WEB想音

音楽、小説、アート等、多趣味人間の日記です

平日は

2006-04-25 21:46:08 | レビュー
やはり弟とパソの使用時間がかぶるので、
なかなかログインできませんよ~。
間に合わせで携帯から投稿するのも、
あまりネタのない日はやりたくないですしね!

という訳で、昨日出し損なった読書記録です。

「真・イズミ幻戦記 暁の国②」 若木未生 徳間デュアル文庫

あああ~。またもや3年ぶりとかになってしまったイズミです。
イラストが変わらず岡崎武士さんなのは嬉しいんですが、
このペースはなんとかならないんでしょうか。
読み切り感覚ぐらいに話が切れていればいいんですが、
作中の時間はそのままな訳で。
しかも話が始まって1年かそこらしか作中では時間が経ってないんですが、
現実の読者は、刊行当時の学生がもはや負け犬…。
いろんな意味でツライです。
とりあえず買ってすぐにパラパラめくって、
イズミ御大が復活してるか確認。
…まだでした。ため息。
話のしめくくりにスーパーヒーロー(いやマジで)が登場して
色んな事を収束しちゃうカタルシスがこのシリーズの持ち味なんですが、
まだそこまで到達できませんでした。
今回如月氏もご登場せずですし。
聖ちゃんじゃないですが、
「もうっ、何やってんのよ拓己ーッ!」って叫びたいですよ。
再会成ったらどついていいですよ、省吾さん。
色々納得いかないことは多いですが、
まだ話は途中なので、大どんでん返しを期待して、また次回ということで。

これと前後してグイン・サーガの最新刊を読んでいて、
あれは隔月とかで出ているので、すごい巻数にもかかわらず、
話にちゃんとのっていけるんですよね。
そのエネルギーもさることながら、感じたのは、
作者自身も含めた読者に伝えようとする心意気でした。
私自身もそうあろうとしている部分ですが、
「小説」を書く限り、やはりストーリーを進めなければと思うんですよね。
200ページのスペースには、やはりそれなりの前進の結果が必要です。
激しかろうが痛かろうが、ゆったりだろうが、幸福だろうが、
読んだ充足感が欲しいなあーと。
ただならぬ力量と構成力が必要な訳ですけれども。
プロの仕事を対象に見るのは非常におこがましいんですけど、
でもアマチュアだって、やって見せたいんですよ。
喜んで頂ける、誰かの為に。
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