萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

雑談寓話:或るフィクション&ノンフィクション@御曹司譚280

2014-11-27 00:50:00 | 雑談寓話
御曹司クン@6月の金曜夜ダイニングの個室

「誰だっていいワケじゃねえもん、でも男同士で相手してくれるヤツなんて少ないからさーいたら縋るしかねえじゃんか、拗笑」

なんて言われて哀しい発想だなって想った、
だって「縋る」とか言ってるアタリ対等な関係になんかなり得ない、

こんなんじゃ破綻して当り前だな?

とか納得しながら酒ただ呑んで、
なんかお腹空いたな思って品書きを眺めてたら訊いてきた、

「なあ、なんで黙ってんの?」
「腹空いてるから?笑」

そんなこと訊いてるんじゃないのは解ってる、でも笑った回答に御曹司クンは拗ねた、

「なんだよもー俺の人生相談より飯かよ、拗」
「好きなモン好きなだけ頼んで良いって言ったのはオマエだろ?笑」
「う、それは言ったけどさーでもセッカク久しぶりに会えてるのにその態度ひどくね?」
「久しぶりに会っての話題がソンナンじゃねえ、食うモン食わないとモトがとれないだろ?笑」
「あーーもうホント相変わらず弩Sだよなあもうっ、拗」

なんて会話しながらも追加オーダーして、
ソレで来たモノに御曹司クンが笑いだした、

「ちょ、モツ煮と漬物に白飯って渋いなーーおまえホント腹減ってんだ?」
「そう言ったじゃん?笑」
「言ったけどチョイス渋すぎるだろ、おまえがモツ煮とかって意外すぎ、」
「大学の近くに安くて美味しいのがあったんだよ、スーパーの惣菜だけど、笑」
「へえ、想い出の味ってやつなんだ?」

ってカンジの他愛ない話をしながら懐かしかった、最初の頃はコンナ感じの空気だったから、


眠いので短めですけどUPしました、
Favonius「少年時譚67」+第80話「端月2」校了です、Aesculapius「Dryad3」加筆まだします、
小説・写真ほか面白かったらバナーorコメントお願いします、続き書こうって励みになるので、笑

取り急ぎ、



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