雑談寓話:或るフィクション&ノンフィクション@御曹司譚227
「ほんと新しいのとか最悪ですよねーもお出張ズットとかサイテー、嗤い」
なんて城戸さん(仮名)に言われた3月ある晩、イキナリ飲むことになった。
城戸さんとサシ呑みは初めてだな?ソンナこと思いながらダイニングバー1杯目、いきなり訊かれた。
「御曹司サンからどんなふうに聴いてます?」
本題いきなりなんだ?笑
イキナリ訊きたくなるくらい気になって仕方ないんだろう、
それも仕方ない事情に笑った、
「やらかしたって言ってましたよ?完全な合意があったかは解んないけどヤって良い雰囲気だったからシたら逃げられたって、笑」
とりあえず聴いたまま言ってるよ?
って笑ったら野球少年系な貌は凹み笑った、
「それで事実全部です凹笑、ホント彼はあなたのこと信頼してるんだ?」
「どうなんでしょう?笑」
笑って答えたグラス越しサワヤカ笑顔もビール啜りこんで、それから口開いた。
「あなたのこと大好きだって言われたんですよね、それで僕もあのひとイイよねって言ったんです。そのイイって意味が違う方向だったんですかね?」
違う方向ってなんだよ?笑
ってツッコみたくなって言ってみた、
「違う方向って?笑」
「あ、解かってる癖に訊いてますよね?相変わらずSだなー、」
なんてさっきと同じようなコト言われて笑った、
「ふうん、Sられたくって誘ったカンジですか?笑」
「あははっ、確かにそうかもなー話聴いてもらってイジラレ倒したら楽かもしれない、でも噂とかは怖いし、」
ビール啜りながら言ってくれる言葉は、現実なんだなって思った。
噂とか怖いから誰に話せるわけじゃない、だけど独り抱え込むのはシンドイ、そういう重荷でしかない。
こんな重荷おっかぶせちゃったコト本人は理解しているんだろうか?そんなこと考えながら言ってみた、
「御曹司サンとホモダチみたいに言われたら怖いってこと?笑」
「そりゃ怖いですよ、評判とか怖い職業だし。だいたい俺は男に興味なんかないですもん、」
ハッキリ言ってくる言葉に今日の意図が解かるなって思った、
きっと「興味ない宣言」したかったんだろう?その理由に笑いかけた、
「男に興味ないってコト宣言しときたかったんだ?だから自分を呑みに誘ったんだろ、証人にしたくって、笑」
もし噂になってしまっても「あいつゲイじゃないし」って言ってほしいんだろな?
そんな意図に城戸さんは困ったよう笑った、
「正直にそうです、御曹司サンなりふり構わずになったら怖いし、彼がいちばん信頼してそうな人を味方にしたら有利だなって、」
ほらコイツやっぱり賢い。
こういう器用なヤツだから御曹司クンにもイイ貌してたんだろう、
やっぱり御曹司クン=某跡取りであることは怖いから心象悪くしたいなんて想わない、それが普通だ、
そんな御曹司クンの立場やら周りの思惑を想うと改めて、彼の孤独が哀しいなって思った、
読切短篇「君、郁る―桂花月香」UPしました、金木犀まつわる恋愛小説です。
Aesculapius「Chiron智者の杜24」加筆校正まだします、雅樹@検案2より。
Aesculapius「Chiron23」+Favonius「少年時譚44」校了しました。
第78話「灯僥14」読み直したら校了です、周太と伊達@待機寮の周太の部屋にて。
眠いので短いですけどバナー押して頂いたのでUPします、感謝にて、
この雑談or小説ほか面白かったらバナーorコメントお願いします、続けるかのバロメーターにもしてるので、笑
取り急ぎ、
智
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「ほんと新しいのとか最悪ですよねーもお出張ズットとかサイテー、嗤い」
なんて城戸さん(仮名)に言われた3月ある晩、イキナリ飲むことになった。
城戸さんとサシ呑みは初めてだな?ソンナこと思いながらダイニングバー1杯目、いきなり訊かれた。
「御曹司サンからどんなふうに聴いてます?」
本題いきなりなんだ?笑
イキナリ訊きたくなるくらい気になって仕方ないんだろう、
それも仕方ない事情に笑った、
「やらかしたって言ってましたよ?完全な合意があったかは解んないけどヤって良い雰囲気だったからシたら逃げられたって、笑」
とりあえず聴いたまま言ってるよ?
って笑ったら野球少年系な貌は凹み笑った、
「それで事実全部です凹笑、ホント彼はあなたのこと信頼してるんだ?」
「どうなんでしょう?笑」
笑って答えたグラス越しサワヤカ笑顔もビール啜りこんで、それから口開いた。
「あなたのこと大好きだって言われたんですよね、それで僕もあのひとイイよねって言ったんです。そのイイって意味が違う方向だったんですかね?」
違う方向ってなんだよ?笑
ってツッコみたくなって言ってみた、
「違う方向って?笑」
「あ、解かってる癖に訊いてますよね?相変わらずSだなー、」
なんてさっきと同じようなコト言われて笑った、
「ふうん、Sられたくって誘ったカンジですか?笑」
「あははっ、確かにそうかもなー話聴いてもらってイジラレ倒したら楽かもしれない、でも噂とかは怖いし、」
ビール啜りながら言ってくれる言葉は、現実なんだなって思った。
噂とか怖いから誰に話せるわけじゃない、だけど独り抱え込むのはシンドイ、そういう重荷でしかない。
こんな重荷おっかぶせちゃったコト本人は理解しているんだろうか?そんなこと考えながら言ってみた、
「御曹司サンとホモダチみたいに言われたら怖いってこと?笑」
「そりゃ怖いですよ、評判とか怖い職業だし。だいたい俺は男に興味なんかないですもん、」
ハッキリ言ってくる言葉に今日の意図が解かるなって思った、
きっと「興味ない宣言」したかったんだろう?その理由に笑いかけた、
「男に興味ないってコト宣言しときたかったんだ?だから自分を呑みに誘ったんだろ、証人にしたくって、笑」
もし噂になってしまっても「あいつゲイじゃないし」って言ってほしいんだろな?
そんな意図に城戸さんは困ったよう笑った、
「正直にそうです、御曹司サンなりふり構わずになったら怖いし、彼がいちばん信頼してそうな人を味方にしたら有利だなって、」
ほらコイツやっぱり賢い。
こういう器用なヤツだから御曹司クンにもイイ貌してたんだろう、
やっぱり御曹司クン=某跡取りであることは怖いから心象悪くしたいなんて想わない、それが普通だ、
そんな御曹司クンの立場やら周りの思惑を想うと改めて、彼の孤独が哀しいなって思った、
読切短篇「君、郁る―桂花月香」UPしました、金木犀まつわる恋愛小説です。
Aesculapius「Chiron智者の杜24」加筆校正まだします、雅樹@検案2より。
Aesculapius「Chiron23」+Favonius「少年時譚44」校了しました。
第78話「灯僥14」読み直したら校了です、周太と伊達@待機寮の周太の部屋にて。
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