今回の記事は、自分の中でもまとまってない記事。
なので適当に読み流してほしいな、と思いつつ。
キラの”戦い方”の面で、そりゃあもう批判が強いわけですが・・・
その”語られ方”に対して違和感を感じる部分のひとつというところで、
キラは誰のために戦っているのか、というベースの部分が意外と整理されてないまま語られがちなところがある気がして。
キラが、殺さないように戦ってる、その相手ってのは、
じゃあ、キラがその相手にどんな感情を抱いているかっていえば、
基本的には敵愾心ですよね。
自分や自分の大切なものを危険にさらし、殺そうとしている相手ですし。
監督が、35話のあたりのツイッターで、
「逆刃刀を持ったわけじゃない」
「「僕は殺したくなんかないのに」からの選んだやり方がこれ」
(※いつもにもましてうろ覚えで引用してます)
って言ってますが、
殺したくないという感情から、キラは殺さないようにしていると。
自分自身の為。
なんていうか、キラと敵対してる側の立場の人間に肩持った人の中に、
それはこちらの救いにはならない、的な立場をとってないかな?と感じるなと思ったことがあるので。
キラにとって、キラがMSの刃を向ける相手は、
言っちゃえば、憎い相手、邪魔な相手であり(アスランや、オーブ離脱時のオーブ兵みたいにそうでない相手もいますが)
基本的には 排除の為、に相手を切ってるわけですよね。
相手の幸せや、救いの為に切っているわけじゃない。
そのあたりの基本的な「敵対関係」が曖昧になっていて、
キラとラクスに、過度の献身や自己卑下を求めるというか、
キラの自罰意識を、そのまま、キラは自分が戦ってる相手(相手がニコルでもハイネでも、名前のないキャラでも)
より「下」だと見做しているはず、相手の方が立派な人間だとキラは思ってる(思うべき)
という意識だと転化してすり替えてる感じをうけることがあるんですよね。
キラは、自分達や自分自身を攻撃してくる相手を、基本的には敵愾心を持って接しているんじゃないかと。
そして、「やめろ、戦う意思のない者を」とか「守るためとはいえもう銃を撃ってしまった僕だから」
という言葉から感じられる価値観としては、
銃を撃った人間を、守るために戦う表彰されるべき立派な人、とは見做していない気がします。
ある意味で、自分と同じ狢だと思ってるんじゃないかと。
そのあたり、キラは「相手の為になるようにすべき」「相手の方が立派なだと見做しているはず」
という思いこみで、キラを叩いてる場合がある気がしますよね。
キラが撃つ相手は、基本的にキラの敵、ないし、キラにとって相容れない者だ、という前提が欠けてる気がします。
殺したくはない、撃たれて失った者は、もう二度と戻らない。
そういう自覚と感情がとても強い。
だけど、撃たないと撃たれる。
その狭間としての、できるだけ殺さないようにする、という妥協的狭間がキラの戦い方で。
戦い方、それ自体にキラの信念や答えがあるわけではないのだろうな、と。
キラのやり方には、中途半端に武装やメインカメラを破壊された状態で戦場におかれれば
「より悲惨や状態」に陥る可能性が高いことは、よく指摘されますが、
逆に、生還できる可能性がでてくるのも事実。
別に、相手の為に戦っているわけではない以上、相手もまた、誰かを殺すつもりで武装して戦場にでてきてる以上、
そのあたりの運の分かれ道まで責任持てない、というのが正直なところかな、と。
殺したくない、という感情からそうする反面、
自らの意思で戦場に誰かを殺すために戦場に出てきている人間、に対して、
ある意味でキラは一番厳しい視線を持っている気がします。
トールを殺したアスランを、直後の激情は除いて責めようとしなかったのも、
自分を殺しかけたシンに対して特に含むところを感じさせないのも、そのあたり弁えてるのではと。
キラの戦い方に、それはこっちの為にならないんだよ、という視点に対して、勘違いすんな、って感想をもったという話です
(案外戦術的にも狙ってるんじゃないかな、と思ったりするんですが。
一度に爆散させれば、周囲の”戦友”の復讐心や士気を否応なくあげるけれど、
身近に破損した僚友機があれば、フォローに回るなり選択の必要が生まれるし、
前線で破損機体(パイロットは無傷)を大量に抱え込むという状況を基本的には想定してないから、
その回収なりフォローなりで母艦も手間なりとられるし戦局における局所的優先順位も変わってくる。
圧倒的少数で、戦場の撹乱を狙うとしては1つのパターンじゃないかなぁとかも・・・。
