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ともちゃんのつぶやき

ツイッターが普及するずっと前から「つぶやき」続けてます

天然クーラー 河内風穴に潜入!

2013年09月09日 | 
滋賀県草津市多賀町にある河内風穴が、以前から気になっていました。ぽっかり時間が
空いたので、出かけてみることにしました。

バスなどの交通機関はなく、山の中の集落の細ーい道を車で走らなければなりません。
特に、最後のS字カーブは強烈で、観光バスは絶対来られないでしょう。







昔から観光地だったようで、古い土産物店の建物がありました。







入口に近づくだけで、冷たい風が噴き出しているのが分かります。とても狭く、かがんで
入らなければなりません。







入ってすぐ、中が広くなっていて驚かされます。あの狭い入口からは想像できないくらい。
宮殿の大広間みたい。






大広間の真ん中には、象徴的なピラミッドのような大岩がそびえています。







奥にも空間が続いています。探検心をくすぐられるなあ。







上にも空間があります。この風穴、ハイヒールやパンプスで歩きまわるのは難しいかも。






風穴からの水がすぐそばの川に流れ出して水温を下げ、温度差で川霧が出ています。

あまり期待していなかっただけに、予想外の規模の大きさと涼しさに「来てよかったー」と
大満足のMr.Dashとともちゃんでした。


[データ]
駐車料金: 400円(2時間)
入場料: 大人500円

2013年9月7日 やっと実施された登山教室だったのに・・・雨の己高山

2013年09月09日 | 
8月21日は大雨洪水警報、8月31日は台風接近で、延び延びになっていた登山教室。
今日は警報も台風もないけれど、やはり雨なのでした。普通の雨だと決行なのです。
最近、週末の天気がツイてないなあ。








レインウェアを着て登り始めましたが、すぐに暑くなりました。小雨だったので、
「雨で濡れるのも、汗で濡れるのも同じ」と、上着を脱いで歩く人も。
ともちゃんも暑いのが苦手なので、上着を脱いで歩きました。







六地蔵で記念写真。今日の参加者はちょうど6人だったので、阿弥陀様をはさんで
同じような並びで撮れました。






馬止め岩のあたり。ブナやミズナラがきれいな林です。






クヌギの未成熟のドングリ。






すぐ上の牛止め岩展望台で昼食。午前より午後の降水量が低かったので、昼からは
止んでくると思っていたのに、雨足は強くなるばかり。





これ以上進むのは断念し、引き返すことにしました。次に企画する時こそ、山頂を踏みたい
ものです。









2013年8月24日 大雨警報で登山教室は延期 替わりに・・・

2013年09月09日 | 
8月度の登山教室は、朝に大雨洪水警報が発令されて中止となりました。しかし個人情報の
保護ということで受講生の連絡先を知らされておらず、また、事務所も開いていない時間と
いうことで、中止連絡ができません。集合場所に現れる人に直接知らせなければ、と、
とりあえず木ノ本駅に向かいました。

現れたのはM原さん、O屋さん、O本さんの3人。中止の理由を話して、せっかく遠くまで
来たから、周辺の観光をしましょうということに。もちろん、これは登山教室とは関係ない、
プライベートな活動です。








まずは長浜の黒壁スクエアへ。古い街並みをぶらぶら歩きました。大雨警報が出た割には、
まったく雨が降りません。






長浜名物の親玉饅頭を買って、歩きながら食べました。






観光案内所もいい雰囲気です。ゴーヤを上手に仕立てています。






オルゴール専門店では、手回しオルゴールの実演を見ることができました。






長浜市曳山博物館で、ふざけた写真も撮りました。似合う?






