冬においしい 白菜のまるごとリゾット

今日は母の抗がん剤の日だったのですが、今帰ってきたら励ましのコメントが本当にたくさん。
またも泣いてしまいました。
私のブログに来て下さる方は、どうしてみんなこんなに優しいんだろう。
本当に感謝です。

今日の母の様子は最悪でした。
抗がん剤の副作用による吐き気、脱毛にくわえて頭も痛いと。
しかも同じことばかり何度も繰り返して話し、いろんなこと（例えばさっきカバンにしまったもの）を忘れてしまうようです。
先生に診断してもらったところ、レントゲンと血液検査上では特にがんに変化はないと言われました。
母は頭痛は脳に転移したと思いこんでいますが、脳に転移した場合は手足がしびれたり神経にくることが多く、その可能性も低いと言われました。
先生の診断を信じてはいるけれど、本人を安心させるためにも脳のＣＴの予約を入れてきました。
さらに、まだはじめたばかりの東洋医学の治療（漢方）もしばらく止めたいと言いはじめました。
「すっごく良い先生」とこちらの先生を気に入ってたはずなのに、転移したと後ろ向きな考えになってしまった今、大学病院の抗がん剤だけでいっぱいいっぱいのようです。
少し説得しましたが、少しうつの症状が出てるのかどんどんうつむいていくので、
「好きなようにすればいいから、ゆっくり頑張ろうね」と言いました。

がんという病気は本当に恐ろしいですね。
こうやってカラダだけではなく、心の健康も奪っていく。
たくさんいろんな本を読んで、母のためにと私も頑張ってきたけど、全然報われず。
帰りのクルマでひとりで泣いてしまいました。
でも負けないんだ。
私には応援してくれるみなさんがいるし、こうやって闘ってる人はたくさんいる。
これからも現実から目をそむけず、頑張ります。

さて、今日は昨日作った白菜をまるごと使ったリゾットを紹介します。
白菜はビタミンＣが含まれていますが、通常加熱すると流れてしまいます。
そこで白菜をゆでたスープをリゾットにしました。
もちろんマクロビオティックな素材しか使っていないので低カロリーで、白菜のもつカリウムはむくみとりにも効果的です。
白菜と豆乳の自然な甘さを是非試してください。
これに少しバルサミコ酢をつけるのが、私のオススメです。


＜白菜のまるごとリゾットの作り方＞
（材料）２人分　調理時間35分
白菜　　　　　　　　　６枚
切干大根（みじん切り）大さじ１
白米　　　　　　　　　１合分
玄米　　　　　　　　　大さじ２
白菜のゆで汁　　　　　450cc
豆乳　　　　　　　　　100cc
ピーナッツ　　　　　　10粒
塩　　　　　　　　　　小さじ１
ブラックペッパー　　　少々
オリーブオイル　　　　大さじ１
万能ネギ　　　　　　　適量
バルサミコ酢　　　　　お好みで


(作り方）
①白菜は緑色の葉の部分はひとくち大の大きさに。
　芯は1cm角に切っておきます。
　ピーナッツを細かく刻み、万能ネギは小口切りにします。
②鍋にたっぷりのお湯を沸かし少量の塩を入れ、①の葉の部分の白菜をさっとゆでます。
取り出したら、残ったゆで汁はとっておきます。
③鍋にを中火で熱し、にオリーブオイルを入れます。
　白米と玄米を洗わずそのまま入れ、よく炒めます。
　ここに切干大根と①の茎の部分の白菜、②でとっておいたお湯を450ccくわえお米に少し芯が残る程度のかたさまでゆでます。
④③に豆乳をくわえ、塩とブラックペッパーで味をととのえます。
　※豆乳は火を通しすぎると分離するので、あたたまればＯＫです。
⑤④のリゾットをお皿に盛り、②でゆでておいた白菜の葉の部分でまわりを飾ります。
上にピーナッツと万能ネギを飾り、お好みでバルサミコ酢をつけて完成です。


お子様向きにするワンポイント
ブラックペッパー、バルサミコ酢は入れなくてもかまいません。
塩味でものたりない場合は、少しパルメザンチーズをふっていただくとイタリアンなリゾットになります。



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