教師の時には一切怒らなかったです。大学生だから責任感がそもそも希薄ということを割り引いても、結局、人様の子どもが勉強しなくても、成績が上がらなくても、せいぜいクビになるぐらいですし、仕事ですから話を聞いてくれなくても宿題をやってくれなくても、バイト料さえもらえればそれほど腹も立たないということなんでしょう。今はそう思います。もちろん、当時は精一杯頑張って教えていたつもりでしたが。

 今週末は3連休です。計9時間が勉強時間の目標となります。これとは別に一度も怒らないことを私の目標にしたいと思います。

初模試

2010年03月16日 | 中学受験
 先日、初めての模試を受けてきました。saraは車で会場に行く途中では緊張していないと言い張っていましたが、車を降りると(結構暖かいのに)「寒い、寒い」を連発するようになり、会場間近になると「緊張する~」と青白い顔になっていました。この経験ができただけでも受けさせた意味があると思います。

 私も大学受験以来の試験会場でしたので、何ともいえない雰囲気に懐かしさを感じつつも、やはり緊張してしまいました。私の緊張がsaraに伝わるとよくありませんから、頑張っていつもどおりに振舞ったつもりですが、やっぱり無理があったでしょうね。これも徐々に慣れていくしかありません。

 会場では保護者向けの説明会もあったようですが、今聞くとフラフラと入塾してしまうとも限りませんので、会場を出て本屋でのんびり時間を潰し、試験が終わるのを待つことにしました。

 試験終了時間に迎えに行くと、出てきたsaraに元気が全くありません。平均点が6割程度の落とすための試験を受けたのは初めてですから、その難易度にノックアウトされたようでグロッキー状態です。この様子だとおそらく解答欄も空白ばかりなのでしょう。全く分からないというのは本当につらいですからねぇ。高校の数学の試験で、2時間、前の黒板を見続けたつらい過去を思い出します。

 敢えて内容は聞かないことして、家族で少し豪華な昼食をとって気分転換したところ、少しずつ話してくれました。問題以外に分からないところはなかったので先生に質問はしなかったそうですが、名前は間違いなく書いた、休み時間にはトイレに行ったとのことだったので初模試は合格点と言えそうです。あと結果がそこそこならいいのですが、こればっかりは無理でしょうね。

学歴

2010年03月15日 | 中学受験
 最近勉強方法について悩みが尽きません。家庭学習はたいへんです。

 先週、速さの問題を解いていたら、÷60が×1/60に変換できないということが判明(以前はできていたのにすっかり忘れている)し、週末にお手製のプリントを作って分数のおさらいをしました。これでいいのか悪いのか、自問自答の日々です。他の子はもっと効率的に勉強してるのでしょうか?安心材料は、少なくとも自分が小学生の頃より今のsaraのほうが勝っていることだけです。 

 そういえば先日国のキャリア官僚さんと話をする機会がありました。聞くところでは、その方は御三家と呼ばれる高校から東大へ進学したとのこと。そういう予備知識があったせいか、自信に満ちた様子が伺え、なんとなくオーラのようなものを感じました。こんな私にさえ、saraがこんな風になってくれたらさぞ鼻が高いだろうなと思わせるほどでした。恐るべし東大卒。

 ただ、今後は世界中を飛びまわって仕事をするとのことで、そんなsaraに私が我慢できるはずもなく、熱血受験パパになることはないのですが。想像ですけど、こういう方々は親も子も互いに自立しているんでしょうね。それが良いとは思いませんが、生まれてからの環境が違うんだろうなと、それは素直に納得できました。

習慣

2010年03月14日 | 中学受験
 年度末で仕事が忙しいです。送別会も続くので後半月このままの日々が続きそうです。

 saraも学年末のせいでしょうか、友達と遊ぶ約束が多くなってきました。これはこれでよいことです。そんな状況でも、土曜日2.5時間、日曜日4時間の勉強できましたし、遊んだおかげで集中できたと思いますから充実した週末だったといえそうです。

 3月になってから、やっと朝5分晩10分勉強の習慣がついてきたように思います。多少の文句は言いますが、やらないということはなくなりました。
 
 確実に語彙力も増えてますし、単語に興味を持つようになったこともうれしい誤算です。テレビを見ていても、分からない単語を聞いてきます。直ぐに教えるのもつまらないので、時間があればヒントだけ出すようにしています。

 漢字ドリルは、小5用のものをやらせているのですが、特に違和感なく取り組めているようです。テレビや本で見た漢字も多いでしょうからね。このペースなら夏休み中には小6まで終わるかもしれません。その後は卒業まで延々繰り返しですね。

