萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

雑談寓話:或るフィクション&ノンフィクション@御曹司譚228

2014-10-03 13:30:03 | 雑談寓話
雑談寓話:或るフィクション&ノンフィクション@御曹司譚228

御曹司クンにロックオンされて→脱出した城戸さん(仮名)と呑んだ3月ある晩、

「評判とか怖い職業だし、だいたい俺は男に興味なんかないですもん、」

なんて城戸さん発言は=「興味ない宣言」だった、で、意図があるから訊いてみた、

「男に興味ないってコト宣言しときたかったんだ?だから自分を呑みに誘ったんだろ、証人にしたくって、笑」
「正直にそうです、御曹司サンなりふり構わずになったら怖いし、彼がいちばん信頼してそうな人を味方にしたら有利だなって、」

なんて笑った城戸さんはやっぱり賢い、

こういう器用なヤツだから御曹司クンにもイイ貌して、だから惚れられちゃったんだろう?
そのイイ貌の理由が透けて見えるから嫌だなって思った、でも仕方ないとも追う。

御曹司クン=某跡取り=ご機嫌とっときたい

そういう図式はぶっちゃければ普通だ、
ソレが現実だしソレで社会は上手く回ってトコもある、でもソンナ皺寄せは誰に行くんだ?

なんてコト考えながらも城戸さんと呑んで帰り際、言ってみた、

「さっき味方にするとかナントカ言ってたけどさ、グレーゾーンって言葉は知ってます?笑」

意味ちゃんと解かるかな?
そんな質問にいわゆるclever=ズルイ賢さもある男は笑った、

「やっぱり一筋縄じゃいかないね、そういうとこ好きだけどさ、」
「そういうヤツのが多いでしょ、この業種だと、笑」
「ですね、でなきゃ仕事にならない、」

なんて笑って言った城戸さんも一筋縄じゃ無いトコある、
で、そんな同業人は言った、

「そうやって考えると御曹司サンってどうなんだろなって思いますよ?仕事の頭は悪くないけど精神的にね、俺は上司にしたくないな、」

これは城戸さんの本音なんだろう?
同業だから長所も弱点も見えやすい、で、自分も正直なトコ笑った、

「あいつが上司とか自分もゴメンだけどさ、でも友達なら悪くないよ?笑」

友達と上司に求める資質は別モンだ、
それにいないヤツをアレコレ言うのも趣味じゃない、だから正直がっかりした、

好きになるんなら相手ちゃんと見ろよな御曹司クンもさ?

つながる?・・ブログトーナメント


Aesculapius「Chiron智者の杜25」草稿UPしました、
Favonius「少年時譚45」加筆もう少し+第78話「灯僥act.15」読み直したら校了です。
加筆しながら一昨日の短篇につかった漢詩コラム載せようかなと思っています。

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取り急ぎ、



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