自分たちで庭作りを始めてからというもの、
車で走っていてもよそ様のお宅の庭が気になります。
きれいなお花に手入れの行き届いた植木、
ちらっと見えただけでも印象に残るものです。
そんなわけでいつもきょろきょろしながら助手席に乗っているのですが、
今日、運転している夫の目に入ったのは、
「木曽うるし工芸 親子うるし工芸展」の文字。
いつもなら少々気になっても通り過ぎてしまうことが多いのだけど
今日は時間もあったので
「いってみる?」「いってみよっか?」
朱赤、漆黒、ほんとにきれいです。
でも、さすがに簡単に買えるお値段ではなく、
漆器なので手垢などつけてはならぬと、じーっと眺めていましたが
「どんどん触って見てくださいねー。」
と、オーナーさん。
根来塗、螺鈿細工、漆皮、などなど作家さんにも直々に丁寧に説明していただき
いろいろ見せていただきました。
国産の木で丁寧に作られているのは貴重なんだそうです。
そういえば山中温泉でもそんな話聞きました。
少しずつでも「ほんもの」をそろえて長く大切に使っていきたいものですね。
ちょっと見せてもらうだけ、のつもりが
お茶とお菓子までごちそうになってしまい、
キリムのお話や湖東焼のお話までいろいろ教えていただき…
思いがけず好きなものばかりに出会えた嬉しい寄り道でした。
ギャラリー紀楽さん、
小坂公一さん、小坂伸一郎さん、
どうもありがとうございました。またぜひ伺います!