reverse*rebirth

4年ぶりに稼働しました。日々の糧にlogをつける-。韓ドラは相変わらずいろいろ見ております。

『宮』(9話)雑感。<前編>

2006-03-30 23:55:17 | 韓国芸能全般

すみません、随分と更新が遅れてしまいました
さて、9話。正直久方ぶりなので…どう書いていいか書き方を忘れかけています(爆)
まぁ実は21話くらいから見れなくなってきて(内容ではなく、自分の中で時間と環境が)ちょっと生活圏の中から外れかけていた、というのが正直なところ。そんなわけで、昨日が最終回である(24話)ということを見たにも関わらずまだまだ実感がなかったり、です。だって雑感…今回でようやく9話に入るし(爆)そんなこんなで超スローペースですがどうぞ宜しくお付き合い願います。

―――というわけで、9話(前編)雑感をば。
8話でチェギョンを置いて、タイへ公務へと赴いたシンと1人宮に残ることとなったチェギョン。そんなチェギョンは嫁入り道具のbrotherのミシンを猛烈稼動中(@7話「シンの顔写真付き人型抱き枕」に続く第2弾!)、それは何かと申しますと、シンの分身のテディベア「アルフレッド」の洋服。ちなみに、この洋服7話のチェギョン実家で同じベッドに寝てた時のシンのタンクトップを再現したもの(↓の写真参照)。

          

で、8話でのベンチの2人(シン+チェギョン)様子を洋服着せたアルフレッド+チェギョンで同ベンチで再現中。もちろん背中抱きつきありで、分身のアルフレッド相手にそんなことをしながら、シンに想いを馳せるチェギョン。

「今頃到着したかな。でも突然なんであんな風に怒ってタイへ1人で行ってしまったのかな。ユルのせい?落馬した時に私がユルに駆けつけていってしまったから?私の考えが足らなかったんだ…夫なのに。夫を差し置いて他の男を心配するなんて私でも腹が立っちゃうのに。」と反省。でも、一方でそんな些細なことで置いていかれるなんて、という思いもあり。

その頃シンは、タイに到着し、大韓航空(KOREAN AIR)の飛行機からタラップを降りてくる…。で、歓迎される中ホテルに着き…チェギョンから宮内官に電話が入る。シンからの連絡がないことを心配するチェギョンに、色々と忙しくて連絡できなかったこと詫びる(というかシンをフォローする)宮内官。で、公式行事を終えたシンにチェギョンから必ず伝えてくださいね、と言われていた宮内官は電話があったことを伝え、今から連絡をするのはいかかでしょうか?と図るものの「後でします」とシンは一蹴。宮内官は何とも複雑なのだけれど、逆らうことなく御意に従う。

その頃、チェギョンは学校に。
今までハジけていた髪型とは別に心情を思わせるような落ち着き、というか沈みとでもいうか。
ユルは相変わらず読書中。ちなみに読んでいるのはサン・テクジュペリの『星の王子様』。表紙は日本のと異なるけど、ちゃんと挿絵は同じ(笑)

で、席に着くちょっと沈んでいる(シンからの連絡もなく…)チェギョンに
『星の王子様』の本のあるページを開いてチェギョンに渡す。
「韓国にもバオバブの木があるんだよ。行ってみたいと思わない?」という誘いor慰め?な一言を発す。でも、これはあくまで会話の導入であって本題を次の通りに突きつけるユル。

「どうして一緒に行かなかったの?結婚したら公式行事には夫婦一緒に出向くのが慣例なのに…皇后が反対されたとか?最初から君をあまり気に入っていないという話も耳にしたけれど」というユルに「よくわからない。私に分かることが何なのか…」と返すチェギョン。明るく答えてるけど本当は沈んでる。というか、ユルがまたしてもキツイところを突きつけてるせいなんだけど、間違いなく。

そんな沈んでるチェギョンのもとへ愛すべきコンバット部隊(笑)じゃなく、友人3人(カンヒョン・スニョン・ヒスン)が笑わせようとやってくる。
          
ちなみに、それぞれムン・グニョン、チャン・ドンゴン、イ・ヒョリのモノマネ?をしているのだけれど、私的にはイ・ヒョリが1番わかったかも。1番分からなかったのがムン・グニョン。というか、これがわかればすっかりネイティブのようなものなのか!?で、そんなミッションにまんまと引っかかり笑っているチェギョンたちを見つめるユル。

そして、ユルは回想、というか夢を見る。
どんなものかというと、幼少時代の―――
ユル母が幼きユルに言い聞かす…「もうあなたは皇太孫(皇太子が実父)じゃないのよ。これからはシンに対して「皇太孫殿下」と呼ぶのよ。わかった?」
しかし、納得いかない幼きユル。「どうして、どうしてシンに対してそうしなきゃいけないの?」そして宮を後にする日…出て行こうと声をかけるユル母に、「嫌だ!ここに住むんだ!シンとおばあさん(今は皇太后だけど、このときは皇帝健在につき皇后)と一緒にここに住むんだ、出て行かないよ」と駄々をこねる。

そんな昔の夢にうなされて、目が覚めるユル。
すると、ユル母が戻ってきていて、恐い夢でも見たの?と声を掛ける…。
場所はダイニングにかわって会話を交わすユル母子。いう
で、母は「狂ったの?何がどうなってるの?」と発す。それは何故かと言うと―――
「僕はチェギョンが好きです」、と息子(ユル)が言ったから。

「あの子はあなたの兄嫁(従兄弟の嫁)なのよ、わかっているの?従兄弟の妻なのよ!」と母は言い聞かすも…、もとは自分のもの(許婚)だったのだと、そして奪っていったのは向こう(シン)なのだと言うユルに狼狽するユル母は、「私がいままだ幸いだと思っているのが何かわかる?あなたの父が突然亡くなって宮を出たことによってあんな子(チェギョン)をあなたの妻にしなくてもよかった、ということよ。ところで何といったの?」といい確認するが…

ここで、思いの丈を吐くユル。
「あの子が好きなんです。不思議だけれど、選択を間違えた、皇太子妃の役割をうまくこなせるかとか、そんな話を聞けば聞くほどにあの子を好きになっていくんです。―――5歳の時に宮を離れ今まで暮す中で、世界の中心から外れた端で暮すという僕の生活は、正直嫌じゃなかった。けれど、宮中生活を忘れられず、精神的苦労をしていたお母さんを見ていたら、時間を戻してお母さんの夢を果たして、その夢を実現さえできればいいんだと思ってた。自分の気持ちよりも、お母さんの方が心配で、お母さんの苦痛を癒すことができるのなら僕はどうなってもいいと。でも、正直今は自分の気持ちが分からない…。」

そして、そんな息子の告白を複雑な表情で見る母。
多分、「同じ轍を踏ませたくない」といったところでしょうか…。でも、踏んじゃうみたいだよなぁ、どうやら。うーん、運命とは数奇なもの、です。多分思うに。

