WEB想音

音楽、小説、アート等、多趣味人間の日記です

赦しという勇気

2010-03-08 00:18:48 | レビュー
ミクシィ日記より転記です。


イベントの準備もそこそこに、
今日はお呼ばれして映画鑑賞でした。
んで、レビュー。
(私に書いて欲しいネタがあれば、誘ってみるのがよろしいかと)


「インビクタス 負けざる者たち」

ラブリーボーンを観に行った時に予告編を見て
気になっていた作品だったのですが、
早くももう1日2回上映まで減っておりまして、
若干ヤバかったです。
で、どうだったかというと、
「良かった」のひとことに集約して良いと思います。
南アフリカの希望の星であったマンデラ大統領と
ワールドカップ自国開催時の代表チームとの
隠された感動の実話、というのがざっくりしたストーリー。
名優モーガン・フリーマンが
英雄であり、政治家であり、圧倒的な指導者でありながら
どこか欠けている人間マンデラを
大きなスケールで演じています。
しばらく観る機会がなかったのですが、
やはり大好きな俳優さんです。
そして、アパルトヘイトの旧い時代の象徴として
時に侮蔑の対象となり、士気も落ちきった
ラグビーの代表チームの主将に、マット・デイモン。
ラガーマンとしては小柄な彼がきっちり身体を鍛え、
フィールドを走る姿は大きく見えました。
不満たらたらやる気ナシのチームを
ひとつにしようという人間の器も。

クリント・イーストウッド監督作品にしては
ストレートというか、
軽めのスタンスで作られた作品だという評も事前に聞きましたが、
「明快なメッセージにも大いに真理はある」と
私は思っていますので、
SPの皆さまが仲良くなっていく様子とか、
白人警官とうろついてた黒人の子どもが
いっしょに夢中になって観戦してる様子とか、
ピナール一家とメイドさんの関係とか
いちいちほほえましくて、萌えました。
世の中には色々な映画がありますが、
観て損はない一本だと思いました。
基本的に自分が、実話系のこういうお話好きなんでしょうけど…。
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