まったり中学受験

とある地方都市でまったり中学受験にトライします

夏休み10日経過

2011年07月30日 | 中学受験
 早くも夏休みも10日が過ぎました。どうやらスケジュールを詰め込みすぎたようで、調整に四苦八苦しています。休日は午前3時間、午後3時間一緒に勉強してますが、最後の1時間は私もsaraもクタクタでかなり効率が落ちてしまいます。夜は勉強しないつもりでしたが、午前2時間、午後3時間、夜1時間の方に変更してみようと思っています。

 夏休みに入って各科目の総仕上げをしています。先取りした内容の基礎レベルを総復習です。かなりの量ですがお盆ぐらいには終わりそうで、後半はやっと過去問に突入です。

 併せて社会と理科の先取りです。社会は何とかなりますが、理科が予想以上にキツイ。特に水溶液は全くピンこないようです。リトマス紙を見たこともないので当たり前ではありますが。塾だとどうするのでしょうかね。

 さて、私はあまり人との競争が好きではなく、何かを強く主張したりすることがありません。また、向上心もあまりあません。そんな感じですから、社会人になってからは資格など何一つ取得していませんし、特に自己研鑽も行っておらずのんびり楽しく生きています。それでも特に問題が生じていないので、いい人生だなと思っています。

 私の場合、こういう人生を歩めているのは少しの努力と運のおかげです。何となく生きていたら、そこそこ働き、そこそこ収入をもらい、後は家族や趣味に時間を費やすという私にとって理想的な人生を手に入れられた感じです。今は、saraにもぜひ同じような人生を送ってもらいたいなと思っていますので、運に頼らずに手に入れるにはどうすればよいか研究と実践の最中です。

 人と競争しないでも生活できるというのは本当にありがたいことです。ギスギスしないので、人生をのんびりゆっくり心穏やかに楽しむことができます。向上心がないと言われると耳が痛いですが、私から言えば向上心があるかどうかというのは、いいとか悪いとかの次元ではなく好みの問題だと思います。別になくてもいいんです。

 いや、最近受験本番を意識することが多くなって、否応なく人と競争しないといけないので、疲れているのです。さて明日も6時間ぼちぼちやっていきましょう。

夏休み突入

2011年07月20日 | 中学受験
 3連休で実質的には夏休みに突入しました。saraでも夏休みは受験の天王山だということぐらいは知っているようです。「てんおうざん」と言っていたのはご愛敬ですが。力を入れすぎずマイペースでいきましょう!

 3連休は計15時間の勉強時間を確保でき予定通りに過ごすことができましたがが、無茶苦茶疲れました。saraも同様の様子です。勉強時間というより問題の難易度が上がったため、頭を使い続けなければならないからだと思います。どうも5時間の勉強時間はキツイようなので、もう少しゆとりを持ったスケジュールに変更しようかと考えています。

 我が家では、今回作ったスケジュールもそうですが、勉強に関しては、志望校(たまたま親子の意見が一致していますが)、勉強方法も子ども意見はほとんど考慮しません。

 もちろん、親子でしっかり話し合って決めるのもいいと思います。というよりこちらの方が一般的には好まれるのでしょうか。私的には、何十年も愛情を注いでいく子育ての中の極々一部だと思いますので、どちらでも自分の気に入った方がいいと思います。

 親が勉強方法を押しつけると自主性を損なうという意見がありますが、真偽はどうあれ、取りあえずはそれでもいいじゃないかというのが私の意見です。一時期自主性に憧れましたが、意識してできることじゃないですし、言われたこともできない新社会人が多い中で、まずは言われたことがしっかりできるだけでも十分です。みんなを率いる強いリーダーシップを持つ人、言われたことを正確に実行する人、冷静にさまざまな視点で物事を検討する人、いろいろな人がいてこその組織ですから、居場所はあります。

 意識して自主性を身につけるというのは、考えるだけムダというか上手くいくわけないというか、まあ誰でも一度はチャレンジするのでしょうけど。そんかことを考えるより、普通に仲の良い家庭で育てば、意識しなくてもそのうち自分でいろいろ考えるようになるのではないかと思います。まあ普通に親がどれほど子どもを大切にしているかをしっかり伝えていれば十分です。

 教育評論家が終身雇用が崩れた今、常に勉強し続けるという向上心を持っていないと社会では通用しないとか、自分で考える力を身につけないとダメだとか聞くと、もっともらしくてグラッときてしまいますが、冷静に自分の周りを見れば、そういう人ほど謙虚さが足りず空回りして、周りに迷惑をかけているだけということもよくあることに気づきます。

 小学生の間は、まずは言われたことを正確にこなせれば十分です。

勉強

2011年07月15日 | 中学受験
 先週末は予定が立て込んでいたため、いつもの勉強時間を確保できませんでした。その分を夜に挽回するか、また後日とするとするか、勉強方針によって差が出ますね。わが家は後回しです。

 saraは勉強が好きではありません。今の世の中楽しいことは他にいくらでもあるので、普通のことです。むしろ、当たり外れの大きい学ぶことが楽しいという意欲的なタイプでなくてよかったのかなと。まあ、この親にしてこの子ありで心配する必要もありませんが。

 わが家のように上の下を目指す場合は、変な言い訳はせずに勉強が好きではないのは普通のことだということを、親子ともどもしっかりと理解して勉強に取り組むと効率がよくなります。日本を背負う逸材にはなれませんが、割とオススメのやり方です。