その頃のチェギョンはというと…
皇太后が譲ってくれたあの黄色い車(ビートルですよね?)で帰宅。(ちなみに運転手はチェギョン付きのボディーガードの女性)が、ふとむくむくと興味or誘惑が働いたのか、ボディーガードたちが去ったあとに車に戻って運転手席でハンドル握って遊んでたりして、おそらくサイドブレーキを外したからか…傾斜があるので車がバックしてしまう。で慌てるも虚しいかなぶつけてしまう(ちなみに、門兵というか役人が車の前にいるんだけども…チェギョンの動向を知りつつも止めれずに、ぶつかってから駆け寄ったりしてます)

で、車をぶつけてしまったチェギョンは姑こと皇后に叱られる。(当然といえば当然だけど)
内容はというと、子供じゃあるまいに分別もないのか、みたいな。まぁ、怒られる際の常套句ですね。正直、私もこの手の常套句でしょっちゅう怒られる。実に不愉快なんだけど(苦笑)

でも、チェギョンはただ黙ってたり、謝ったりするだけじゃないんですよね。
「古い車(34年もの)なのに、デザインが新鮮だったからあれこれいじくってしまったんです」と告白。ここでもデザイン出てくるんだなー…。まぁ、ビートル(多分)は確かにカッコイイ。車全然詳しくないけれど(爆)が、↑な割には車は壊滅的な状態に陥ったらしく…皇后からは「どうやったら回復不能状態になるの!」なーんて言われてるし。寿命なのか、当たり所が悪かったのかは、推して図るべし。

それはさておき―――
皇后はチェギョンにある役目を言い渡す。
それは何かというと…皇太子が海外に行っている間に英国のウィリアム王子が訪韓するので、その際におけるホスト役、つまり同行しての観光や公式行事の進行役を任せる、と。

驚くチェギョンに、更にダメ押しする皇后。
「特に今回のウィリアム王子の訪問には丙寅洋擾時にフランス艦隊に略奪された文化財の一部を英国王室を通して(仲介役で)返還される意味のある訪問です。失敗して国際間の行事で恥をかくという憂いもありますが…皇太子妃はこれに対して支障がないように万全を期するのですよ、わかりますか。」と言われ、はいと答えるしかないないチェギョン。

ちなみに…“丙寅洋擾(병인양요/へいいんようじょう)”とは朝鮮王朝(李氏朝鮮)時代の中の出来事で、大院君(대원군/テウォングン)がキリスト教(天主教)を禁止・弾圧した際に、フランス人宣教師を処刑したことによってフランス艦隊が報復措置として賠償請求などを求めて江華府(강화하/今の江華島<カンファド>)を占領した事件のこと。そして、“丙寅”とつくのは1866年(丙寅の年)に起きたからです。

↑の事件の頃の歴史には、三浦悟楼、井上馨、李鴻章、伊藤博文、小村寿太郎や閔妃(ミンビ)が絡んできます。かくいう私も高校時代は世界史専攻で日本史には疎く…(そして、私の場合だけなのか皆そうなのかは不明ですが、大体近現代は疎かったりする。)角田房子著の『閔妃(ミンビ)暗殺―朝鮮王朝末期の国母』を読むまではこのへんのことには全くの無知だったんですけど。興味のある方は一読するのもいいかと思います。私はちょっと読むのが大変(難解!)でしたが…でも知るにはいい1冊でしたよ。こんな風にして世界は動いていたんだな、と。明治期の、日本・韓国(朝鮮)・中国・ロシア、その他のヨーロッパ諸国の策略というか動きというか。なんだか、最近妙に歴史が好きなんですよね~。昔から社会は好きなんだけど…密かなマイブームなのか!?

で、皇后から↑の役目を言い渡されて東宮殿に戻ってきたチェギョン。
すると、皇太后が来ているとチェ尚宮から言われて、さらに頭が痛くなるチェギョン(車壊したし)。
が、皇太后は明るく笑顔でチェギョンを出迎える。
チェギョンを見ていると自分が宮へ来たときのことを思い出す…と語りだし、主人(チェギョン)と客人(皇太后)の立場が逆転したようなカタチで会話は進む―――

そんな中で、チェギョンは自分のせいで車を壊してしまった、と皇太后に謝罪。皇太后は、穏かに最初は驚いたけれど、皇太子妃がケガしたのではないかと思ったからで、何事もなくて良かったと気遣う。そして…車が古く使えないのに捨てれずにいたけれど、今回のことがいい機会になってむしろ感謝しているから、心を痛めないで、と言う。

この言葉に、すっかり緊張の糸がほつれたのか、涙を流すチェギョン。そんな彼女に車のことで涙を流すなんて―――と驚く皇太后はチェギョンの涙を見てある言葉を伝える。それは皇太子(シン)がタイに公務へ行く日に皇太后の元へ挨拶にやってきたときの言葉を…

「ウィリアム王子の訪問に際して皇室の代表は皇太子妃です。…(チェギョンの涙の話をしていて)自分のせいで何度も涙を流させてしまい、その涙を見ていると心の奥深い場所で何かが動かされるのを感じるのです」と。

このあと、チェギョンの涙が(あるものと比較して)美しい…と↑に続いて言ってるんですが、その比較対象が何言ってるか何度聞いても判らんとりあえず
昌徳宮(창덕궁/チャンドックン)にある場所みたいなんですが…、うむむ。ま、とにかく涙を流すチェギョンにいつか一緒に見に行こうと誘う皇太后。そして、東宮殿まで来た本当の目的はこの言葉伝えるために、つまり直接には言えない(実際8話ラストでは何の言葉もなく去っていったシンなわけで)男(シン)の代わりにやってきたのだと。そんなわけで表現下手な男といふ生き物を女達が理解してあげようじゃないか、ということで。

そしてチェギョンは、シンの部屋で幼少時代のシン+アルフレッドの写真に触れて、今、この部屋にはいない主人(シン)を想う。皇太后からの伝え聞いた彼の言葉を思い出したりして。

その頃の表現下手な男という生き物の代名詞(苦笑)シンは―――
          
公務をこなして寺院を鑑賞していたり。(ここ↑、ドコなんでしょうか…気になるが調べる余力なし
そしてそのタイには…シンだけでなく、シン友+ヒョリンも実はいたりするのです。言うなりゃ、追いかけですな。で、夜の船上ディナー(ツッコみたいんですが…高校生ですよね!?)しているシン友+ヒョリンの計4人。

で、シン友のなかでも3枚目的かつ余計なこと言ってしまうキャラクター(苦笑)チャン・ギョンは女のスタイルについてあれこれ語り始める。つまり理想の体型を持つ女性は…イタリア+フィリピン+イギリス+タイといった具合に、それぞれのいいとこどり。まぁ、そんな女性いやしませんが(多分)。で一笑に付すヒョリンや他のシン友たち。確かに、こんなこと考えてるなら勉強しろよ!と私でもツッコみたい

