一応リクエストがあったのですが、
面白いものになってるかどうかは、
書いた本人はよく解っていません。
お好きにお楽しみ下さいな。
日本語名:
あまり難しい名前にしない方向でやってます。
お嬢様、とか、おうち全員がエキセントリックな人、とか
特殊なケースはあえて変な名前もありえますが。
コメディのシリーズでは、吉本縛り、タイガース縛り、ヅカ縛り、
なんてこともやってました。
いい名字を思いつかない時は日本地図を見ます。
地名は大抵名字としてもイケるので。
ヒロイン格の女性キャラには“名字がさんずいへんで名前の読みが2文字”
というルールを設けています。
富江本人の本名もさんずいへんつき2文字なので・笑。
レッドスター★だと尾浜留衣(おはまるい)、
ガールズブラボーだと天海香寿(あまみかず)、
ラフメイカーズだと池乃夏恵(いけのかえ)、という感じです。
他には杉浦莉子、浅野実樹、川添真理、倉沢香保、湯川希理、濱名佐智、等々。
でも、こうやって並べてみると、若干字面が硬いかな…。
ちなみに、もっと一般的な名前の、アイとかエミとかリエとかは
もはや書く機会がないであろう、
超初期作品のヒロイン名として使っちゃいました。
男性陣はかなりテキトー。
中高生の頃は好きな男子の名前を拝借、
というベタなこともやりました・汗。
ファンタジー編:
初期は思いつきでつけてました。
小説やゲームのキャラとおんなじってこともあったり、
日本語名や英単語の変形であったり。
ヒロインはやっぱり名前が2文字。
イヴだの、テフェだの、ルカだの、つけましたね。
PRISM FACE収録の「夏の予感」のヒロインはドロシーですが、
これはもともと別にメインシリーズ(ヒロインは思絵)があっての
スピンオフエピソードなので、彼女はもともと脇役なんですよ。
そんな、なんとなくネーミングが変わってきたのは、
学研のネーミング辞典を手に入れてから。
2も持ってますので、英、仏、独、伊、ギリシャ、ラテン、
スペイン、ポルトガル、オランダ、ロシア、
韓国、中国、アラビアの単語を並べて見較べることが可能です。
新書の「人名の世界地図」、「地名の世界地図」も参考にします。
名前は、キャラクターのイメージに合う単語から、
好みの響きのものを選んでつけている感じですね。
「叛心」でいうと、ジンは金、アリュメットはマッチ、
セグンドは二番目、英語でいうセカンドのこと、という感じです。
年代記の王妃様たちは、
なかなかメインエピソードのヒロインにはならないので、
さんずいへんの名字の枠は守ってますが、
名前に関しては制約を外してます。
名前全体で、国や王の美質をあらわせるように頑張っているんですけどね。
たとえば江国柊子は衛国柊子の字をかえたもので、
意味するところは“国を守る柊(=鬼除け)のひと”です。
と、一応基本?を押さえたところで次は実践編。
秋からの新シリーズ“無名候補者”の主要キャラ像および、
それに沿った名付けの経緯を紹介致します。
では、続きは明日にでも。