「あんた、かんぴょう好きやろ」と
毎年畑でとれたかんぴょうを送ってくれる
実家の母
ずーっと冷凍庫に入れたまま
気になってたのを炊いて巻き寿司に
味付け薄すぎたかんぴょうに
白バルサミコのこれまたごく薄味のすし飯
あたし、かんぴょう好きなんやろか?と
ぼんやりした味の巻き寿司を食べながら
ぼんやり考える
たぶん前に
「かんぴょうなんか嫌いやろ?」
「かんぴょう?別に嫌いじゃないで、食べるで」
くらいに言ったのが
母の中ではなぜか「かんぴょう好き」に
なってしまってるみたいだ
まぁ、いいか
かんぴょうのあの懐かしいにおいは
嫌いじゃない
残りはカレーに入れよう