「人間さまは傲慢である。少なくとも私よりは、傲慢である。人間さまだって、動物である。」 私が飼っている犬“マック”(8歳)の言い分である。
昔、犬を飼っている家は、「放し飼い」の家もあったのではないだろうか。そして散歩の時、犬にリールをしない飼い主もいたのではないだろうか。また昔の犬は、人を噛んだりは、あまりしなかったのではないだろうか。
今の犬は、人間と同じようにストレスを抱えている。また、自分の犬を見て思うのであるが、人間と同じように犬もわがままになってきているようだ。我が犬を見ながら、つくづくそのように思う。
私たちは、首にリールを付けられた犬の気持ちを考えてみよう。犬は「ストレス」を感じるのだ。犬だって、「自由」が欲しいのだ。犬の性格も悪くなる。人間さまに噛みつきたくなる気持ちも分かるような気がする。
犬は素直である、人間よりも素直である。そして、信じられないくらいの高い能力を持っている。
例えば、危険を察知し遠吠えで危険を人間に教える。なお、犬が人に噛みついた場合、損害賠償金を請求される場合があるので注意しよう。
「十勝の活性化を考える会」会員
注) 傲慢
傲慢は、おごりたかぶって人を見くだすこと。
[キリスト教]
キリスト教では傲慢 (pride) は七つの大罪の一つに数えられる。また、旧約聖書の『箴言』に「奢る者は久しからず」(Pride goes before a fall)という言葉がある。自尊心(或いは虚栄心vanity)は、自分の能力に対する過信(それは、神の恩恵を理解する上でのさまたげとなる)を意味する。
[仏教]
煩悩は、2種類に分かれ、無明=三毒=三惑と悪見からなる。無明は貪欲、瞋恚、愚痴であり、悪見は慢、疑、見である。6つ合わせて、六煩悩と、仏教の一派唯識派ではいう。慢は、仏教では自ら他を比較して軽蔑し、みずからを恃み高ぶることと、戒められている。 慢は、また主に7種に分かれる。
- 1. 慢
- 2. 過慢:同等に対しては勝れたと、上等には同等と高ぶる。
- 3. 慢過慢:勝れた者に対して、逆に自分が勝れたとする。
- 我慢:自分の身心を永遠不変の我とたのむ。
- 増上慢:悟りを得ないのに得たとする。
- 6. 卑慢:多く勝れた者より、少し劣っているだけのものとする。
- 邪慢:徳がないのにあるものとする。
(出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)