快読日記

日々の読書記録

「レベル7」宮部みゆき

2020年04月17日 | 日本の小説
4月17日(金)

すでに「ソロモンの偽証」や「模倣犯」のような作品を読んだ後だから、
なんとなく、なんとな~く物足りない感じがするのであって、
宮部みゆきってもうこのころから100点満点で
その後際限なく完成度が上がっているんですね。
す、すごい・・・。

キャラクターの設定がステレオタイプなんじゃないか、という向きに対しては
いや、だからこそ安心してストーリーそのものを楽しめるんじゃないの~と反論しておきたいです。

「レベル7」宮部みゆき(新潮文庫)