ヒョリンは1人席を離れて…そこに彼女に気のあるインがやってくる。
そして彼にシンのいるホテルがどこか?と尋ねるヒョリンに、本当は複雑なのだけれど間をおいてすぐにわかるから連れていこうかという誘いを断り、1人で会いに行きたいというヒョリン。

そんなヒョリンのことは露知らずなシンは…
宮内官から公務のスケジュールを知らされる。明日の公式記者会見がシンにとって重要なものなのだと伝えると同時に、皇太子妃(チェギョン)に連絡をしたらどうでしょうか…と進言するも↑の「あとでします」とは違うけれど、続きを制止させてしまう。そして、「ラーメンを食べられませんか、卵入りのラーメンを」と言い、宮内官はラーメン?と狼狽気味。シンは窓から夜景を見つつ…チェギョン実家+ラーメンの思い出@7話でも思い出しているのか、はて。

その頃のチェギョンは…
なかなか寝付けない。シンの分身のアルフレッドを抱いていても、そばにシンの顔写真付き人型抱き枕(笑顔Ver.)があっても。やっぱり、実物がいなければ―――寝付けない。

そしてユルは…
丹精をこめて色鮮やかなお弁当を作っている。それは誰のために?

―――翌日。
寝付けないこともあってか、ちょっとやつれているチェギョン。
シンに電話をかけても返ってこないことを知るカンヒョンは、チェギョンを心配する。チェギョンはシンの動向を周囲から聞くようなかたちで、自分に直接連絡がないことに何を考えているのかな…とぼやく。



そんなわけで続きは、また。
今回も前・中・後編になるかどうかは…神のみぞ知る?
ところで、実はずーっと…思っていることがあるのですが、むちゃくちゃ非難受けそうな気もしないがボソっと呟いてみる、のだ。

チェギョンって…心なしかスポーツ万能+好奇心満載の愛くるしい「ガチャピン」に似てないですか!?どうでしょう。ご意見(ご批判)お待ちしております。
          


怒涛の韓国音楽(K-POP)三昧。

2006-03-27 00:34:18 | 私の好きな音楽。

久々にK-POP(韓国音楽)ネタを記事に。
なんだか、アタマの螺子(ねじ)が吹っ飛んだのか、理性よりも本能が勝ってしまったからなのか…、それとも万年貧乏性の自分も年に数回はメンテナンスorリフレッシュが必要だからなのかどうなのか、そんな瑣末なことはさておいて。

とにもかくにも、一度に私的には沢山のK-POP(韓国音楽)CDを購入してしまった自分です。
正確には、K-POP以外のCDも沢山買ったりしたんですが。なんだか、音楽欠乏症、タワレコのキャッチコピー“NO MUSIC,NO LIFE”に陥ってしまったようで。

で、タイトル通り“怒涛の韓国音楽(K-POP)三昧”だったりするのです。
そんなわけで、軽く雑感を。(でも、正直全部聴いてないものもあったりしなくもない…

・임형주(イム・ヒョンジュ) “THE LOTUS” 
私的には解散してしまったBrown eyes以外で、好きな韓国のアーティストをあげろと言われたら、彼だったりする。もちろん、他の沢山のアーティストも好きですが、長く聴けて(飽きない)、癒されるといったらもうこの2者以外思い浮かばないかも。あとは、FLY TO THE SKYとかかな…。

しかし…彼は日本ではソニーから出ていたんですが、今回のアルバムからはエイベックスに移籍したようで(エイベックスがクラシカルレーベルを持っていたとは!この度初めて知りました…)。私は韓国版を入手しましたが、やっぱりイイです、本当に。安直な物言いでしかないけど。天賦の才能なんだろうなぁ、あの歌声は。昨年の紅白にYuming with Friends of Love the Earthとして愛・地球博のテーマソングの“Smile Again”を歌うのに出演(@上海)してましたよね~。(ちなみにこの曲はアルバムにも韓国語Ver.で収録されてます)私的には嬉しかったな。ディック・リーにaminにシェイ・クー、そしてユーミン。たまらないですわ、本当に。日本もやっとアジアに目を向け始めた、というかアジアの一員であることに気付いたのかなー(今までは明らかに欧米追従型でアジアという意識がなかったような気がする…)、なんて思ったり。まぁ…その裏には韓流・華流というものが背景にあるのかもしれないけれど。

でアルバムの方はというと、最初の“Overture(序曲)”から引き込まれる。日本でコンサートやってくれないかなぁ、と常々思っているんですが。ちなみにその際には絶対に行くつもり。彼のコンサートなら私みたいなタイプ(盛り上がっているのに態度に出ない…)でもいいような感じがするし、何よりも生歌を聴きたいという衝動が1番!ところで、このアルバムに収録されている“I Will Wait ForYou(映画:シェルブールの雨傘)”を聴くと…私は映画本編以上にパロディで使われていた『マイガール』の方が印象に残ってしまって(爆)ちなみに、彼の公式サイトはこちら(韓/英)

FLY TO THE SKY “TRANSITION”
3集以降、確実に実力も曲も良くなって…なブライアン+ファニの2人。
で、やはり聴かせる歌声なわけで、2人の声質の違いも上手く棲み分けというかオリジナリティの強みなんだろうなぁといつも思うのです(ちなみに、恥ずかしながら私は当初2人の声を勘違いしていた。つまりあのコブシの聴いた歌声の持ち主をファニでなくブライアンだと思っていた…)。で、アルバムに話を戻して…曲云々の前に1つだけ言いたいことが!

すいません、あのブックレット(というか折込ポスター?)どうにかならなかったんですか!?私の中でちょっとどころじゃなく不評です(苦笑)せっかく曲がいいのに…。

さて、曲の方はタイトル(TRANSITION)通りに過渡期なのかな、なんて。4曲目の“노랑나비(Yellow butterfly)”や9曲目の”The girl is mine”を聴いていると。なんか新鮮。でも、従来の聴かせる感じも全然ハズスことなく。私的には“
심장(♡障)(心臓)”がストライクでしたが。ところで、彼らのツボなところは曲以外にあったりします。それは何かというと…Special Thanks To、つまりメッセージですね。彼らはいつもすごく沢山の文章を書いているんですよね~。あれくらいがフツウなのかな、とずっと思っていたが…他のアーティストを見ると割りにあっさり終わっているのに対して、彼らはいつも両親に始まり感謝の文章が続くわけです。これまたなかなか学習に向いてて密に楽しみだったりする。結構、文章は性格が反映されるといいますか…(ってことは、私のこのブログも性格が反映されているのか!?)

・SE7EN(세븐) “24/7”
今までが、“JUST LISTEN”、“
MUST LISTEN”と来ていたので、今回はどうなるんだろうなー、と思っておりましたが、続きもののタイトルではなくなったもののなんだか新しい予感を感じさせるタイトルでした。そして、ピ(RAIN)君のときも思ったが…3集ってのは節目なんですかね!?