お腹がすいたので、名物を食べようということに。






焼き鯖寿司。脂の乗りが控えめで、焼き加減が絶妙で、土産物店に売っている焼き鯖寿司とは
違う味わいがありました。






焼き鯖そうめんも名物です。そうめんといっても、甘辛く煮た鯖の煮汁がしみこんだにゅうめんでした。






次は関ヶ原鍾乳洞を訪れてみました。正式名称は「岩倉山の鍾乳洞」だそうです。








今まで訪れたことのある鍾乳洞と比べて、水気の少ない感じ。






中を流れる川では、イワナを育てていました。とは言っても、隣の食堂で出しているわけではないらしい。



じゅうぶん涼んだところで、解散となりました。登山教室は来週に延期となりました。またよろしくお願いします。












北アルプス表銀座で出会った植物たち

2013年08月29日 | 
写真と記憶をたよりに図鑑で調べたものです。間違いに気付いた方はお知らせください。






クロイチゴ。





タケシマランの実。







ウサギギク。






クロトウヒレンのつぼみ。







クロトウヒレンの花。







ネバリノギラン。








ミヤマクワガタ。







シナノキンバイ。







コマクサ。







クルマユリ。







コバノイチヤクソウ。







ミヤマアキノキリンソウ。








タカネシュロソウ。色の濃いものと薄いものがある。







ハクサンフウロ。







ミヤマヤナギと、綿毛につつまれた種。







タカネナデシコ。






ヤマハハコ。







ミヤマシシウド。







マルバダケブキ。







トリアシショウマ。







チングルマの花。






チングルマの実。






コバイケイソウ。





コウメバチソウ。






ニッコウキスゲ。







ミヤマリンドウ。






トウヤクリンドウ。







キバナシャクナゲ。






ミヤマコゴメグサ。






オンタデ。






ヨツバシオガマ。






アオノツガザクラ。






ウスユキソウ。






ヤマハハコ。






イワギキョウ。






クロユリ。






オオレイジンソウ。






ヤマアジサイ。





ヤナギラン。






ツルアジサイ。






シモツケソウ。






ヤブレガサ。





ニガイチゴ。






ヤマブドウ。



2013年8月10日~14日 北アルプス表銀座の大縦走(4)

2013年08月29日 | 
池で朝の「逆さ槍」を見てから、鏡平小屋を出発しました。どんどん標高を下げていくにつれ、
気温もぐんぐん上がっていきます。さらば快適なアルプスの空気よ・・・。






秩父沢。橋を渡るときだけ涼しかった。







登山道は終わり、ここから広い林道になります。誰かの登山靴が置き忘れてありました。
ここでサンダルか何かに履き替えて、うっかり忘れちゃったのかな。







わさび平小屋に到着。イエティは昨夜ここのテント場で泊まったそうです。もちろん、先に
出発していました。






思わず食べたくなる演出。スイカ丸ごと食べたい・・・。






林道のゲートに着きました。はあ、舗装道歩きは疲れる。






観光案内所で割引券をもらい、中崎山荘の日帰り温泉に入りました。3日間汗をかきまくった後なので、
気分は極楽でした。大人800円が700円になりました。もっと安い値段で温泉に入るなら、林道を出て
すぐ右側にある新穂高温泉ニューホタカが500円です。






風呂上がり。昼食が出てくるまで生ビールで乾杯!車じゃないのでこういうことができる。






高山ラーメン。おいしゅうございました。






バスで新穂高温泉から高山バスセンターへ。京都・大阪行きの長距離バスが満員だったので、次のバスまで
高山観光をして時間をつぶしました。強烈に暑かったので、歩く気になれず、市内循環バスに乗りました。
1回100円で乗れるのがいいですね。1日乗り放題パスは600円だそうです。「飛騨高山まちの博物館」は
入場無料。冷房がきいていなかったけど、面白い展示物がたくさんありました。






