まったり中学受験

とある地方都市でまったり中学受験にトライします

子どもの将来を思う

2010年02月23日 | 中学受験
 先日のオープンスクールで生徒さんの積極性に感心したものの、saraにそうなって欲しいかといえば、微妙なところがあります。

 saraには将来私の近くに住んで欲しいです。積極性や好奇心もいいのですが、あまり強すぎて、結果、都市部へ出て行き1年に数回しか会えないというのでは寂しいです。やっぱり家族は近くに住まないと。都市部の方が言うところの田舎もの丸出しですが。結局、ゴールがこれなので、まったりした受験になるんでしょうね。

 ただ、地方で転勤が少なく、安定していて、ある程度収入がある就職先となると、公官庁か地方銀行ぐらいしか思い当たりません。就職は狭き門ですから、少しでも有利になるために地元国立大学を卒業して欲しいとところです。普通に勉強していても地元国立大学へ合格することができるかもしれませんが、できればリスクを減らし、効率よく合格して欲しいと思って、あれこれ考えています。今のところ中学受験というのは一番良い選択肢だと信じています。

 夢も希望もなく思いっきり安定志向ですから、間違っても日本をリードするような大物には成り得ませんが、私が今の生活に割と満足しているので、samiにも同じような生活をして欲しいと単純に思っています。

 もし生まれが都市部だったら、子どもの可能性を広げるため、多くの選択肢を確保するため、少しでも優秀な学校へと思ったのかなぁとも考えますが、地方に住み続けることを前提にすると、あんまり選択肢を広げてもどうかと。

 選択肢を増やしてあげるのも、不要な選択肢を与えないのも、所詮親の嗜好ですからね。我が家に生まれたことを運命と思ってもらうしかないです。

 幸運にも今はネットで何でも手に入りますから、地方だから不便だと感じることはありませんし、samiには、事あるごとに、せっせと都会の怖さと地元のよさ、ついでに地元国立大学のよさもアピールしています。今のところ、この作戦は成功しているようで、samiは地元がとても気に入っていますから、このままの調子でずっと行きたいところです。