なんだか、すごく変わった気がして、こんな顔だったかなー…なんて思ったのでありましたっ(正直、人物が一致しない…)。曲に入る前に、まずこのアルバム最初見たとき、どうやって開封するのか!?という思いに駆られてあれこれいじくってしまいましたが、マグネットなんですね~。そういえば、1・2集もアルバムケースが黄色・青と凝ってる(あるいは、割れると代わりが利かない、ともいえる)のをみると、装丁にこだわりがあるんだなぁと思うのです。しかし…ブックレットがケースと一体化してるのはいいんですが…黒なんですね。私、黒いブックレット苦手だったりします。指紋とかつくのが嫌なんだよなー…黒はオシャレだけど、その分目立ってしまって。

曲の方ははじけてますね~。私的にはドライブ中とか聞きたいかも、しれない(運転しないし、車ないけど)13曲目の“BABY U”なんかはアメリカンポップスをちょっと彷彿させる。誰の歌だったか忘れてしまったけれど。とにかく、彼の曲はやっぱり動いている姿と一緒に堪能した方がいいんだろうなぁ。思えば、“문신(刺青)”の王子?の着替えシーンなんかもなかなか楽しかったんだけど、今回はそんなのないのかなぁ。アルバムのトーンとかを考えるに。

・이수영(イ・スヨン) “GRACE”
『王の男』+『マイガール』で爆発的人気なイ・ジュンギがタイトル曲の“GRACE”のMVに出演ということでも話題なアルバム。なんだか、衝動買いしてしまった1枚。私的に女性ボーカルものを買うのはすごく珍しいのだけれど、彼女の声質が好きなのかな。前集(であってるのか?)“The Colors Of My Life”に比べると、おとなしい感じの1枚。つまり全体がバラード。前もそうなんだけど…アルバムとしてのカラーが多彩だった気がする。

OSTしか入ってないと思っていた“이 죽일 놈의 사랑(このろくでなしの愛)”が入っていたのには驚き。いい傾向かも。だって…OSTしか入ってなくてそれが聴きたいがために買うのも時々うーん、と思ったりするんですよね。(ちなみに持ってはいないけれど、『マジック』のOSTに入っているSG wanna beの“The Story”なんかは彼らのアルバムに収録して欲しいなぁと何度思ったことか!)あと、このアルバムに収録されている“끝(終わり)”は安全地帯の“ワインレッドの心”のカバーですね。やっぱり、言葉とか歌い方によって随分変わるなぁ、なんて。

・궁(宮)OST
そのうち詳しく書きそうなので、省略ですが…
ここ最近ヘビーローテーション。しかし、仕事の欝をこのOSTで紛らわしているので、OST聴くと必然的に仕事が思い出されるようになってきてしまっているのが…悩み。ま、「音楽は思い出の目次(byDJの黒田治氏)」と言われればそれまでなのですが。しかし、本当にインストを担当している두번째 달(2nd Moon)のアルバム欲しいんですが。注文取り寄せするより他ないのかなぁー…、この手のジャンルは。ちなみに歌モノではStayの“당신은... 나는 바보 입니다. (君は…僕は愚か(バカ)です)”がお気に入り。多分、ドラマの中で結構印象に残る部分で長く使われているからなんですよね。特に2人の心がすれ違っている時に。

そういえば…、OSTに入らずに使われている曲もよく流れているのだけれど、最近よくあるパターンのようにOST2枚目出るのだろうか。ちょっと気になるところであったりして。


・“마이걸”(マイガール)OST
実は今頃かよ!と突っ込まれそうですが…密に『マイガール』ブームがやってきたりもしなくなかったりするのです。その原因の1つにずーっと買いそびれていた“쾌걸춘향(快傑春香)”のDVDを入手して見返してたりしたら、同じ演出家+脚本家の『マイガール』もきっちり見なくては!なんて思ったのです。いや、見てたけど…途中で『宮』が始まりましたので…まぁ、そんなわけで

“쾌걸춘향(快傑春香)”の時は、ジェヒ演じる夢龍(モンニョン)とオム・テウン演じるアジョシという2人の男が、『マイガール』の時は、イ・ドンウク演じるコンチャンとイ・ジュンギ演じるチョンウという2人が。春香の時は、夢龍でずーっと見ていたけれど、『マイガール』ではチョンウ視点で見てたりしなくもなかったのです。いやー、彼の人気が出るのには分かる、激しく納得。『王の男』は未見ですが…そのうち日本でも公開されそうですよね。どういう路線かな…伝統芸能を絡めているとやはり『さらばわが愛/覇王別姫』とかかな。OSTに話を戻すと…最初無茶苦茶違和感あったポンチャックか!?と初回放送時思っていた“Happy Happy”がアタマを離れない。あと好きなのは…公式開くと流れてくる(放送では使われていた記憶がない…)“첨부터(初めから)”と“Never Say Goodbye”がお気に入りだったりするのですが。しかし、イ・ドンウクを見ると伊藤英明を思い浮かべてしまうのは自分だけ?

・서동요(薯童謡)OST
いやー、長丁場終わってしまいました。KNTVさんではこれから始まるみたいですね。
思えば、初めて見ようと思った大河ドラマ(字幕なし)なわけでちょっと思い出深い。所々じゃないくらい見てないスパンもあったりしましたが(苦笑)考えてみれば、これで結構宮中用語に慣れて『宮』見れているのかも。「太子殿下(태자 전하)」とか。だって、普段使わない言葉ですし。

OSTはほぼインスト構成なんですが、民俗音楽とか好きな方はいいかも。最近、歌モノよりインストやイージーリスニングとされるジャンルにどっぷりつかっているので。ちなみに、表紙の写真だけ見ると最初う~んと思っておりましたが…CDとMVの2枚構成でした。でも、まだMV見てないんですが

・K “Beyond the Sea”
K-POPではないのですが…というのも、このアルバムはJ-POPとしての位置づけなので。
私的には、Kは韓国での活動している曲よりも、日本での活動曲の方が好きだったりします。というか、断然。やっぱり、国によってのカラーというか、アレンジの仕方によって全然魅力が変わってくるなぁ、なんて思うのです。曲聴いてると。そして、彼の凄さはその立ち位置の区別がハッキリ出来ているところなのかな、と。まったくK-POPの残り香がしないところが妙味なんだな、きっと。

そして、韓国国内で爆発的にヒットしてた…というわけでもない彼に目をつけてきた日本のスタッフも凄いなぁ。音楽にしても映画にしてもテレビにしても…生え抜きのままそっくり持ち込んでも全て成功に至るわけじゃないところを思うと、先見の明があったんだなと思うのです。

そんな、K-POPな日常。
簡単に書くつもりが…全然簡単じゃなかったりして。そして、何やかんやとバタバタして(仕事のことがアタマから離れなくて)全然休日じゃなかった…。あぁ、精神的充足が欲しいんですけど、それは音楽で補給できるんですかね!?

