まったり中学受験

とある地方都市でまったり中学受験にトライします

中学受験

2011年06月07日 | 中学受験


 前の記事に追加を。直接寝不足が原因ではないのですが、寝不足になるほど忙しい日だと何の楽しみもなく1日が終わってしまうということになります。起きて働いて寝るだけです。2、3日ならいいのですが、しばらく続くと何でこんなに仕事ばっかりしているんだろうとか、こんな人生でいいのかなとか、危ない発想が浮かんでくるようになります。結構な喪失感ですのでご注意を。

 さて、中学受験です。それぞれの家庭で事情が異なりますし、なんだかんだ言ったところでどのみち中学受験をするわけですし、明確な結論があるわけもないのですが、ふと考えてしまいます。ただ、結果がどうあれ後悔のないものにしたいというのは、どの家庭でも一緒だと思います。現実にはなかなかうまくいくものではありませんが。

 既に1年半、勉強に取り組んでいますが、今でも中学受験は問題が難しすぎるし、そのための勉強量もとんでもないものだと思います。それは中堅未満校でも変わりません。もちろん今の小学校の勉強で十分だとも思いませんが、大学までの16年の勉強期間を考えたときに、本当に小学生で身につけるべき能力なのかと疑問に感じます。

 損得だけで言うと、努力を重ね難関校に入学できたのであれば、東大とは言いませんが、旧帝大、早慶上智ぐらいには進学してほしいというのが率直な感想です。それ以外大学なら、高校からでも問題なく間に合いますので、ちょっと損をした気分のようになるのでは、と思います。

 高校受験のない状況で濃密な時間を友人たち過ごすなど様々なメリットがあるのでしょうが、体験したことがないので実感できないんですよね。地方に住み小中高大と家から一番近い国公立へ通って、ほどほど勉強しながら、のほほんと過ごしてきた私には、中学受験を大変さと引き替えにしてまで手に入れたいものだとはなかなか思えず・・・。

 今更中学受験をやめるわけでもなく、何の意味もないだとは客観的には分かっているのですが、ふと頭に浮かぶ。これから本番までこんな堂々巡りをすることが多くなると思うと憂鬱です。