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4年ぶりに稼働しました。日々の糧にlogをつける-。韓ドラは相変わらずいろいろ見ております。

『薯童謡(ソドンヨ)』備忘録。<1話>

2005-10-05 23:51:30 | 韓国芸能全般

なんだか、今最もハマっているので…勝手に自分なりに備忘録を作ってみることに。
正直どこまで続けられるかわかりません(爆)…が、とりあえずやってみることに。間違えているところが多々ありそうですが、その際にはコメントを頂けたら嬉しく思います。m(_ _)m

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【時代背景】
西暦578年、百済27代威徳王(ウィドクワン)~百済30代武王(ムワン)10年までの話が『薯童謡(ソドンヨ)』の舞台設定のようで。

ちなみに、百済は武王(位600-640)の子供、義慈王(位641-660)で終焉を迎えます。660年に唐と新羅が連合で攻略し破れ、首都の陥落。その3年後の663年には歴史で習った百済の復興軍+日本軍の救援連合VS唐+新羅軍の白村江(はくすきのえ、はくそんこう)の戦いが起こります。そこで、大敗し、百済の消滅。

これによって日本(倭国)亡命した人たちがいるわけで、日本に於ける渡来人のルーツを垣間見れますね~。結構、興味深い。 それにしても、武王、つまりドラマの主人公、ソドン(本名はチャン)ですが、在位長いなぁ~。それだけ、カリスマ溢れたってことなんでしょうか。

ちなみに、前後の王位の年表は以下の通り。
<王位年表>

26代 聖王(または、聖明王)(位523-554)     
    百済の勢力拡大するも、新羅との戦いで、息子(威徳王)の危機を救うために戦死。
    
<以前は高句麗と対立して、新羅と同盟を結んでいたが…対立構造になる>

27代 威徳王(位554-598)  
    聖王の息子(長男)、父の戦死後即位。王子(恵王)を日本に派遣し、関係強化。  
    <ドラマでは、恵王ではなく、阿佐太子を日本に派遣し、武王(ソドン)の父親>

28代 恵王(位598-599):聖王の息子(次男)・つまり威徳王の弟(夫餘桂/プヨゲ)

29代 法王(位599-600):恵王の息子(夫餘宣/プヨソン) 30代 武王(位600-641):法王の息子
    <ドラマでは威徳王の息子(=ソドン)> 31代 義慈王(位641-660):武王の息子。

【1話覚書】

西暦554年、聖王が捕らえられて死ぬところからの物語の始まり~…。
なんですが、そこから26年後がメインの舞台に…(また更に時を経るんだけども)

現在、百済は威徳王(위덕왕)の時代。その王宮の工房(大学舎?テハクサ)ではモクラス(木羅須 목라수)が働き、美しい舞妓宮女であるヨンガモ(燕嘉謀 연가모)は相思相愛の中で、モクラスが博士になれたら結婚しようと約束しあった仲でもある。が、基本的に2人の仲は基本的に反対されていて…モクラスは博士になるように精進すべきだと諭され、ヨンガモは重要な祭祀で主役?踊りを与えられ練習を重ねる…。

しかし-----
夜、1人で舞踊の練習をしているところに、威徳王が通りかかり、まぁ、彼女は王のお手つきにあうわけです。いくら相思相愛の相手がいても、仕える王の目に留まってしまってはねぇ…。悲しいかな。

その頃、威徳王の甥である、野心満々な、プヨソン(夫餘宣 부여선)は26年前に殺された聖王の頭を取り返すため(…殺されたときに胴体と頭が切り離され、頭を人々が往来するところに埋められてた)に襲撃し、成功する。自分のせいで、死んだと責任を感じている威徳王にとっては、取り返すことが出来て喜ぶ。

しかしながら、野心を持つヘドジュ(解島周 해도주)が王は祭祀の前日に禁忌(つまり、ヨンガモと過ごしたところを見た~、「家政婦は見た!」じゃないが)を犯したと騒いで王宮は騒然とする。問い詰められる王は、否定し、腹心の部下ワング(王仇 왕구)は王の窮地を救うべく、他の人間を仕立てて、ヨンガモと過ごしてたといい、ヨンガモも否定する。

一応、騒ぎを起こしたみたいな感じで、牢に入れられてたヨンガモが舞妓に戻ろうとしたら、「お前はもう舞妓じゃない!」みたいに言われ追い出される。(やはし、王に仕える以上純潔ってことなのか…?いや、でもモクラスとヨンガモは結婚を約束しあってたから、そういうわけでもないのか!?それとも舞妓だけが?と疑問は巡りつつ…)追い出されたヨンガモは、モクラスに一度だけ会いたいとテハクサ(大学舎)へ向かい探すが見つからず…。遠征?している姿を見かけてモクラスを追い、会う。久々に再会した2人。モクラスは会えて嬉しいが、ヨンガモは複雑な心中に陥る---。