往路の失敗を繰り返すまいと、高松駅で弁当を買ってから長距離バスに乗り込みました。
飛騨牛しぐれ寿司。牛肉のたたきにわさびを乗せ、しょうゆでいただきます。まいう

京都駅で下車し、奈良の自宅に帰りついたら深夜近くになってました。やれやれ、遠かった。

体重を計ると、むくみのせいで4kgも増えてました。病院でもらってある利尿剤を飲んで、3日で元に戻しました。
ほんと、高所登山に向いてない体質です。



2013年8月10日~14日 北アルプス表銀座の大縦走(3)

2013年08月28日 | 


13日朝。イエティが殺生ヒュッテのテント場から登ってきて、7人揃ったところで記念写真。
ここでT中さんとはお別れです。我々は鏡平小屋を目指し、T中さんは上高地に下山します。






西鎌尾根のザレた岩場を下るのは、疲れた脚にはつらいもの。買ったばかりのストックを出してみると、
意外と楽に歩けました。






樅沢岳(もみさわだけ)に着いたかと思うと・・・。






20mほど進むと、また樅沢岳の標識が。どっちが本当の山頂でしょう?






双六小屋で休憩。昼食をとることにしました。ここは水が豊富なのか、無料で水をいただくことができました。






槍ヶ岳山荘のお弁当は巨大な中華ちまき。もち米なので腹もちがよく、登山にもってこいの弁当です。






鏡平山荘に近づくと、雪渓が現れました。大喜びで上を歩きます。「涼し~い!天国や~!!」






弓折岳分岐で休憩。誰も弓折岳に寄って行こうとは言い出しません。鏡平小屋は幕営禁止なので、
イエティはさらに下山してわさび平小屋に行かなければいけないのも理由の一つでしたが。
Mr.Dashの背中の汗がすごい。他のみんなも汗だくでしたけど。






鏡平小屋に到着してすぐ、名物のかき氷を食べました。電線も通っていない山小屋でこんなものが
いただけるなんて、贅沢極まりないことです。かき氷を平らげた後は、生ビールで乾杯。
これでもかと冷たいものをお腹に放り込んで、熱せられた身体を冷やします。






夕食。揚げ物がうまい。いつもなら、下山してから野菜や生もの(寿司など)、中華料理やイタリアンが
無性に食べたくなるのですが。今回の山行では野菜や豆腐、揚げ物など様々なものが食べられたので、
特に食べたくなるものはありませんでした。山小屋の方々の工夫のおかげですね。






小屋のそばの池には槍ヶ岳がさかさまに移ります。Y井氏はひざまづいて祈りを捧げます。ウソです。
低い位置で写真を撮っています。





これはY井氏が撮ったもの。風がなく、池の表面が鏡のように静かだったので、槍ヶ岳がきれいに
映り込んでいます。なかなか雲が晴れなかったのが残念。

鏡平小屋では個室をもらいました。夜は静かで、山に入ってから始めて熟睡できました。











2013年8月10日~14日 北アルプス表銀座の大縦走(2)

2013年08月28日 | 


大天荘前で日の出を待つ人々。今日も暑くなりそうだー。






朝食。今日は東鎌尾根を歩きます。しっかり腹ごしらえしておかなければ。










東鎌尾根にはお花畑が多く、それぞれ違う花が優勢なのが面白いですね。






途中、西岳に寄り道しました。もう顔がパンパン。高度障害でむくみはじめています。






イエティの頭に槍が生えた~。






ハシゴの連続。炎天下ではこたえます。






大天荘の弁当の写真、半分食べてから思い出して撮りました。あ、ハエが!






