KINMU OF DIGGIN

どんなに忙しい勤務中でも何とか時間を作ってレコードを掘りたい!勤務中、出張中に掘った中古レコード備忘録

レコード墓場潜入レポート

2016-05-18 17:32:01 | 中古レコード
週末に開催される那須烏山市そば祭りに合わせ「八溝そばマップ」の納品のため、那須烏山市役所へ。
那須烏山市に行くからには県内最大のレコード墓場「リサイクルもったいない」に立ち寄ることに。
店名が我楽多翁なのかもったいないなのか正直わからない(笑)
約1万枚を超えるレコードが山の中の倉庫に眠ったまま。

店主達と那須烏山市のまちおこしについて真面目な会議。出席者は70歳を超える老人ばかり。何とか町を盛り上げたいという気持ちだけでノープラン。市から出る100万円の助成金を使って何かしたいという。レコードの恩があるので真面目におじいさん達の前でプレゼン開始。レコードを活用し、ご当地ブランドを作る計画で全会一致。来月上旬に市に対して申請を行うことに。

最近、なぜかレコードを求める客が後を絶たないという。めんどくさいから全部断っているとのこと。
僕の周りからもレコード墓場内部の詳細が知りたいとの声が多数。

なのでレコード墓場内部をレポートします。


宇都宮から那須烏山市に向かう途中、トンネルを抜けると右側にゴリラが現れます。
リサイクルショップになる前は中古車屋かタイヤ屋だったのを居抜きで使っているため、ゴリラは昔のまま。
やっているのかやっていないのかわからない店構え(笑)
店内は骨董品の類いが乱雑に並んでいるけどレコードは1枚もない。


店構えの割にはバックヤードが以上に広い!関係者以外立ち入り禁止なので基本は入れてもらえない。
入ると農機具や冷蔵庫、産業廃棄物の山…
ここまで来てもレコードの気配を感じられない。


おやじさんは僕に感化されて、倉庫の2階をレコードギャラリーに改装中とのこと。
飾ってあったレコードは石川秀美だった(笑)

さらに奥に進むとまた別の倉庫が現れ、古タイヤの山をすり抜けるとレコード墓場にたどり着く。




15メートルを超える棚に埃をかぶったレコードが眠っている。棚以外にも地べたにシングル盤の山。
だいぶ前に掘らしてもらってから誰も掘っていないのがわかる。

シングル盤はすべてチェックしたが、LPはノーチェック。1日ではチェックしきれないほど。

6月上旬の市へのプレゼンがうまく行けば、助成金を使って大金駅前でイベントを開催。その時に山の中のレコード市を開催予定。
開催は夏頃かなあ。


宇都宮市内の打ち合わせがまだ数件残っているので猛スピードで戻る。
急いだため、次のアポまで15分も残ってしまったので、ハードオフ宇都宮今泉店に寄ってみる。
相変わらずのスカスカ状態。
何気無しにシングル盤に手を突っ込むと


出た!
アラジン・スペシャル【がんばれジャイアンツ!】EP 21円 2枚目
読売巨人軍応援歌ではなく男性の股間をジャイアンツに例えたお下劣カルト歌謡の名盤。
ほかにも
エアロスミス【リメンバー】EP 21円 日本盤 掘り師ジャケ!
高中正義【YOU CAN NEVER COME TO THIS PLACE】EP 21円
C-C-B【原色したいね】EP 21円 5枚目 ヤバ歌謡収録盤
スプリンター【夏の日の恋】EP 21円
YA YA'S【恋はスクラッチ】EP 21円 FUNKとSKAを盛り込んだ“ファンケ・デ・スカ”なるニューリズム。
ラヴ・アンド・キッセズ【アクシデンタル・ラヴァー】EP 21円 ちょっぴり乳輪が見えてる

今日も祭り囃子は聞こえてこなかったが、カルト歌謡が掘れたので良しとしよう!

明日は人間ドック。


コメント (2)
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