 順調だと、やっぱり欲が出てきてもう少しもう少しとなってしまします。ただ順調なのは無理をしていないだけですから、これ以上増やせません。初日の文章をみて初心に返って我慢しています。

春休みのスケジュール

2010年03月11日 | 中学受験
 春休みのスケジュールに頭を悩ませています。無理なく必要なことが網羅されたスケジュールを作れるわけがありませんが、できるだけ良いものをとも思いますので余計に悩ましいです。

 特に私の地域では、春休みは宿題なしが一般的で、家庭でしっかり学習スケジュールを立てなければいけませんので、目標は少し高めの午前2時間、午後2時間の計4時間としました。最優先は算数の先取りですが、これは私といっしょに勉強するので週末のみとなりそうです。

 今のところ、国語:①朝晩勉強を継続②休みの間は量を1.5倍に③教科書より少し難しい問題集を1日2P④4年生のまとめプリント(両面)×4、算数:①計算プリントを2倍に②パズル風問題集③週末はいっしょに先取り学習④4年生のまとめプリント(両面)×4、理科:①4年生のまとめプリント(両面)×2、社会:①都道府県、県庁所在地を暗記ぐらいでどうかなと思っています。

 やってみなければ実際のところは分かりませんが、おそらく1日4時間以内、週1日休み程度の勉強量だと思います。これぐらいならなんとか達成できるはずと期待しています。

展開図

2010年03月08日 | 中学受験
 図形というのは、中学受験3大テーマの1つだそうです。大切な単元なんですね。

 せっかく小学校で勉強したことですし、立体図形の復習をするためいっしょに展開図を書いてみました。するとどうでしょう、saraはどう考えても組み立てることができない展開図を、書いては消し書いては消しで、一向に正解にたどり着けません。ちゃんと授業を聞いているのか非常に不安です。

 このまま放って置くわけにもいかないので、再度展開図をパソコンで打ち出して組み立ててみました。今回は3種類の辺の組み合わせを確認するため、それぞれ違う色で展開図の辺を塗らせてみましたが、これも正しく塗れません。あまりパズルなどが好きではないので、頭に浮かばないのでしょう。これなら展開図が書けないのも納得です。

 分かっていたことですけど、saraには算数脳などというものが装備されていないようです。だからコツコツやってるわけですし。挫けずがんばろ~。 

立体図形

2010年03月07日 | 中学受験
 先週から仕事が忙しくいっしょに勉強することができなかったので、問題集の答えあわせがたまってしまい、午後はずっと答え合わせをしていました。が、今日のできは悪かったです。教科書レベルでも7割程度。なんでだろう?問題を解くときに集中していなかったのかもしれません。よかった点はそれでもあんまり怒らずにいられたことぐらいです。 

 4年生最後の算数の授業は立体です。おそらく、実際に立体模型を見ながらの授業となるのでしょう。理科の実験もそうですが、実物を使った学習は家庭ではなかなかできませんので、これは小学校でしっかり身につけてほしいところです。

 個人的には私は立体が嫌いです。学生の頃、断面図や図形が動いた部分の面積のイメージが頭に浮かびませんでした。嫌いなので訓練不足でしたし、実生活でも経験する場面がないのでさっぱりでした。今でも苦手意識がありますね。

 saraに得意なってと望むのは酷だと思うのですが、興味ぐらいは持ってほしいので、ネットで展開図を探して実際に組み立てさせてみました。工作みたいで楽しかったらしく好評で、成果の方も正12面体は失敗しましたが正20面体はうまく作れたので、なかなかよくできたと思います。

 もう少し慣れてきたら、粘土で断面図をやってみるつもりです。

分数同士のかけ算・わり算

2010年03月05日 | 中学受験
 週末に分数同士のかけ算わり算を勉強しました。通分が必要ないので計算方法はたし算ひき算より簡単ですが、イメージを持つことが難しいと思います。特にわり算は。

 2に1/2を掛けると1になり、2を1/2で割ると4となるのですが、すぐにピンとくる子どもは少ないのではないでしょうか。普通に暮らすだけなら使う場面がありませんし、今まで掛けると増える、割ると減るという問題ばかりでしたからね。

 計算方法だけ覚えてもいいのですが、少し欲張ってなぜそうなるのか説明しました。ネットで調べて、なるべく分かりやすいと思われる説明で教えましたが、あくまで大人の発想ですから、やっぱり分かりにくいようでsaraの中で自分の言葉で説明できるところまではたどりつけません。雰囲気は分かっているようですけど。

 あまり意味のないことをしているのかなとも思いますが、小数同様、1より小さい数のイメージを持たせるため繰り返し説明しています。今週は分数強化習慣として集中的に分数問題を解かせています。でもなかなか満点を取ってくれません。う~ん・・・