まったり中学受験

とある地方都市でまったり中学受験にトライします

市販の教材はどうか

2012年02月27日 | 中学受験
 塾のテキストは、無料模試として受けた入塾テストで日能研のものを見ましたが、フィーリングはあいませんでした。他塾は知りませんが、市販の教材でも十分に対応できると思います。

 理科と社会でいえば、市販の参考書はカラフルで見やすく、データも豊富なので、全く遜色ないと思います。「基礎から発展」、「これで分かる」のいずれか気に入った方を読み込めば、中堅校まで問題ないと思います。下手に自由自在などに手を出すと泥沼にはまりますので注意が必要です。あの難易度は自己満足ぐらいしか役に立ちません。

 算数は、「学ぼう算数」で先取りし、「ハイクラステスト」で受験の基礎を固め、中堅未満校の過去問で仕上げれば、なんとかなるのではないでしょうか。高難易度の問題集はいくらでもありますし。ポイントは、問題集をできるだけ早めに卒業(ハイクラステストでは応用編は必要ないかもしれません)し、実際の試験問題を解くということです。

 国語は残念ながらなかなかよいものがありません。もっとも国語を教えるのは難しいというのが定番で、仕方がないことかもしれません。「出口式トレーニングの初級」は中学受験の初歩としてはすばらしいものだと思います。ワンツーマンでじっくり解けば、論理的に解答するという意味が理解できることと思います。あとは普段の会話の中で論理的な質問をして受け答えを練習する感じでしょうか。このあたりがしっかりできていれば、勉強していない(=問題集を解いていない)のに、国語ができるということになるのだと思います。母国語ですから問題集でなくとも勉強はできるはずです。また、国語はワンツーマンでじっくり教えることが大切なので、塾より家庭学習の方が有利とも思います。

 いずれにしても、問題集による基礎固めは6年生のGWぐらいまでに終えて、GW明けからは実際の試験問題にチャレンジすることが重要です。もちろん難易度は基礎中の基礎でなければいけません。また虫食いではなく1回の試験問題を全問解くことがポイントになりますので、過去問を詰め込んだ問題集では意味がありません。

 論理的な理由は説明できませんが、saraの場合は実際の試験問題を繰り返し解くことで、応用力がどんどん身についてきました。インターネットを利用し基礎レベルの過去問を見つけて、どんどんチャレンジすれば、かなりいい感じだと思います。

 試験が終わり、開放感から集中力がきれたような状態でしたが、ようやく生活のリズムが身についてきました。わが家では継続して勉強することが何より大切だと思っていますので、中学はあくまでスタートラインです。入試の最中の待ち時間に書店で購入した中学校の問題集を使って、数学と英語の先取りを中心に、平日1時間、土日は2~3時間程度の勉強をしています。これからが本当の勝負ですので、今までしっかりと身につけた勉強習慣を錆び付かせることがないよう、中学校入学まで上手く子どもをコントロールしていくつもりです。

 合格者説明会では早速春休みの宿題が出されたそうです。驚きました。やる気満々ですね。

 さて、長々と続けてきたこのブログも最終エントリーとなりました。何かの縁でこのブログを訪問された方に、少しでも役立つ情報があればよいのですが。また、来年以降中学受験をされる方、大変ですが子どものためにしっかりとサポートしてあげてください。

 では、皆様によい親子の絆が生まれることをお祈りしつつ終わりとさせていただきます。ありがとうございました。