維新の嵐 井伊直弼とゆかいな仲間たち その2

彦根藩の藩主、直弼は、幕府の要請により特殊な権力を手に入れた。
大老…如何なる相手にでも将軍・天皇を無視して命令を下せる絶対順守の力。
亡き兄の遺志を引き継ぐために。そして、日本人が幸せに過ごせる場所をつくるために。
その行動が、如何なる結果を生んでいくのか、今はまだ、誰も知らない。


学力を高めた小栗忠順は直弼の命令により、西へと旅立った。
一つはその修めた学力を活かし、レベルを上げること、そして諸藩の動静を探りつつ尊王主義の藩を説き伏せ、佐幕の色に染めるためである。


幕末の動乱の地京都。
御所には今上の君であらせられる孝明天皇がおわします。
さすが帝、レベル39とはさすがですね。
ちなみにこのゲームのレベルって社会的地位みたいな意味のものなんですよね。
だから藩主などは弱小でもレベルが10前後あり、雄藩の藩主となると20以上あります。
我らが直弼さんは最初から28もありました。
さすが大老！大老きたない！



そして6月19日日米修好通商条約が締結されます。
堀田正睦が勅許を得ようとして失敗したやつですね。
直弼が勅許得られないならもう調印しちゃっても仕方ないよって感じで許可しちゃったやつでもあります。
俗に言う不平等条約の始まりです。



一方、直弼は一路会津へ向かう。
その目的は会津中将松平容保を仲間にするためである。
それはすなわち強力な兵を持つ会津武士団を取り込むためでもあるのだ。


同じ佐幕思想なのはいいのだが、国外思想が攘夷なので、開国派へと説得してから信頼の説得に臨む。
かくして信頼を100にまでし、頼もしき味方を得たのである。

直弼「そうそう、この松平容保ってのは京都守護職に就任したのは有名であるが、宮中でももてまくったようじゃ」


直弼「ま、儂もるろ剣とか薄桜鬼とかに出れば多分こんな感じだったろうて」


忠順「井伊殿、冗談はそれまでにして、それがしの報告を聞いて下され。それがし、無名武士を説得しまくってなんとか同志を131人まで増やし、レベルも11まで上げたでござる。これからは諸藩の藩主どもを説得するでござる」

オグリンがまず手を付けたのは伊勢の津藩。
攘夷主義者の藤堂高猷を開国派へと転身させる。

そして松平容保は鶴ケ城でお勉強タイム。
直弼はその足で越後長岡藩へと向かうことになった。


すると、幕府では大事件が…
なんと13代将軍家定が死去。
14代将軍として紀州の家茂が就任したのである。
この家茂将軍就任も直弼の画策である。
果たしてこの傍若無人の大老を止める者はいるのか？
そして日本の運命は？

PS：今回のプレイ中に薩長同盟の立役者の1人である中岡慎太郎が殺されてました。ちなみに維新の嵐の死亡常連の世良修蔵はお約束のように死に、世良修則というのが跡を継ぎました。