そんなこんなで、もう新しい1週間。果たして、長いのやら、短いのやら。あまり考えないようにしよう。考えなくちゃ、やらなきゃいけないことは山積みなんだけれど。
 


就職、不安のさざ波に。

2006-03-22 01:50:09 | 仕事と人生を考える

最近、心がざわついて平安とかけ離れた状況になっています…。
まぁ、春という時節は終わりと始まりの季節だとするならば、そういうものなのかもしれないですが。

で、以前<派遣社員な日々>というカテゴリだったのですが、変更しました。その名も<仕事と人生を考える>に。なんで変更したのかというと、派遣社員を契約満了して、仕事を見つけて就くことになったから、です。自分の元来からの希望していた仕事に(契約ですが)。

私は、浪人→学校→就職浪人(アルバイト)→NEET→派遣という道筋から、今回の就職に結びつきました。私的に振り返ってみると(傍から見ると大げさに思われるでしょうが…)本当にしんどくて正直なところ毎日「死にたい」という思いにも駆られたりしてた、のです。どんどん皆が普通に就職していくさまを見ていて、新卒時代には「なんで自分は内定がもらえないんだろう…」「説明会に参加しても質問なんかすることない、というか興味なし」とか、「自分はこれがしたいのだから」とかまぁ、色々。つまりは甘ちゃんだったとでもいうか。他には、リクルートスーツを着るのが嫌い(足が太過ぎてスカートが似合わない)とか就職活動ということの中でもかなり些細な事柄に「自分なんかじゃ…」という消極的な姿勢に支配されていたんですよね、きっと。今でもそういう側面が自分の性格にあるんですが、PPS(ピーター・パン症候群)なんでしょうか。

でもね、卒業すると現実を突きつけられるわけです―――
「新卒」というカードがいかに最強なのか、ということに。
もう、そりゃおそろしいくらいに、突きつけられるんです。たった1日前まで学生という身分と、何も持たない身分の差に。で、どん底(自分的には)に陥った気分に入り、周りからは責められるorそんな気がしてならない。他人から、「今、何してるの?」という定番の掛け言葉ですら落ち込ませられる日々。人間って縛られるているとしんどいものですが、何も持たないとか帰属していないと実はとても生きていけない、なんて思わせられたり。

で、そんな時節からとりあえず生きてるだけで丸儲け…じゃなくて(苦笑)、生きるには何もせずともお金がいる、という現実があるわけで派遣しながら就職先を探すと言う日々。まぁ、思えばここでも色々と学びました。色んな人がいるもんだなぁ、と…。そして、やはし派遣という立場を思い知らされるとでもいうか。人によってどう捉えるかにもよるんでしょうが、派遣をするなら「利用される」でなくて「利用する」立場or気概でないと持たないかもなぁ、なんて思ったのでした。つまり、何でも受身じゃダメってことですかね。

で、そんな派遣生活をしながら、履歴書書いて、送って面接受けて…現況に。
働きながらの就職活動って大変でしたが、やはり同時進行でないと痛い、です。やめてから、のんびりハネを伸ばしてから~…なんて言ってるといつまでも見つからない(失業手当を給付される立場にいたら話は別かも、ですが)。ちゃんとした納得させられる理由がないと。
というか、その期間が長引けば長引くほど突っ込まれてしまって、職歴のない既卒者にとっては欝になるばかり、です。「経験がないとねぇ~…」の一言が。一度失ったものを取り戻すには、想像以上の努力が必要、と痛感させられたり。思えば、それを払拭するために色々したかも、髪を染めたり、コンタクトにしたり、外見やら態度やら何やら。だって、そういうところでしか判断されないんだもの。経歴が無い以上、充実させられるものといえば、資格・免許の欄とか。で、資格持ってても、「経験がね」と突っ込まれてしまうし。なので、やはし思うよりも行動で、思いながら同時に行動というのが1番だったんだな、と今振り返ってみる…。

とはいっても、こんな風に行動を起こせるようになるまでは大変で…
やっぱり躊躇してしまうんですよね。私はそうだった…。きっと臆病だったんだろうな。思えば、もっと積極的に参加してたらこんなに就職に至るまで長引かなかったのかな、なんて。いわゆる「就職したいと思っているのに、どうしていいか踏み出せない」層だった自分。でもね、段々月日が経つといやがうえにも就職という現実を思い知らされる。でも踏み出せない。そんな躊躇する日々。扉の前にいるのに、叩けない自分がそこにいて。正直言って最悪(ジレンマ)!でした。

で、今就職して正式には4月からですが、研修めいた感じで働いています。
が、しょっぱなから自分1人に相当責任がかかってる仕事(もちろん未経験)をやっているのですが、もう正直どうしていいかわからず相当テンパっています。マジで、どうにかしてくれぇぇぇー自分の職種でこんな機会にめぐり合える人は殆どいないだろう、という仕事に関われることに対して嬉しさよりもに、はるかに恐怖の方がつのっていて神経がちょっと病んでたりします。果たして、自分は持つんだろうか…と潰れる心配に駆られたりしています。仕事内容を始め、職場環境とか諸々に関して。

その職場環境のほうが、何やらBK(ブラック)な気がしなくもないこの頃…。
本当に私は持つのかしら?どうなのかしら?、と誰かに問うても答えは無いわけで―――
頑張るより他ない、んでしょうか。最低3年くらいは、職歴的にも、自分の職種への経験的にも。
ただ、私はここで終わるつもりじゃない、と自分に言い聞かせてみる。
それは欲心ではなく、新たなる自分を探しに行きたいから。
それに…派遣生活で学んだこと。
「ここが、それがフツウだと思ってしまう恐ろしさ」

なんだか、今年になってから就職内定率も高まっているようですが…
とはいっても、決まらない人もいると思うんです。それが自分で選択したのか、そうならざるを得なかったのかはさておいて。正直、就職って、「運」も相当影響してるんじゃないのかな、なんて思う。だから、落ち込む無かれ。悩む時はとことん悩むべし、なのかな。そして彷徨したものって世間的にムダでも自分の中では全然ムダじゃない。むしろ有益。偉そうな口きける立場じゃありませんが。

仕事でテンパって正直、このままバックれてしまおうか―…なんて思いに駆られたりするけれど、でもあの無職・既卒時代に比べれば、収入があって派遣みたいに交通費自腹切ることがないのだから…と言い聞かせる。自分の中の最低時代を知っているとずいぶん強くなれる、不思議だ。人間とは、そんな風に道を作ってゆくんでしょうか。自分の前に道なし、自分の後ろに足跡と道あり、なんて(笑)。


とりあえず、明日(今日)仕事です。起きれるのかな、心配
そして、ふと既卒・無職時代によく覗いてた2ちゃんねるの「就職板」のあるスレ(既卒)を見てみる。

そのスレはこんな書き出しで始まる…
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

初めてこのスレを利用する既卒の方への注意事項。
1)まずはじめにテンプレを読もう。
2)思い立ったが吉日。今すぐハローワーク、もしくは学生職業センターや
  ジョブカフェに行って相談しよう。今閉まっているなら明日行こう。

3)職が決まらないからといって死のうと思うな。
  死ぬよりバイト・フリーターで生きるほうがいいじゃん。

4)仕事は高望みしないこと。選ばなければ仕事はあるよ。(でもブラックはダメよ?)
5)資格、公務員、起業、学歴、男女論などの専門的な話は各専門の板で行なうこと。
6)次スレは>>950が立てる。ホスト規制の場合はその旨を書き込む。
  >>960は代理でスレを立てると名乗り出た人の中から指名してお願いすること。

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当時は、太字部分にずいぶん救われたものです。私は。
本当に死にたくなったりしてたもの、大げさと思われるかもしれないけれど。

あの時覗いていた自分と今の自分を比べて成長できたのかな。。。わからないけれど。そうであると思いたい。そして、1日1日を耐えつつ、でもそれで終わるんじゃない自分でいたい。だって、先は見えない。どう転ぶかわからないんだもの。

と、こんな感じで<仕事と人生を考える>日々の始まり。
ちょっとモヤモヤしてたことを書いたらすっきりした。でも、まさかこの時間になるとは!


