快読日記

日々の読書記録

「むかつく二人」三谷幸喜・清水ミチコ

2008年09月04日 | その他
《9/2読了 幻冬舎 2007年刊 【対談】みたに・こうき(1961~) しみず・みちこ(1960~)》

ラジオの書籍化。
互いの痛痒いところをつつきあうようなトークはあとを引きます。
面白くてやめられない!というタイプではなく、クスクス笑いながらだらだら読み切ってしまう本です。
褒めてるんですけど。

そういえば前に読んだ「活!」(1997年刊)に、顔マネの先生として登場していた清水ミチコは、もたいまさこに「小林聡美に似ている」と言われていました。
マイペースで穏やかで、ピリッと毒気があるところでしょうか。
後にこんなラジオ番組が作られるなんておもしろいですよね。

読者を強く引き込むわけでもなく、ぐいぐい攻めても来ない、本当に聞き流すように読める本。
でも、含みのある笑いと、軽めの滋味がある。
こういうの、たまにすごく読みたくなるんです。