WEB想音

音楽、小説、アート等、多趣味人間の日記です

企画始動~

2006-04-16 16:23:18 | 設定公開

えー、という訳でいささか見切り発車ですけれども、創作裏ネタというか、
「アシアン年代記」シリーズのメインキャラの設定その他を
多少述べさせていただこうかと思います。

完全ネタバレになるので、どうしたものかと思っていたのですが、
文字色を白にすることで解決!どうぞ反転してご覧下さい~。

という訳で、第1回はフィダム・レイ氏から。
結構人気はあるようなんですが、
意外なことに絵にしてみたというお話はまだ聞かないキャラなのです。
彼はどうも読者様サイドに立っているというか、
感情移入しやすいタイプなのかもしれません。
なので、今回の企画にも、入り口としてご登場いただきました。では。

①フルネーム
フィダム・レイ・ソロン 愛称はフィー

②生年月・出身地
アシアン暦245年3月生まれ 王国北部マイオス出身

③身分・素性
七大諸侯と呼ばれる大貴族であるソロン家に生まれる。
父は当主オンラード・ウル・ソロン。
母はナサレフ家の娘ルスキニア・ナサレフ。
北の雄の別名を持つ一族の、次期頭領として育てられた。
しかし、王子シャリオルフィンに出会い、
彼の治世に向けての企てに関わったことと、
魔女の弟子レニ(のちの魔女マジャスティナク)を愛したことから、
定められた道を外れていくことになる。
最終的には生家を継がず、王家の補佐役として生きていくことを決意、
3代の王に仕え、友として後見人として大いに信頼を得た。

一度は離別したマジャスティナクとはのちに、
王国の脅威・炎の魔女との戦いの中で再会を果たし、
その戦いを集結させた英雄“不死王”シャロムの教育係を
ともに引き受けることになる。
1年間の役目の間、彼女とは夫婦同然に暮らし、
男女の双生児をもうけるが、養育をシャロムに託し、王家に戻った。
その後も妻帯はせず、遠くから愛するものを想い続けた。

④外見
長身(187,8㎝くらい)で筋肉質。
パワーだけでなく、スピードにも秀でたバランスのよい肉体を持つ。
髪はクセのない淡めの金褐色で短髪。瞳はグレイ。
彫りの深いシャープな顔立ちをしていて、
生粋の武人らしい、正統派の男前でもある。

⑤性格
幼少期より戦士となるべく教育された為、
不完全ではあるが二面性を持っている。
本来は生真面目で頼られるとイヤといえない性格。心配性で苦労性。
一度決めたことはなかなか覆さない、ある意味まっすぐな、もしくは頑固な人物。
文武ともにすぐれるが、独創性には乏しい。
戦闘時には勇敢で、戦術のセオリー通りに動き、
冷酷な判断も辞さないが、そのストレスは蓄積されていく模様。
女性に言い寄られるのは苦手だが、自分から言うのは意外ときちんとする。

⑥趣味・特技
趣味は乗馬と音楽鑑賞。剣術と素手での格闘が得意。
特技はあまり寝ないで済むことと、速記。字も綺麗。

⑦その他 作者コメント
意外性の無いキャラだけに、裏話的な設定も何もありませんです、彼は…。
「森の王」を書いている途中でシャリオをきちんと登場させることにした時、
一人じゃあんまりだ、と思い、お付きをつけただけ、
というのが誕生秘話だったりなかったり。
ソロン家の人ってことだけ決めて、命名はなんとなく語感で。
あとになって、フィダムの音がフリーダムに近いことに気付いた。
凄い幸せな人ではないのですが、
常に何らかの目標を持ち(というかシャリオに持たされ)、
それにある程度の充足感を持ちつつ生きていけた人だと思います。
彼は大好きっていうより、出来の悪い弟のような存在です。
もうちょっとちゃんとしろよ!って思ったり、
あれっ意外と男らしいとこあるじゃん見直した、と思ったり。
「かがやく夜の唄」でも彼のしでかす色々な失敗や
「ちょっといいところ」は作者の楽しみでもありました。
今後彼をメインに書くことはないと思いますが、
今までの彼のお話はまた何度も読み返すことと思います。
 

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