快読日記

日々の読書記録

「シネマ坊主 3」松本人志

2008年07月06日 | エッセイ・自叙伝・手記・紀行
《残念。最終巻なんですね》



映画批評としても松本人志本としてもおもしろかったです。

観客として、芸人、出演者、監督として、企画する人として、多様な視点から評価し、
目線も鳥のように俯瞰してるかと思えば、めちゃくちゃ低くなったりして自由自在です。

とくにそれぞれの監督の意図を推測して踏み込んでるところは読み応えがありました。

観てみたい映画ももちろんありましたが、
それよりこの「映画の見方」「ものの見方」を学びたい。


巻末に、1巻からとりあげたすべての映画のタイトルと評価(10段階)の一覧が収まっていてお得なかんじです。

■7/6読了 日経BP社 2008年刊 【映画】