槍ヶ岳が近づいてきました。






真下から見上げる槍ヶ岳はとがってないのです。






槍ヶ岳山荘周辺のテント場は満席とのことで、イエティは殺生ヒュッテに下りて行きました。
しばらくして、新穂高温泉から登ってきたT中さんと合流。高所恐怖症のT中さんと一緒に、
槍の穂先を目指します。






大渋滞が起きてます。まったく進めません。夕食に間に合うかなあ。








ようやく登頂!「影槍」も出現してました。面白いくらいとがった影です。結局、15:30ごろに登り始めて、
下りてきたのは18:00ごろでした。小学生の女の子を、お父さんが指導して登らせていたので、後ろが
詰まってしまったのだけれど、彼女の勇気に敬意を表して、渋滞は大目に見ましょう。








夕食にも間に合ったことだし。かんぱーい。

寝床は、7人用のところを6人で使えたので、比較的快適でした。ブレスサーモのシュラフタイプの
布団がちょっと暑かったけど。







































2013年8月10日~14日 北アルプス表銀座の大縦走(1)

2013年08月28日 | 
「ここのところ毎年夏はバリエーションルートばかり行っていたけど、今年はノーマルルートにするぞ!
山岳部の他のメンバーも参加できるように!」とMr.Dashがセレクトしたルートは燕岳~大天井岳
~槍ヶ岳、4泊5日のロングルートでした。他のメンバーには、こんなに期間が長くてお金がかかる
計画には乗ってこないとおもうけどなあ。







案の定、参加を表明したのはいつもの山仲間Y沢氏とY井氏、イエティ、O田さんだけ。O田さんを除けば、
いつものバリエーションルートのメンバーやんか。今回は入口と出口が違うので、電車とバスでアプローチ
します。Mr.Dashとともちゃんは京都駅0(ゼロ)番ホームから、しなの9号に乗りました。







隣の座席から視線を感じて顔を向けると、ブルちゃんがこっちを見ていました。おとなしくていい子だね。






昼食は車内でお弁当を買えばいいやと思っていたのに、車内販売はありませんでした。仕方なく、
松本駅で途中下車して駅前のそば屋さんへ。鴨せいろ蕎麦がおいしかった。





JR大糸線で穂高駅へ。そこからはシャトルバス(1700円)で有明荘に到着。大部屋での雑魚寝を
覚悟していたのに、10畳以上はある部屋を6人で使わせてもらえることになりました。寝返りを3回転半
しても隣の布団にぶつからない!ラッキー!








広い温泉と豪華な夕食。これからのロングルートに備えて英気を養うには十分です。






朝食。英気を養いたかったのに、隣の大部屋の若者たちが夜更け過ぎまで騒いでいて眠れませんでした。
彼らは5時ごろ起きて出発していきました。元気だなあ。






登山口はこのにぎわい。少し前に登山誌で「登山人口減少」と言われていたのがウソみたい。








森林限界までは暑さとの戦いです。合戦小屋では初めてスイカを食べました。一切れ800円と高価なので、
イェティと半分こ。おいしかったー!






燕山荘が見えるころ、ヘリコプターが飛んできて、誰かを引き上げて去っていきました。






燕山荘で昼食。なんと、生パスタなどというオシャレなメニューがありました。






午後になって、ガスが出てきました。小屋の前にザックを置いて、燕岳を目指します。






イルカ岩にごあいさつ。後ろに槍ヶ岳が見えます。






メガネ岩。登るのは禁止になっていました。風化しやすい岩質だから仕方ないね。






燕岳山頂。アゴから汗がしたたって、腰につけているカメラに落ちるので、手ぬぐいを頬っかむりして防いでいます。
山ガールとはほど遠いファッションだけど、そんなこと言ってられないほど暑いのです。





この岩、神社の軒飾りのゾウに似てない?






