萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚151

2014-07-13 07:57:00 | 雑談寓話
昨日、ダムの放水に行き当たりました、



雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚151

12月クリスマスも過ぎて年末近い完徹残業明け@土曜の朝
帰宅して風呂入って落着いたら午前9時近くだった、

あーせっかくの土曜だけど寝る@自宅だな?笑

なんて思いながら文庫本とベッド転がって、
何げなく見た携帯が着信ランプ点いてるから開いたらメールが入ってた。

From:御曹司クン
本文:昨夜ずっと目の前で見てたらやっぱダメだった、俺やっぱり諦められない大好きだ、
   いま無茶苦茶眠いのに目が冴えて寝られない、新幹線いま静かで寝られる環境なのに。
   なんか仕事してるおまえの顔とかずっとちらついて寝らんない、今すごい逢いたくてダメだ、
   <以下略>
   
で、寝て起きたら案の定だけどメール+着信履歴が入ってた。
着歴は2度、留守電は無いけれどメール2通に台詞は解かる気がした。

Re2:いま帰りの新幹線、仕事ちゃんとやったから電話していい?降りたら電話するかも。

Re3:電話したけど出なかった(顔文字泣顔)寝てる?
   それとも長文メールで退かれてる?

長いメール送っちゃった、その返事を聴きたいんだろな?
ソンナ感じのメールと着信2件を眺めながら正直なトコ眠かった、
だけど時間は正午を過ぎていて、とりあえず起きてコーヒー淹れて飲んでたら電話が来たから出た、

「おー…やっと出てくれた、生きてる?」

イキナリそれなんだ?
こんなイキナリ可笑しくて笑った、

「生きてるけど?笑」
「あーもう心配したんだからな、いろいろとさー、拗」

拗ねてるみたいな声が言ってくる、
その後ろで靴音が聴こえるから訊いてみた、

「まだ歩いてんだ?家帰ってからかけりゃいいのに、笑」
「早く声聴きたかったんだよ、拗」

即答してくれるトーンやっぱり拗ねて、でもどっか甘えている。
それがどういう発想か解かる気がして、だから正直に笑った、

「まだ眠いから寝るね、気をつけて帰りな?笑」

眠いしもう切るよ?
そう言外に伝えて切ろうとしたけど御曹司クンは言った、

「なあ、今夜とか電話ダメ?」
「ダメ、おまえこそ風呂入ってシッカリ寝な?じゃ、笑」

こいつ殆ど寝ていないだろう?
そういうの解かるからとりあえず笑って切って、だけどすぐ鳴った着信番号は御曹司クンだった。

ズイブン構って貰いたがりだな?笑

なんて思いながら出るのどうしよっかなって考えた、
フツーに友達同士なら出てる、でも今朝の長文メール考えると安易に出ちゃいけないと思った。

“でも俺もうおまえしか好きになれないかもしれない”

あんなことメールで言われて何度も電話くれて、
だから電話を受けたら御曹司クンの気持ちも受容れたことになりそうで、だから出なかった。

きっと今日は「圏外」になった方が良いな?

そんなこと考えて着替えて携帯電話の着信音OFFにして、とりあえず食糧&本屋を探しに外へ出た。



とりあえずココで一旦切ります、続きあるけど反応次第でラストで、笑
第77話「結氷9」校了しています、Aesculapius「Saturnus21」読み直したら校了です、短篇は加筆まだします。
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眠いけど取り急ぎ、笑



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