まったり中学受験

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国語

2011年06月25日 | 中学受験
 夏のメインとなる国語です。得意な子は勉強しなくても点が取れ、また定番の勉強方法がないという困った教科です。

 これまでは、とりあえずたくさんの問題を解くことが一番とばかりに説明文・物語文・随筆などジャンルを問わず取り組んできました。その甲斐あってだんだんと無意識に行っている論理的な考え方を自分の言葉で整理して説明できるようになってきました。もちろん解説を聞いてもどうにも納得できない問題もありますが、そこにはあまりこだわらないようにしています。

 夏休みには入試とは直接関係ない作文にじっくり取り組むつもりです。これは個人的な好みですが、将来損になることはないでしょうから、のんびりとやっていきます。

 さて、国語の勉強方法です。こう言うと必ず話題になるのは「読書」ですが、私はあまり重要視していません。私自身、読書が嫌いでマンガばかり読んでいたのにテストの点数は良かったので、好きであればラッキーという程度です。

 国語の場合、他の教科ほど明確な勉強方法がないので、なんとなく「読書」すればいいというようなことになるような気がします。実際には「読書をすれば国語が得意になる」ではなく、「国語が得意な子は読書も好き」だと思います。「読書」と論理的な読解は全く別物ですので、あまり役に立たないはずです。

 国語の得意な子というのは、①空気を読み相手の気持ちを察することができる、②上手い(論理的な)言い訳が得意、③大人が限界点と察知すればあっさり引いてみせる余裕も持つように思います。磯野カツオのような子どもというとイメージしやすいでしょうか。マンガの設定上、テストの点数が悪いことになっていますが、明らかに天才児です。

 結局のところ、国語の効果的な勉強方法というのは人との会話なんだと思います(もちろん大前提としてある程度の問題に触れておくということはあります)。カツオくんのような環境であれば、だれでも人並み以上に国語ができようになるだろうと。

 ということで、夕食時には最初の10分間テレビを消して、お互いに今日あった出来事を話し合っています。点数的な効果は、入試までに出てこないような気もしますが、そのうち効果が出てくると楽しみに待っています。