かなり突発的な想像ですが)
なので適当に読み流してほしいな、と思いつつ。
キラの”戦い方”の面で、そりゃあもう批判が強いわけですが・・・
その”語られ方”に対して違和感を感じる部分のひとつというところで、
キラは誰のために戦っているのか、というベースの部分が意外と整理されてないまま語られがちなところがある気がして。
キラが、殺さないように戦ってる、その相手ってのは、
じゃあ、キラがその相手にどんな感情を抱いているかっていえば、
基本的には敵愾心ですよね。
自分や自分の大切なものを危険にさらし、殺そうとしている相手ですし。
監督が、35話のあたりのツイッターで、
「逆刃刀を持ったわけじゃない」
「「僕は殺したくなんかないのに」からの選んだやり方がこれ」
(※いつもにもましてうろ覚えで引用してます)
って言ってますが、
殺したくないという感情から、キラは殺さないようにしていると。
自分自身の為。
なんていうか、キラと敵対してる側の立場の人間に肩持った人の中に、
それはこちらの救いにはならない、的な立場をとってないかな?と感じるなと思ったことがあるので。
キラにとって、キラがMSの刃を向ける相手は、
言っちゃえば、憎い相手、邪魔な相手であり(アスランや、オーブ離脱時のオーブ兵みたいにそうでない相手もいますが)
基本的には 排除の為、に相手を切ってるわけですよね。
相手の幸せや、救いの為に切っているわけじゃない。
そのあたりの基本的な「敵対関係」が曖昧になっていて、
キラとラクスに、過度の献身や自己卑下を求めるというか、
キラの自罰意識を、そのまま、キラは自分が戦ってる相手(相手がニコルでもハイネでも、名前のないキャラでも)
より「下」だと見做しているはず、相手の方が立派な人間だとキラは思ってる(思うべき)
という意識だと転化してすり替えてる感じをうけることがあるんですよね。
キラは、自分達や自分自身を攻撃してくる相手を、基本的には敵愾心を持って接しているんじゃないかと。
そして、「やめろ、戦う意思のない者を」とか「守るためとはいえもう銃を撃ってしまった僕だから」
という言葉から感じられる価値観としては、
銃を撃った人間を、守るために戦う表彰されるべき立派な人、とは見做していない気がします。
ある意味で、自分と同じ狢だと思ってるんじゃないかと。
そのあたり、キラは「相手の為になるようにすべき」「相手の方が立派なだと見做しているはず」
という思いこみで、キラを叩いてる場合がある気がしますよね。
キラが撃つ相手は、基本的にキラの敵、ないし、キラにとって相容れない者だ、という前提が欠けてる気がします。
殺したくはない、撃たれて失った者は、もう二度と戻らない。
そういう自覚と感情がとても強い。
だけど、撃たないと撃たれる。
その狭間としての、できるだけ殺さないようにする、という妥協的狭間がキラの戦い方で。
戦い方、それ自体にキラの信念や答えがあるわけではないのだろうな、と。
キラのやり方には、中途半端に武装やメインカメラを破壊された状態で戦場におかれれば
「より悲惨や状態」に陥る可能性が高いことは、よく指摘されますが、
逆に、生還できる可能性がでてくるのも事実。
別に、相手の為に戦っているわけではない以上、相手もまた、誰かを殺すつもりで武装して戦場にでてきてる以上、
そのあたりの運の分かれ道まで責任持てない、というのが正直なところかな、と。
殺したくない、という感情からそうする反面、
自らの意思で戦場に誰かを殺すために戦場に出てきている人間、に対して、
ある意味でキラは一番厳しい視線を持っている気がします。
トールを殺したアスランを、直後の激情は除いて責めようとしなかったのも、
自分を殺しかけたシンに対して特に含むところを感じさせないのも、そのあたり弁えてるのではと。
キラの戦い方に、それはこっちの為にならないんだよ、という視点に対して、勘違いすんな、って感想をもったという話です
(案外戦術的にも狙ってるんじゃないかな、と思ったりするんですが。
一度に爆散させれば、周囲の”戦友”の復讐心や士気を否応なくあげるけれど、
身近に破損した僚友機があれば、フォローに回るなり選択の必要が生まれるし、
前線で破損機体(パイロットは無傷)を大量に抱え込むという状況を基本的には想定してないから、
その回収なりフォローなりで母艦も手間なりとられるし戦局における局所的優先順位も変わってくる。
圧倒的少数で、戦場の撹乱を狙うとしては1つのパターンじゃないかなぁとかも・・・。
かなり突発的な想像ですが)