2月20日 WED 24℃
24日に辺野古新基地建設の賛否を問う県民投票があります。私たち夫婦はすでに期日前投票を済ませましたが、投票率をメイッパイ高めないといけないので、自分の行きつけのお店や病院やいろんなところで、「県民投票、よろしく、よろしく」と言ってまわってます。
チョイさんは、あいかわらず県内外での講演会、防衛局交渉、資料作り、マスコミ対応などで、連日忙しく出入りしています。それにつられて、私もドタバタ暮らしていますが、毎日元気に自転車で買い物に行ってます。(先日、すべって転びました! さいわい肘の擦り傷で済みましたが・・。颯爽と乗ろうと思わず、もっと慎重に「年寄り風自転車乗り」を心がけなければ、と肝に銘じたところです)
今日、那覇市の与儀公園近くに用事があったので、久しぶりに公園を横切って歩きました。寒緋桜が七分~八分咲きで多くの人が桜を見に来ておられました。老人施設の車もたくさん来ていて、お年寄りが車椅子から花を眺めておられました。
ヤシの木と寒緋桜並木。手前はデイゴの木と黄色コスモス?かな。
この公園を通ると、母をすぐ横の沖縄赤十字病院へ車椅子で連れてきた時のことを、懐かしくもせつない気持ちで思い出します。その頃はすでに認知症が少し進んでいて、病院の廊下で長く待つことができなくて大声で騒ぐので、ほかの患者さんに申し訳なく、看護師さんにことわってから、いつもこの公園へ連れてきて時間をつぶしたものです。公園へ来てもしばらくすると「帰る、帰る!」とか言ってダダをこねはじめます。なんとか黙らせるために、公園入口にいつもいる焼き芋屋さんで、焼き芋を買って母に食べさせました。モグモグ食べてる時は大声をだせないしね(涙)・・。
母が亡くなってから2年あまり経ちましたが、この公園を通るとせつない思い出が一斉によみがえります。病院に来たのにどうしても嫌がって診察を受けないので、仕方なく戻る道で、私はもう心底腹が立って腹が立って、プンプン怒りながら車椅子を押して歩いたなぁとか、いろいろと・・・。
楽しい思い出の場所もいっぱいあるのだけれど、与儀公園だけは、結構つらいものがあります。