『宮』(8話)雑感。<後編>

2006-03-19 11:58:15 | 韓国芸能全般

さて、ようやく後編。やっと、やっと8話が終わる!!
チェギョン+ユルが会話をしている姿を見てしまい、シンが部屋へと戻り孤独を感じている頃―――

チェギョン+ユルはどこにいたのかと申しますと。
2人の密会場所じゃなくて…、ユルが6話で“花香満園亭 亭園満花香”という言葉を教えた場所にいる。一面に落ち葉舞うこの場所の名前が未だよくわかってないのですが(爆)、今後も頻繁に出てくるので、キーワードならぬ、キープレイスだったりするかと思っているのですが。

で、読書中のユル。何の本なんだろ…、気になりますというのもユルの台詞には結構引用が多いような気がするので、元ネタ知ってるともっと楽しめそうな気がするんだよなぁ。でその本の内容をチェギョンに教えるユル。何言ってるか良く判らずでしたが、とりあえずある男の話!で、夢中になって本をめくるチェギョンを見つめるユル。(私的には、多分『木を植えた男』かなー、とも思うんですが推測の域をでないです。もしそうだとすると日本と韓国ではずいぶん挿絵が違うな、と。挿絵で印象というものがずいぶん変わってくる)

その頃シンは暗室で写真を現像中。
しかも、ヒョリンの…ヲィ。割と暗室に占めるヒョリンの写真多いし(苦笑)現像したヒョリンの写真を見つめるシン。
そこに部屋へと戻ってきたチェギョンがシンの部屋をノックする。だけどシンの声はなく、部屋に入って幼少時代の写真を見つけたりして、ふと傍にあったリモコンを手に取ると、暗室の扉が開いて―――

中へと進み入るチェギョン。
暗室内にある椅子に座っているシンに驚き、ケガをして包帯が巻かれているのをみて心配するチェギョン。シン+ユル2人とも落馬したゆえ、ともにケガをしているわけで。でも、チェギョンは中編に書いたとおり、沢山の人間が駆けつけたシンではなく誰も来なかったユルに駆け寄って…。
今頃心配されることが気に食わないシン。チェギョンはふと現像された写真を手に取るとヒョリンの横顔。それに気付いたシンは、「出て行け!俺の言葉が聞こえないのか?出て行けよ!」と追い出す。その形相に驚くチェギョンはそそくさと駆け出していき、シンはこのもどかしさをどうすることもできず…。

で、宮中では慰労式(定年退職か?)めいた式典が行われていて。(シンも付き添い)
陛下が途中持病により倒れそうになる。で、皇太后と皇后はこの事態をどうしたものかと思案中。というのも、タイへの公式訪問の予定があるため。シンに代わりを務めさせようとするものの、もう1つ問題が発生してしまう。それは、同時期にイギリス王室からウィリアム王子がやってくる、彼をもてなすのに適合した(=同世代)の人間がいない、ということ。つまるところ、陛下が健康であったなら何の問題も無いのだけれど…。

で、この事態を打開するのには、
「ウィソングン(=ユル)はどうかしら?イギリスで教育も受けたし、何の問題も無いかと…」
と皇后に相談。しかし、皇后としてはユルが宮での勢力というかシン(皇太子)の領域に侵入することを回避したいわけで…、やんわりと納得しつつも宮に戻ってきてから日が浅い、と苦言を呈する。

で、皇后はチェギョンの教育担当であるチェ尚宮にチェギョンの英語力について相談。そして、外国へ公務に行くには無理だということがわかり…、皇后は皇太子(シン)がタイへと赴き、皇太子妃(チェギョン)がウィリアム王子の面倒を見たらどんなにいいか、と話す。というのも、ユル+ユル母の勢力拡大だけは避けたいがゆえに。―――で、その話を耳にするシン。

陛下+シン+チェギョンはお茶中、というかお見舞いに。
タイへの公務に関して、陛下は皇太子は今まで自分の補助もしていたから、難なくこなすだろう。そして、皇太子妃も一緒に行く準備をしなくては…と言う。この言葉に私も?と嬉し驚きのチェギョン。そんなわけで、猪突猛進型な彼女は早速友人たちにメールで報告しようとする…が!!

「皇太子妃は一緒に行くには難しいと思います」、とシンが水を差す一言。
これにチェギョンは声を出さず「なんで?どうしてよ!?」と口パクで反抗!
皇太子妃教育も沢山あるし、とにかく一緒に行くのは難しいというシンの言葉に納得する陛下。そして、ウィリアム王子が自分がタイへの訪問中に来るのだからどうしますか?というシンの問いに…タイへの公務はシンが赴き、チェギョンはそのまま学校に通うことに。陛下の決定に逆らえないので、ハイと答えつつも恨み顔でシンを見るチェギョン。

で、翌朝。
制服姿のチェギョン、スーツを身にまとうシン。
というわけでお互い、「はなればなれに」になるので、挨拶を交わす。
「いってらっしゃい。…それからあの時は本当にゴメン」というチェギョンに対し…
シンは何の挨拶の言葉も言わずに、宮内官に「先に行きます」と言い残して去っていく。
冷たいシン。なんだか、そっけない別れの挨拶にチェギョンはちょっととまどい?を感じて…。

―――という感じで8話終了、です。
いやはや…長かった(脱力)orz のですが…、とりあえず何とか消化できてよかったと言うのが自分的に正直なところ。そんなわけで、次回9話ではシンのタイ公務があるわけで下の写真の姿も見れたりするのだが…いつ書けるのか不明です(爆)。

