まったり中学受験

とある地方都市でまったり中学受験にトライします

自主勉強へのシフト

2010年04月04日 | 中学受験
 今日はいいお天気でしたので、お弁当を持ってお花見に行きました。満開の桜が20本以上ある公園なのに穴場のようで、わが家も含め3家族しかおらずゆったりと楽しむことができました。saraといっしょにバトミントンをしたところ、すでに持久力では勝負にならないことが判明し、少なからずショックを受けました。 

 さて、中学受験の大きな目標の一つが、自主勉強できるようになることです。どの家庭でもそうですよね。高校になると親が教えることは難しくなりますから。

 一方で2年後には実際に合否のある中学入試がありますから、そこで結果を出すためある程度親のサポートも必要です。徐々に自主的に取り組むようにしながら結果も出す。匙加減が難しいというより、不可能なんじゃないかとさえ思います。

 そもそも小学生は放っておくと、延々解ける問題を繰り返すなどとてつもなく非効率な学習をします。親が効率的な勉強方法を教えなければ時間がいくらあっても足りません。でも教えすぎてはいけない。

 わが家では、そんな難しいことはできないので、ズルをしないということだけ徹底しています。いかにもレベルが低い感じがしますが、ズルをされると一人で勉強させることも、理解できているのかどうかの確認もできず、勉強方法が正しいのかも分からなくなります。

 答えを写さない。できないことを隠さない。ウソをつかない。当たり前のことですが自分のキャパを超えてしまうと思わずズルをしてしまうのは、大人も子どももあまり変わらないのではないでしょうか。そんな状況にならないよう注意して見守っています。


単位換算

2010年04月03日 | 中学受験
 新年度が始まり忙しさも増してきました。5月一杯までこんな感じでしょう。これまでは仕事の休憩時間に中学受験のことをあれこれ考えて、週末にsaraと実践していたので、こうも忙しいと今週末の勉強はただ時間をこなしただけのようになってしまいました。残念です。

 さて、saraには結構な量の単位換算をやらしています。単位が変わったからといって、直感的に量が分からなくなったのでは何かと困ると思いますので。つると亀を数えたり、池の周りを追いかけあう人の出会う時間を計算したりするのに比べれば、実生活に関連が深い分野と言えるでしょう。

 「m」、「リットル」、「g」、「時間」、「速さ」に少数、分数を加えた問題を解かせます。裏技的な換算表を使う方法もありますが、やっぱり算数は具体例で覚えて欲しいので、ひたすら繰り返し問題を解かしています。最近、やっと1.6時間を96分だと感覚的に分かるようになりました。ここまで約半年というところです。

 意外に理解に苦しんだのは、「午前10時40分の6時間10分後」、「午後3時10分の6時間30分前」といった時間計算です。大人だったら、「時」だけ見て概算で計算した後、「分」を計算するのであまり間違えないのですが、感覚的にあり得ないだろうという回答もよくあります。速さも同じですね。

 小学生は時計を見ながら待ち合わせの時間を決めることや、速度計のある自動車を運転することはないですから経験不足なだけですが、これも小学生が受験する中学受験ならではの問題ですね。