【西武】方向幕を新書体・新カラーに交換中

西武鉄道の側面方向幕を有する全ての車両が英字つきの表示に更新されることになり、
2000系を始めとして9000系、6000系非乗り入れ車を対象に交換が進んでいます。
従来から英字つきの方向幕だった9000系、6000系非乗り入れ車も同一デザイン・
フォントにするために交換を実施しているので、近いうちに旧タイプの方向幕は消滅する
ものと思われます。また、これに合わせるように、LED表示車も前面・側面双方に英字
付き表示に切り替えるようにROM交換が実施されました。



方向幕が交換された9104F。一見しただけでは分かり難いですが・・・（所　沢）


拡大すると分かり易いですね。フォントの丸ゴシック→角ゴシックが特徴。


こちらは未更新編成の9102F（所　沢）


拡大すれば、更新積み編成との違いは一目瞭然ですね。


さて、西武線の方向幕が急速に交換中なのは既に多数のサイトで紹介されているのは
ご存知だとは思いますが、この交換に合わせて方向幕の内容も変更されています。
とりあえず、解説は後回しにして実車の設定機の画像でも。

（クリックすると拡大します）


画像のみで分かった方は相当の西武通だと思います。
私も撮影してから、しばらくの間は気づきませんでした。
それではネタバレしましょう。

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変更点は「分割編成の表記を廃止」です。
従来、新宿線用には「この車両は上石神井とまり」、池袋線用には「この車両は小手指
とまり」という表記が入った幕が数種類存在していました。しかしダイヤ改正ごとに
途中駅での付属編成開放が減り、今では皆無の状態です。
また、ダイヤ改正ごとに新たに必要になる組み合わせが、今までエラーとして種別のみ
表示であったものを、盛り込むようにしたのが今回の更新幕です。
まだ90コマすべては観察できていませんが、確認できただけでも、秩父線臨時電車対応、
西武球場イベント対応、「急行西武遊園地」や「急行西武園」などのコマが追加されて
います。また、新宿線車両からは通勤準急の消去、拝島快速の追加も実施されています。
一度、終着駅で方向幕の変わる様子を観察してみてください。