          
しかし…残り15分書くのにどれだけ時間割いてるんだろ…(ボヤキ)ヒドすぎる…時間が足りないですねぇ、本当に。神経質な性格が災いしてるのかも、ですが

なんだか、この回はですね…
私的に勝手にサブタイトルつけるなら「嫉妬の乱反射」ってところですかね。
皆が皆それぞれに嫉妬或いは、嫉妬めいたものを感じている…。カンヒョンとヒョリンはチェギョンに、ユルはシンに、シンはユルとチェギョンに或いは宮ではない場所に、チェギョンはシンとヒョリンに、皇后はユル母(へジョングン)にといった具合に―――まさにメビウスの輪状態。混沌としていて、感情なんてそんなもんだと思いますが。垂直な感情なんて、なかなか見つけられなくないですか?私だけか…結構感情がとぐろまいたりしてるのは(苦笑)

そして、特に今回後半ツライと思われるシンを見ていて思ったのは…
“Everybody's friend is nobody's friend ”(皆の友は誰の友でもない)という諺。
シンの孤独を共有する誰かがいない、んですよね~。皆、大事にしてくれてはいるけれど。だから、孤独。だから物置屋根裏部屋で写真を見つめたりしてしまう「いちばん大きな空はいつでもあなたの後ろにある」なんて。だからこそ、チェギョンがユルの元へと駆け寄ってしまったのは痛かった、に違いない。

そして一方のチェギョンは…
秘密が多いシンに対して、その扉を探すor叩く楽しみもあるけれど、閉ざされ過ぎていると近寄りがたいもの。そんなチェギョンのボヤキが聞こえてきそうな回。後半ではシンのSOSに気付かなかったりしてますが。でもなー…私自身のタイプはシンみたいにココロを閉ざしているタイプ(冷徹・客観的)なのでわかるんだよな~(初対面がすごく硬いらしく、後でよく最初の「硬さ」を指摘されるのです)。ドライに、クールにフラットに生きてきた中で、突然歩く時限爆弾みたいな彼女に遭遇する。喜怒哀楽が激しくて、徐々に自分にもこんな感情があったのか―と目覚めてゆく。そんなときに、相手が自分ではなく違う方にへと向かってしまうと…ショックだよなぁ、本当に(相手がそういうつもりでなくても)。そういうことを避けてきたからこそ、後のざわつきが大きくて、またいっそう閉じこもってしまう、とでもいうか。

でもね、そうはいっても結局チェギョンはタイへの公務にはいけないわけですが、行かせないようにしたシンは皇后とチェ尚宮の話を耳にしたからこそ、なわけで。だから、チェギョンを慮って、労わってな行為なわけで、徐々に好意を持ち始めていることの表れ…。しかし、表に出ない(出せない)んだよなぁ。確かにこの手の人間にとって感情を表に出すのはすごく難しいです。私なんかは、感情をだせ!と言われれば言われるほどに感情が冷め上がってしまったりする…んですけど。

ところで、どうでもいいんですが、画像(イメージ)検索かけると人気を反映してか怒涛の勢いですね…。うぇっぷ!しかし…empasでかけると原作が最初に出てきて、他と違う感じです(かけた結果)。これまた面白い。まぁ、最近私がempas好きだったりするからかも、ですが(回し者ではありませんが!)

それにしても、こうして『宮』を見てると、私はこの手の話が好きなのかなー、と思ったり。
つまり平凡さが抜けきらない庶民主人公がある日突然に―――っていう筋が、か。あとちょっとドタバタしてる主人公が奮闘する感じとか。そんなわけで、見てると思い出してしまう映画と小説があったりするんです。

それは何かというと…『エマ (Emma)』・『プリンセス・ダイアリー(The Princess Diaries)』・『ロイヤル・セブンティーン(What a girl wants)』という3つの映画作品。前者2つは原作小説があって、の映画化。『エマ』はジェーン・オースティンの小説。『プリンセス・ダイアリー』は映画では『プリティ・ウーマン』をとったゲイリー・マーシャル監督の作品だからか何故か『プリティ・プリンセス』になってしまいましたが…(爆)ま、映画ではおばあ様(女王)役をジュリー・アンドリュースがやっていたのが良かった!最後の『ロイヤル・セブンティーン』はアメリカン・ガールな主人公がイギリスにいる見知らぬ父へ会いに行って…と話が展開するんですが、階級社会のイギリスとアメリカの対比とかいろいろあって面白いんです。こう書くと堅苦しいんだけど(文才の問題)

ま、そのうち気が向いたら語ってみるやも…↑の3作品ご覧の方がいらしたらぜひコメント下さい!(あ、でも『プリンセス・ダイアリー』、映画の2は見てないですが)ま、とりあえずこの3つにも、『宮』にもいえるのは…あちこち行かずとも、愛は身近な場所にあるもの、ということでしょうか。(かなり大きくまとめてみると。。。)現実は、そんな身近にあるものだと私は思わないのですが、悲しいかな。


『宮』で思い浮かんだ歌とか…

2006-03-16 20:39:57 | 韓国芸能全般

さて、先日の記事“『宮』のトリビア…?。”の中で思い浮かんでしまったこと…というその続きです。勝手に私が思い浮かんでしまったことなので、本編には関係ないです、多分

何を思い浮かんでしまったかというと―――
主軸の4人のことを思いながら見てて、或いは回想?してたりしたら勝手に曲が思い浮かんで最近頭から離れない+ヘビーローテーションでよく聴いているのです♪

さて、その曲は何かと申しますと…
이수영“휠릴리(フィルリルリ)”。
今は新しいアルバム7集の“GRACE”に『マイガール』・『王の男』で爆発的にブレイクしたイ・ジュンギがMVに出演してたりしますが…思えばこの“휠릴리”(6集)のMVもとーってもお金が掛かっていてスターが出ていたことでも話題になりましたっけ。(シン・ハギュン+ハン・ジヘ+キム・サンギョン+チャ・ソリン出演の四重奏とでもいうか…)

で、何だか引っかかるというか心に思い浮かんだあたりが…

얼마나 불어야 아나요 얼마나 커야 그대가 듣나요
고단한 사랑은 한번도 쉰적이 없는데
언제나 날 알아 보나요 언제나 날 사랑하게 되나요
그대가 나라면 참 쉬운 일일텐데
どれだけ吹けば気付いてくれますか?どれだけ大きければ君に聞こえますか?
くたびれた愛は一度だって休んだことが無いのに
いつになれば私に気付いてくれますか?いつになれば私を愛してくれますか?
君が私だったらとても簡単なことなのに

휠릴리~그녀와 행복이 휠릴리~날 불행하게 해요
휠릴리~난 될 수 없나요 잘 봐요 내 안에 그대도 그대죠
フィルリルリ 彼女との幸せが フィルリルリ 私を不幸にする
フィルリルリ 私にはなれない? 良く見てよ 私の中の君も君でしょ?