 最近のsaraは「いやだけど勉強しなくて困るのは自分だし」と決められた勉強を淡々とこなしています。もう今日は終わりと言った時のうれしそうな顔が印象的です。これをどう評価するかは家庭によりますが、将来の仕事だって楽しくはないけど、食べるためには仕方がないのでやるわけで、あまり問題はないはずです。死ぬまでの面倒をみてくるわけでもない仕事に、あまりにのめり込むのは考えものですから。

親から見た中学受験

2011年07月07日 | 中学受験
 今週は夏休み計画詳細版の微調整をやっていました。時間が足りていませんが、それは量が多すぎるからなわけで、もう少し検討が必要のようです。夏休みの当面の目標は今まで学習した全範囲の総復習を終えることです。お盆ぐらいまでできればいいのですが。
 
 saraの思いがけない一言から始まった中学受験ですが、おかげで以前は想像できないほどの知識を得ることができました。中学受験に取り組む前から、金銭面、私の人生経験を踏まえsaraには地元国立大学へ進学してもらいたいと漠然とは考えていたので、県外に行きたいと言い出さないよういろいろと刷り込みを行ってきたものの、具体的に何をすればいいのか分からない状態でした。それが今や大学までのプランも見えつつあります。進歩したものです。

 今のところsaraは県外で出て行く気はないようですし、性格も(親のひいき目ですが)思いやりがある真面目で努力をあまり厭わない子で、親としてとてもうれしく思っていますが、学力という面では私同様やればできる、やらないとできない普通の子どもです。つまりは、自然体で勉強して現役で地元国立大学へ受かるかどうかは、神のみぞ知るという運不運のレベルの話になるということです。私は運良く合格できましたが、親として子どもの人生が運頼みでは困ります。

 それも本人の人生と言ってしますのは簡単ですが、何かよい方法がないものか考えるのが親心というものです。過保護なんですかね。もちろん受験に絶対はありませんので、考えに考えを重ねても落ちてしまうこともあるでしょうが、80%以上の合格可能性を持って本番に臨むために何が必要かをあらかじめ考えておくことは大切だと思います。

 こつこつ真面目に努力してまず間違いなく受かるだろうというレベルに到達するためには、中高時代にそれなりの勉強量が必要となります。後の長い人生を考えれば6年間我慢するだけでいいというのも悪くはありませんが、せっかくの青春時代ですから楽しみや息抜きもないとかわいそうだとも思います。

 それなりに努力をしつつ、それなりに青春を謳歌して、確実に大学に合格できる学力を身につけるというわがままを叶えてくれそうなプランが、中学受験からの中間一貫校だというのが現時点の結論です。

 地方都市のわが地域では、私立より公立の方が偏差値は高く、優秀な子どもは挙って公立へ進学します。運の悪いことに、家から最も近い公立高校は県下で最もレベルが高く、もし進学できたとしても東大京大レベルに合わせた(わが家にとって)非効率な勉強で、厳しい高校生活になるであろうことは容易に想像できます。一方、私立はここ1、2年高校での生徒争奪戦よりも、中学の時点で真面目な普通の子どもをかき集め、地元国立レベルに仕上げることで生き残りを図り始めたような気がします。

 そのための進学コースは採算度外視の手厚いフォローで、かなりオイシイ状況で、考えれば考えるほど、わが家の希望にピッタリです。今は都市部より地方の中学受験がアツイ!公立志望が高い地域ならではの、盲点のような感じといったところでしょうか。

家庭学習での実際

2011年07月01日 | 中学受験
 今日は休みでした。日中は夏休みの計画日割りverを作成していました。なかなか充実した休みとなりました。

 さて、家庭学習での受験のコツは、最初に可能限りの情報を集め、スケジュールを決めたら、あとはあれこれ考えすぎず、スケジュールをこなしていくことに集中することだと思います。隣の芝生は青いものでなかなか難しいですが。

 素人のやることなので、なんだかんだで非効率な点はあるのでしょうが、そんなことを気にするより、やらないよりはいいことだぐらいの感覚でいいと思います。信じる者は救われるのです。きっと。

 何より家庭学習は、会話が少なくなりがちな思春期の子どもとの貴重なコミュニケーションツールです。ウチでも父と娘と貴重なコミュニケーションとなっています。私の場合は、計画表と作るだけで充実した時間が過ごせるほどで、既に趣味の域に達しています。

 かかる費用も趣味だと思えば安いものです。具体的には、

 ・教科書準拠問題集(4年~6年) @1,000円×10冊
 ・国語補助教材 @1,000円×3冊
 ・国語ドリル @1,000円×4冊
 ・語彙力ドリル @1,000円×3冊
 ・漢字ドリル @1,000円×3冊
 ・算数参考書、ドリル @1,000円×6冊
 ・算数補助教材 @1,000円×8冊
 ・理科・社会参考書 @1,000円×5冊+@1,000円×5冊
  (新課程になったので全て買い直し)
 ・理科図鑑 @2,000円×2冊
 ・過去問 2,000円×1校

 の5万円程度です。今後買う予定の問題集はもうありません。

 夏季講習だけで20万という相場を考えれば安上がりなようにもみえます。これぐらいならウチを含めあまり裕福ではない家庭でも、なんとか支払える金額でしょう。もし、親子の会話に不満がある方がいらっしゃたら、受験するかどうかは別として、子どもとキャッチボールをする感覚で家庭学習始めてみませんか。楽しいですよ。