東京出張 レコード番長と悪だくみの巻

久しぶりの東京出張。
午前中、代理店と打合せを。
じいさんの担当者と久しぶりに日光方面の企画打合せ。
イベントアトラクションの一環で昭和の遊びを提案された。
昭和の遊びを世代を超えて楽しむ意義を力説！
「ビー玉、面子、剣玉…」
「びーだま、めんこ、けんだま…」
「ビーダマ、メンコ、ケンダマ…」
「ビーダマ、●ンコ、ケンダマ…」
「ビーダマ、メンコ、●ンタマ…」
熱く力説すればするほど下ネタに（笑）。
わざとじゃないかと思うくらいの完成度（笑）。

次に今日の日光は寒く、名物の天然氷の話に。
「今朝の日光の寒さと言ったら宇都宮の比じゃねえよお。外のバケツの水もかちんこちんこ…」
わざとかと思うが至って真剣な表情。

笑ってはいけない打合せを終えて東北新幹線に飛び込む。

温かさと満腹感に勝てずに爆睡。気が付くと東京駅。

新宿で打ち合わせを１件こなして、次の本命打合せまで９０分あるので新宿のユニオンめぐり。


まず始めに昭和歌謡館から。
壁レコは西條秀樹推し！
西條秀樹のシティポップLPが急騰。ちょっと前まで誰も見向きもしなかったのに。確かにMUROさんもラジオかなんかで紹介してたと知人に聞いたしね。納得。
大上留利子【タイフーン・レディー】LPが再発になっていてびっくり。
きちんとチェックしていないと買い逃してしまうレコードが多いこと多いこと。
シングル再発も持ってるしやめといた。


ほかのユニオンも回ってみたが、魅力的な盤はすべて万超え。
あの時買っておけば良かったと後悔する反面、ちょっと前まで高かったのにこんなに安く買えるんだと思えるタイトルまで相場の変動にびっくり。


時間がないので日本のロックインディーズ館でシングルを。
LP２枚買おうと思ったが、出がけに玄関でかみさんから「絶対にレコード買ってくるな」と念押しされたので（笑）。


●竹尾智晴【たたかいのうた】EP
曲を知っている高額盤よりも、見たことも聴いたこともないレコードを抜く。
これフリーザの声やってる声優 中尾隆聖じゃない！
本名でレコード出してたとは。
以前、声優モノレコードでグル―ヴィーなレコードがないか調べていた時に、フリーザが唄うシングル盤の存在を知ったが、何せ情報不足のため放っておいた。
一瞬、沖縄で抜いた「母は戦場を恨む」のような反戦歌謡・民謡の類かと思ったが、うる覚えの本名が奇跡的に蘇った。
たぶんあのフリーザの声じゃないな。
当時ドラゴンボールやってないし。


●V.A.【エースep】2EP
小西さん監修。鈴木雅之&菊池桃子｢渋谷で5時｣収録盤。
斉藤がドーナツナイトでよくかけるレコード故、別に持ってなくてもいいかと思っていた。
が、安かったので捕獲。
ほかによくかける「情熱」カヴァーとかよく回すレコードがチラホラ。あまり見かけないのに。
売ったか？あいつ。


後ろ髪を引かれながら市ヶ谷に移動して本命の打合せ。
某レコードチェーン本社にて某レコード番長様と某新譜の打合せ。
会議室でこのようにアルバムが作られ、売られ、プロモーションが進んでいく流れを初めて体験。僕の密命は内緒。



濃密な打合せの後は恒例の酒。
「今からじゃ立石無理か？」ということで市ヶ谷界隈のもつ焼屋に。
「ここ何食ってもまずいな！」
「俺たちも酒場通なんて言ってるけど鼻が利かないなあ」
なんて言いながら真面目な仕事とレコードの話を。


途中に某社長が合流して３人で２軒目に。
どでかいいわし丸干しであっという間に熱燗10本。

まだまだ知らないことが多すぎると実感した１日だった。