という部分。これは女性→男性への歌詞ですが、男性→女性へと置き換えるとユルな感じだなぁ、と思ってしまいまして。

あと、なぜか思い浮かんで離れないのが、Avril Lavigne“Sk8er Boi”
He was a skater boy
She said "See'ya later boy"
He wasn't good enough for her
彼はスケーター・ボーイ
「また今度ね」と彼女は言った
彼にとっては高嶺の花の彼女

She turns on T.V., guess who she sees
Skater boy rocking up MTV
She calls up her friends, they already know
And they've all got tickets to see his show
she tags along, stands in the crowd
Looks up at the man that she turned down
テレビをつけてみたら…、誰が出てたと思う?
スケーター・ボーイがMTVでロックしてる!
友人に電話しまくったら、皆はとっくに知っていた
彼のショーをみるためにチケットを取っていたから
彼女も一緒について行って、観客の中から
見上げたその男性は、かつて自分が振った人

Sorry girl, but you missed out
Well tough luck that boy's mine now
We are more than just good friends
This is how the story ends
Too bad that you couldn't see
See the man that boy could be
There is more than meets the eye
I see the soul that is inside
お気の毒に、惜しいことを
運が無かったのよ、あの人はもう私のもの
私たちはただの仲の良い友達以上なの
これが物語のエピローグ
読めなかったあなたが悪い
あの少年がどんな男性になるのかを
目と目が合うだけじゃなく
私には彼の内側の魂が見えるの

なんだか、ヒョリン的でもあり、チェギョン的でもあり。
もともとこの曲がある少年少女の始まりを書きつつも、最後には語り手だった「私」がスケーター・ボーイと付き合っていて一緒に、彼の昔の知り合いの女の子の話を歌おうとするオチなんですが。逃してしまった愛をすっぱりと「運がなかったのよ」と言い切るところが印象に残る1曲。ある意味清々しいんだけども。そんなわけで、これもまた最近妙にヘビーローテーションだったりしますが。何故?

そもそもOSTというものがあるのに、何故か他の曲が浮かんでしまっています。
そういえば、韓ドラのOSTや主題歌にはモロにドラマの内容や主人公の心情を反映したものになってますが…、日本ってあんまりそんな感じないよなぁ。むしろ、タイアップ取るのに必死…な感じがしなくもなくないもちろん、ドラマや映画の内容を受けて作詞…というのはあるけれどそこまで直接的じゃないというか。そういえば、『宮』から話題それまくりですが、何故かここ最近『兄嫁は19歳』OST中の数曲を異様に聴いている自分だったりします。なんでだろ…これに出演してたキム・ミニが今『宮』の裏番組であるKBSの『グッバイ・ソロ』に出てますが見たいのに、見れないなー…、あまりにも『宮』に割きすぎて(苦笑+泣)

『ファッション70’s』で好演していたチョン・ジョンミンが気になると同時に…、好きな韓国映画の1つ(というか話のパターンが好きなのかな…)である『サプライズ』にも出てたキム・ミニがどう
なってるのかなー、という点でも気になる作品なんですが!(そもそも、私が『ファッション70’s』を見たのは、『サプライズ』に主演してたイ・ヨウォンが引退→復帰ということで彼女目当てで見始めたものの、最後にはチョン・ジョンミン+キム・ミンジョンの主軸の中でも脇2人の方に気が向いてしまったという…)

まぁ、そんなことはさておきとりあえず歌モノでも最後は『宮』でしめようかと…。
“Perhaps Love(사랑인가요)” 。この曲OSTではRemixも入っているのですが、全然アレンジが違うので最初はすごーく違和感があったのですが(苦笑)、最近はすっかり聞き馴染んだのか両方とも気に入っています。しかし落ち着くというかじっくり聴くにはオリジナルでRemixではないほうが私の好みだったりします

以下、へもい訳で…
男女のデュエットなので訳し方が入り乱れています

“Perhaps Love(사랑인가요 愛でしょうか?)” J&HowL

언제였던 건지, 기억나진 않아
자꾸 내 머리가 너로 어지럽던 시작
한 두 번씩 떠오르던 생각
자꾸 늘어가서 조금 당황스러운 이 마음

いつだったか覚えていない
しきりに私の頭の中があなたで乱れ始めたのは
一度、二度…と思い浮かんできて
どんどん増えていくことに少し慌てているこの気持ち

별일이 아닐 수 있다고
사소한 마음이라고
내가 내게 자꾸 말을 하는 게 어색한 걸
大したことじゃないんだ
気のせいなんだと
僕が君に何度も言うのはおかしなこと


사랑인가요, 그대 나와 같다면 시작인가요. 
맘이 자꾸 그댈 사랑한대요.
온 세상이 듣도록 소리치네요, 왜 이제야 들리죠. 
서로를 만나기 위해, 이제야 사랑 찾았다고.  
愛でしょうか?あなたが私のように思えたならこれは始まり?
心がしきりに あなたを愛している、 と
世界中に聞こえるように叫ぶよ どうして今頃聞こえてくるのか
お互い巡り合う為に 今まさに愛を探しているんだと

지금 내 마음을, 설명하려 해도 
니가 내가 되어 맘을 느끼는 방법뿐인데  

今私の気持ちを説明しようとしても
あなたが私になって心を感じるより他に方法はないのに

이미 난 니 안에 있는 걸 
내 안에 니가 있듯이 
우린 서로에게, 이미 길들여 진지 몰라
もう僕が君の中にいること
僕の中に君がいるということに
僕らは互いに慣れているのか分からなくて…

사랑인가요, 그대 나와 같다면 시작인가요. 
맘이 자꾸 그댈 사랑한대요. 
온 세상이 듣도록 소리치네요, 왜 이제야 들리죠. 
서로를 만나기 위해, 이제야 사랑 찾았다고.
 
愛でしょうか?あなたが私のように思えたならこれは始まり?
心がしきりに あなたを愛している、 と
世界中に聞こえるように叫ぶよ どうして今頃聞こえてくるのか
お互い巡り合う為に 今まさに愛を探しているんだと

생각해보면 많은 순간 속에 
얼마나 많은 설레임 있었는지 
조금 늦은 그만큼 나 더 잘해 줄게요
 
考えてみれば多くの瞬間に
どれだけ沢山のときめきがあったのか
少し遅くなった分 僕/私ははもっとよくしてあげるから


함께할게요, 추억이 될 기억만 선물할게요. 
다신 내 곁에서 떠나지 마요 
짧은 순간조차도 불안한걸요, 내게 머물러줘요 
그댈 이렇게 많이 (이토록 많이) 사랑하고 있어요(그대 하나만) 이미
一緒にいようよ 思い出になる記憶だけをプレゼントするから
2度と僕/私のそばから離れないでいて
ほんの一瞬でも心細くなってしまうから 僕/私のそばにいて
あなたをこんなにとても(こんなにたくさん)愛しています(君だけを)すでに―――

OSTに関してはまた別の機会があればそのときに。
あ、先日発売された原作の日本版1巻も買いました~!
やっぱり、日頃馴染んでる母国語で読むと全然違いますねすらすら読める快感(内容がしっかり頭の中に入って)に翻訳の恩恵を感じたのでありました!とりあえず、途中で出版しません…なんてことだけにはならないように版元にお願いしたい限りです、本気で♪(そして、韓国版の最新11巻まだ入手していないので買いたい…が、ドラマ人気でなんだかなかなか手に入らなさそうな気もしつつ)