そんな中、モクラスはヨンガモと一緒にいたいから、新羅へ行けば(亡命?)こんな思いをせずに毎日一緒にいれる。一緒にいたいんだ~!と告げる。その言葉に対し、ヨンガモはそんな男は嫌いだと冷たく突き放す。でも、モクラスは冗談だとしか思ってない。

で、3ヵ月後…
王宮に戻り、博士となったモクラスはヨンガモを探すがその姿は見つからず、ヨンガモは威徳王の子を妊娠したことをワングに告げる。それを聴いて、ヨンガモを殺そうと思うワング(彼は腹心の部下なので)。モクラスが2人のの密会の場であった色鮮やかな染物場?でヨンガモを見つけ、博士になったから結婚しよう!というが、ヨンガモはその約束は守れない。他の男性と寝てしまった(といったようなこと…多分)を告げる。

茫然とするモクラス、そして付き人(ワングの部下で殺し屋?)と共に宮中を後にするヨンガモ。後にする中で、宿に泊まり過ごすところに、モクラスがやりきれない思いを抱える中で襲撃し、付き人をボコボコにする!そのとき、ヨンガモは毒(多分…そうじゃないかと)が混入されてたものを口に入れようとしてたが難を逃れて……。

その場を後にするヨンガモ、そして追いかけるモクラス。
毒まで混入されるような事態をみて、モクラスは言う。
「本当は別の理由があるんだろう。何故教えてくれないんだ、どんな理由でもいい」と。
しかし、答えないヨンガモ。早く、去っていてくれと口にするのみ。

ヨンガモは密に威徳王のもとを尋ねて、子供が出来たことを告げる。そこで、王は自分の責任を取ってか、王位継承権の証である「五色夜明珠(오색야명주)」を与える。で、息子が生まれたらこれを与えて、娘が生まれたら埋めろ~…?みたいなことを言う(聞き取れず…

で、12年後!ヨンガモは生んだ息子をチャン(장)と名づけて暮らしてました~ってこんな感じです。

あ、ちなみにはしょってましたが…モクラスとヨンガモが離されて、心ここにあらずな時に、土を掘り返していたら、古い香炉を見つけまして、その箱には百済の王になるべき人物が触れると勝手に燃え出すみたいなことが書いてあって、それを持ち帰ってます。(由緒あるものなのか…?でも、何故あんな土の中にという素朴な疑問。。。)


【雑感】
いやー…たった1話の流れなのに、書くのに偉い時間がかかりました。
本気で続けられるか激しく疑問
…と内容の感想じゃないものを先に書いてしまいましが
ま、上にある通り1話はソドンは出てきません。
その前のソドンの親を巡るメロドラマ、と考えた方がいいかも。最初に見て思ったのは、威徳王がいただけなくて。なんというか、優柔不断。すべては王の失態だろ!?と突っ込みを入れながら見てました、うん。ま、この王のおかげでアレコレ話が展開するのですが。一応、認知というかするだけしたからマシなのか…?

それにしても、これ観ながら、なぜか『プラハの恋人』思い浮かべてました。なぜって、キム・ジュヒョク氏演じる、サンヒョンが恋人であるヘジュにプラハまで会いに行ったら彼女は身重になっていた---という展開を思い出してしまって。ま、こちらはさておいて。(しかし、劇中流れてくるある曲がMISAを彷彿させるんですが~…同じ作曲家の方みたいですね~。)

ヨンガモを王のために始末しようとするワングは「チャングム」ではチョン・ウンベクを演じていたメン・サンフンさんは今回もいい役どころなのかな。一方、プヨソンの腹心の部下であるフクチピョン(흑치평 歯平…スゴイ名前は「チャングム」であのチェ・パンスルを演じていたイ・フィドさんは、今回も結構強烈な悪役だったりして。あんまり悪役ばっか続くのもかわいそうだなぁなんて思ったりするんですが、ま、時代劇の場合その方がいいのかな?現代劇で悪役ばっか続くと実生活もそんなイメージ持たれてしまいそう、ですが!

まま、今回はこのへんで。その後、ソドンが生まれて、ソンファ姫と恋に落ちるわけだけど、時代背景を見るに、百済と新羅は敵対してるから、「ロミオとジュリエット」的展開になるのかぁ…。ロミオとジュリエットは2人の死によって敵対してた両家が仲良くしようとする結末だけど、この場合は2人ではなくて、家(国家)が代わりに死するってことなんですかね…とか思いながら見てたのでした。


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