あまりの暑さにバテそうになって、Y井氏は「今日は燕山荘に泊まりたい」と思ったらしいけど、稜線の風に当たって
いたら、先に進めそうな気になってきました。ガスは燕岳の稜線を超えず、西に進むとまた炎天下。






標高が上がり、息が苦しくなってきました。ふと自分のカメラの機能を思い出して、気を紛らわせようと、ジオラマモードで
撮ってみました。けっこうカワイイ。他のメンバーは高所に強いのか、平気な顔をして歩いています。うう、悔しい。








大天荘に着きました。ザックを置いて、大天井岳山頂に登ります。誘惑に負けて缶ビールを半分ほど飲んだら、バランス
を崩した時に立て直せず、尻もちをついてしまいました。やはりこの高所ではアルコールがよく回るんやわ。気をつけなければ。






イエティは小屋には泊まらず、ずっとテント泊の予定。もちろん自炊です。





缶ビール飲んだけど、やっぱり生ビールも飲みたーい。至福の一杯。






大天荘の夕食。こんな不便な場所で、生野菜や豆腐が食べられるなんてありがたいことです。






部屋は屋根裏のような場所でした。天井が低いので、頭をぶつける人が多かったのか、夜中にも時々「ゴンッ!」と
いう音がして起こされました。昨晩に続き、今夜も熟睡できない・・・。























2013年8月8日 大台ケ原でしばしの避暑&女子会?!

2013年08月19日 | 
登山入門者向けの教室を企画してみたものの、申し込み人数が少なすぎて実現できませんでした。
でも、日帰り登山教室のN川さんとM原さんが、入門者でもないのに、「行きたい!」とリクエスト
してくださったので、赤字にならない程度で個人ガイドしてみることにしました。

先月はMr.Dashの伯父さんが急逝され、教室をドタキャンしなければなりませんでしたが、今月は
なんとか行けそうです。行き先は奈良県の世界遺産・大台ケ原。大和上市駅で待ち合わせ、奈良交通
の季節限定バスで向かいました。平日にもかかわらず満席でした。








シロヤシオの葉が赤くなりかけてました。季節の移り変わりが早いなあ。








牛石ヶ原で、若いシカがお出迎え。我々をこわがるふうでもなく、じっと見つめたあと、優雅に
ぴょんぴょんと跳び去って行きました。








今回の最少催行人数は3人でした。参加したN川さんとM原さんは姉妹、そして初参加のS水さんは
N川さんの義理の妹、つまりM原さんの義理の姉。本日は家族会になってしまいました。仲がいい
親族のようで、なによりです。








大蛇グラに着きました。さすがに平日だと誰もおらず、景色をひとり占めできます。








大台ケ原には、ブナの他にも、ヒメシャラの大木がたくさんあります。ヒメシャラの樹皮は冷たくて
気持ちいいので、ついほおずりしたくなります。







久しぶりに山を歩いたN川さんの土ふまずが攣ったので、シオカラ谷の河原で応急処置。スプレーで
冷却した後、マッサージをすると治ったようです。








心配していた帰りのバスにも余裕で間に合い、お土産を買う時間までできました。家族会ハイキングを
楽しんでいただけたでしょうか?

バスで大和上市駅に向かう途中、ちょうど杉の湯のバス停に通りがかった時、乗客の携帯電話が一斉に
音をたてました。画面を見ると、緊急地震速報でした。「奈良を震源とする、震度7以上の地震が
起こる恐れ」とかで、まさに震源にいる私たちは固唾をのみました。今ここで大地震が起こったら、
すぐそばにある土砂崩れ現場はひとたまりもないでしょう。

しかし地震は起こらず、電車も遅れることなく、無事に家に着いたのでした。よかったよかった。
それにしても下界は暑いなあ。夏の間、大台ケ原に住みたいと切実に思います。


2013年8月4日 伯母峰稜線をのんびり歩くつもりが・・・。スズメバチの襲撃!!

