とどちゃんの縁側でひとり言・・・。

日々の生活の中で見たこと感じたことを記録していきます。

今日は・・・。

2009-04-29 10:30:52 | 徒然なるままに・・・。
祖父の命日です。
今から・・・20年以上前になるんですねぇ・・・。
私が中2になった年の今日、亡くなりました。

その前の年、中1の秋。
9月9日に祖母を亡くし、7ヵ月後の事でした・・・。
福島を離れ、長男の家に移り、元々脳梗塞もやっていたので、片麻痺があり、息子の家とはいえ、長年一緒に暮らしていたわけでもなかったので、心細い所もあったと思います。

当時、中学生だった私。
家庭の色々、学校での色々もあり、祖母が亡くなり、祖父が続けて亡くなった事は、今思えば、人生で一番最初に訪れた転機だったと思います。
祖父の訃報を聞き、私が一番最初に思った事は・・・。

「ああ、これで私の味方は誰も居なくなった・・・」

でした。
言い知れぬ孤独感を背負いながらも、子供であった私は、いとこに会えるのも楽しみで、祖父母のお葬式は、正直、楽しかった思い出でもあります。
それは、祖父も望んでいた事で、子供は10人、孫も数え切れない程居る。
そんなみんなが集まるのは自分の葬式の時くらいだろうから、こんな嬉しい事はない。
できることなら、全員紋付羽織袴で出て欲しいと言ってたくらいでした。

実際、随所随所に笑いがあったりして、悲しいやら可笑しいやら、吉本の新喜劇のようなお葬式でした。

でもね・・・。

やっぱり、爺ちゃん、婆ちゃんの面倒は私が看たかったよ・・・。

これが、20年以上経った今でも心残り・・・。

「だから、あの時期だったんだよ」

と言われても、やっぱり寝たきりになっても、傍で看てあげたかった・・・。
コメント (2)
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