先日、お寺の本堂でのバイオリンと電子ピアノの合奏を聞いてきた。私は体育系なので音楽のことは全く分からないが、「宗教」に興味があるので演奏を聞いてきた。奏者の方々はまだ若く、東京の音楽学校で学び全国のイベントで、演奏しているらしい。
妻が楽器に造詣が深いので、民間ロケットの打ち上げで有名になった大樹町という田舎で行なったプロの演奏を聞いてきて、次のように語っていた。「プロの演奏家は、田舎の人は音楽を知らないと思ってバカにして、演奏を手抜きしている」と。妻にとっては、手抜きの演奏を許せなかったらしい。私も学生時代、手抜きを絶対にしなかった。なぜなら、武道は殺すか殺されるかの真剣勝負で戦うからである。
何事も、真剣であらねばならないと思う。「本気」で取り組めば、道は開かれるのである。
「十勝の活性化を考える会」会員
注) 武道
武道は、広義には古武道を含むが、狭義には明治維新以降に古武道から発展したもので、人を殺傷・制圧する技術に、その技を磨く稽古を通じて人格の完成をめざす、といった道の理念が加わったもの。
古武道と明確に区別する場合、現代武道と呼ぶ。道の追求という点については、残心(残身、残芯)などの共通する心構え所作などから茶道や日本舞踊、芸道ともかかわりを持つ。また、乱取りや自由組手などを行うことからスポーツとの共通点がある。
武道の理念は、時代あるいは組織や個人により様々であり、正反対の考え方さえ存在しているが、主要武道9連盟が加盟する日本武道協議会は、「武道は、武士道の伝統に由来する我が国で体系化された武技の修錬による心技一如の運動文化で、柔道、空手道、剣道、相撲、弓道、合気道、少林寺拳法、なぎなた、銃剣道などを修錬して心技体を一体として鍛え、人格を磨き、道徳心を高め、礼節を尊重する態度を養う、国家、社会の平和と繁栄に寄与する人間形成の道である。」と制定している。
(出典: 『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)