2013年08月18日 | 
今日は山岳部の例会。幹事は奈良支部です。ともちゃんのリクエストで大普賢岳から伯母峰にのびる七窪尾根を
歩くことになりました。ガイドブックにもエアリアマップにも詳しく紹介されていないルートですが、うわさでは
ブナやヒメシャラがきれいな「癒しの尾根」だとか。

乗用車2台で行き、一台を和佐又口バス停付近に、もう一台を伯母峰休憩所に置きました。








和佐又口バス停向かいにある登山口から登ります。いきなりの急登に息が上がります。昨年の5月にここから
登り、和佐又山に向かった時にはヒルがたくさんいたけど、今回は見かけませんでした。ひとまず安心。








稜線に近づくにつれ、ヒメシャラのきれいな自然林になってきます。








変わった形の木がありました。








あずま屋に到着。展望良好なこの場所で休憩しようとしていたら、黄色い虫が3、4匹、手すりにとまって
いるのが見えました。これってアブ?それともハチ?と見極めようとしていると・・・。

「わっ!」という声が聞こえ、見るとMr.Dashが頭を抱えてうずくまっていました。そして「逃げろ!」という叫びに、
全員が散り散りになってその場を逃れました。そのあずま屋にはキイロスズメバチの巣があったのです。








これが、のぶちゃんがせいいっぱいの望遠で撮ったスズメバチ群。この下あたりに巣があったらしいです。







皮肉にも、久しぶりに例会に参加したK本さんも、手首とひざの裏を刺されてしまいました。Mr.Dashは
こめかみを刺され、ひどく痛む様子。早速ポイズンリムーバーで何度も吸い出しました。最初は血が出ていた
のに、4、5度目には透明の液体が出るようになりました。吸い出した後、ともちゃんが2009年にスズメバチに
刺されたとき
に病院でもらった抗ヒスタミンの塗り薬と飲み薬を与えました。

まずは散り散りになったメンバーを集め、これからどうするかを決めました。元来た道を戻るか、別のルートを
行くか、予定通りに歩くか。戻るには傾斜が急で、もし刺されたメンバーがアナフィラキシーショックで急変
したときに運びにくいし、別のルートは下調べしていないので、あえて進む理由がありません。結局、アップ
ダウンが少なく、何かあってもどうにか対処できそうな、予定通りのコースを進むことにしました。







少し広くなったところで昼食しました。痛くてもお腹は空くものです。








尾根の左半分は植林、右半分は自然林という尾根です。








ヒメシャラの木肌は冷たくて気持ちいいので、つい抱きついてしまいます。








もう少しで伯母峰休憩所というところで雨が降り出しました。長~い階段を下ります。








雨足が強くなってきました。ピストン搬送するのも面倒なので、定員いっぱいにメンバーを積んで、
痛がるMr.Dashの代わりにともちゃんが運転。くねくね道を走って和佐又口バス停に戻りました。
手前のトンネルを抜けたら、全く雨が降っていなかったのでびっくりしました。大台ケ原周辺だけ
だったんですね、雨が降っていたのは。さすがトップクラスの降水量を誇る場所だ。








ここの釣り場やトイレを管理しているおじさんが軽トラックで通りかかり、スズメバチのことを
聞いて、「今度殺虫剤で退治しとくわ」と言ってました。そんなことまでしてくれるんだ。
荷台に乗っていた柴犬が人懐こくて、なんともいえない笑顔を見せてくれました。これには
犬好きのMr.Dashもあらがえず、痛みも忘れてナデナデしてました。


帰りに山鳩湯に寄る予定でしたが、温泉に入って血行が良くなると痛みがひどくなるし、何より
一刻も早く病院で処置してもらいたかったので、まっすぐ帰宅しました。救急の受付をしている
病院で塗り薬を塗ってもらい、痛み止めの飲み薬をもらって帰りました。おかげで痛みに悩まされる
ことなく、その夜はぐっすり眠れたようです。次の日は大事をとって会社を休みましたが、顔が腫れる
こともなく、傷跡も分からなくなったので、スズメバチに刺されたという話を聞いた人には少し期待外れ
(?!)だったかもしれません。

教訓その1: スズメバチを1匹でも見たら、すぐにその場から立ち去ろう!
教訓その2: スズメバチに刺されたら、ポイズンリムーバーで徹底的に毒を吸い出そう!