まったり中学受験

とある地方都市でまったり中学受験にトライします

志望校の目安

2011年09月29日 | 中学受験
 本命校の過去問以外のすべての教材が一通り終了しました。これからは時間の許す限り今まで解いた問題を繰り返すことになります。

 暗記要素の強い算数、理科、社会は繰り返すことで学力アップが望めると考えているので問題ないのですが、国語については初見の問題にこだわるべきか悩みました。ただ、これからは合格するためのテクニックに比重が移りますので、一度読みこんだ問題に再度チャレンジすることで、効率的にテクニックを身に着けることができると思っています。

 さて、前回に引き続き、志望校の目安について考えます。個人的な意見ですが、中高でしっかり勉強するためには、自分でまずまずの努力をしたと思える勉強をして身につけた学力で、上位2割の層として入学できる学校がベストだろうと思います。

 どうして上位2割かということなんですが、経験的に学校は上位2割程度がついて行けるかどうかで授業レベルを決めると思っているからです。合格実績を作りたい学校が、平均レベルの子どもにあわせることは考えにくいです。

 運良く難関中学へ入学できても、自分の学力にあった授業を受けることができず、いきなり授業についていけないということが一番怖いです。そのまま夏休みを待たず落ちこぼれていくなんてことが現実に起こるかもしれません。どんなに偏差値の高い中高を卒業していても、大学に失敗すると社会では評価されませんので、これでは意味がありません。

 中学高校と成長するにつれ、だんだんとタフさを身に着けながら、徐々に負荷をかけていき、高校後半にかけて加速度的に伸びていくというスタイルが、今も昔も地方の理想形だと思います。そこから一歩進んで、負荷を小学生のからかけることで総量を減らしつつ、平準化できないかというのが今の私の考えです。不安は尽きませんが、順調なんだと自分に言い聞かせています。

志望校

2011年09月20日 | 中学受験
 先週末の3連休は、初めて本命校の過去問に取り組みました。saraにとっては全くの初見ということで、試験形式も時間配分も手探りという条件でのチャレンジです。結果は、4教科で合格最低点まであと40点、合格平均点まであと60点でした。本番まであと60点積み上げる必要があります。

 この4教科計で60点、各教科15点の積み上げというのは、どれぐらい大変なのでしょうか。夏休み前までは新しい単元をどんどん学習していたので、学力の向上を実感しやすかったのですが、現在は実践問題を繰り返すだけですので、正直学力が向上しているのどうか分かりません。そのため、各教科15点ずつ上積みをする具体的なイメージが全く湧きません。

 今までどおり本命校や同じぐらいの難易度の学校の過去問を繰り返せばたどり着けるものなのでしょうか。夏休みをしっかり過ごせたので、秋は余裕を持って過ごせるかなという甘い考えは、一蹴されてしまいました。まあ、信じてやるしかないのですが。

 さて、今更ながら志望校の選択について少し考えてみます。地方は都市部ほど選択肢が豊富ではありません。また、通学時間を増やしてまで偏差値の高い学校を行っても仕方がないというのが私の持論ですので、家から一番近い中堅未満校を最初から志望し続けています。授業料免除制度、地元国立大学合格実績があり、エアコン完備と私が考える全ての要素を兼ね備えていますので、わが家はとても運が良かったと思います。

 最終目標を地元国立大学合格としている場合に、東大合格者を出すような難関中学へ入学すると、とても非効率な大学受験となってしまいます。

 大学は偏差値が高ければ高いほどよいのですが、中高は偏差値が高ければよいわけではありません。憧れの中学に入学するため、これ以上ないモチベーションの中で限界まで勉強し、ギリギリで合格。わが子にあと6年間、中学受験以上の勉強を強いる根性は私にはありません。

 少なくとも周りで東大に合格した人は、最初からぶっちぎりで優秀でした。高校でぐんぐん伸びて合格したなんて感じではありません。もちろん現実にはあるのでしょうが、かなりのレアケースだと思われます。わが子に期待するのは不確実すぎて厳しいです。

 難関校に受かりさえすれば、高いレベルでの切磋琢磨と本人の努力でどんどん学力が向上すると考えるのは、やはり現実的ではありません。中学受験での3年間、必死に努力した結果が現状の差です。中高の6年間で、差は縮まるどころか更に広がると考える方が自然です。

 憧れを持ち必死に勉強するためのモチベーションとするという意見もありましょうが、中学校はあくまで通過点ですから、中学合格を目標にすることなく、さらに大切な中高6年間を走り続けることができる環境なのかどうかが大切だと思います。

2学期です

2011年09月09日 | 中学受験
 これから佳境を迎える時期にもかかわらず新たな趣味を見つけてしまい、それ以外のことが手につかなくなっています。困ったものです。ただこのブログはお百度参りみたいなものなので、合格を祈願して細々と続けていきたいと思います。

 長いようで短かった夏休みも終わり2学期が始まりました。小学校中心の毎日となり平日の勉強時間が確保できなくなりましたが、感覚がまだまだ夏休みのため、何か物足りなく感じます。ラストスパートはもう少し先ですので、ここはじっくり力をためておきたいところです。

 最近は、難易度が同じぐらいの他校の入試問題をひたすら解き、隙間時間に漢字、語彙、計算のドリルに取り組むという感じです。繰り返す内明らかにテスト慣れしてきており、少し難しい問題でも、何とか手がかりを見つけて食らいつこうという姿勢が感じられるようになってきました。もう特別な勉強というのはありませんので、信じて進むだけです。

 さて、何度が「誉めて伸ばす」について書きました。理想と現実の狭間でどう落としどころを見つけるかずっと悩んできましたが、最近やっと「どっちでもいいんじゃないか」とあきらめにも似た結論がでたように思います。

 スポーツの世界ではまだまだスポ根で、怒鳴りつられながら上達していくようなこともあるでしょうし、怖い上司のものとでは集中して仕事をするのも事実。楽しい思い出は残りませんが、短期的な結果を求めるなら、怒る方が効率的だと思います。将来を見据え長い目で見なければいけませんが、あと半年後もしない内に結果を求められるわけでもあります。

 ただ、スポーツや仕事と違う点は、なんだかんだ言っても勉強時間よりは家族として過ごす時間の方が多いという点です。勉強で少しぐらい怒ったところでいくらでも取り返しがきくのではないでしょうか。

 結局、トータルで子育てですから、自分を信じて、子どもを信じて取り組めば、がっつり怒ったところで、さほど問題はおこらないとのではないかと。前もこんかことを書いたような気がしますが、今一度自分の立ち位置をしっかり定めるために書いてみました。