最近、読書と恐ろしくかけ離れていた…んですが、暑い中読書に没頭した1冊が!
それは、巷ですでに話題になっていますが。
有川浩さんの『図書館戦争』!!!
いやー、面白い。脱帽。エンターテイメント万歳!!大プッシュ!!
って感想を書くと、何かイカれたか?と思われそうですが、本当に面白い。
キャラ立ちといい、ストーリー展開と世界観(近未来)といい。
あと、タイトルにある通り「図書館」が舞台なので、司書資格持ってる人なんかが読むと
あー、やったよ、やったよ(笑)と思いながら読み進められること受けあい。
「中小レポート」やら、日野図書館、分類などなど、図書館業界の現状(アウトソーシングとか)も
かなり踏まえて書いてあるところを見ると、私なんかはうんうん、そうなんだよ、
やったよな~と思いながら読み進めてました。
舞台は、図書館が通常業務をする一方で、メディア規制のなか言論の自由を守るべく
資料収集に奔走。その中で、重要なのが戦うべくの、防衛員。
いやー、凄すぎる。彼らの活躍ぶり。その中での、恋愛的要素も(コメディ大ですが)
ちなみに、版元がメディアワークスなので、ライトノベルかと敬遠される場合もあるかも、ですが。
そんなことは文句なしに面白い!!
最近は、ライトノベルからのヒットって多いですよね。
乙一とか、小野不由美(『十二国記』シリーズ)などなど。
私は、ライトノベルであるなしの区別はつけないタイプですが、まだちょっと壁はあるのかな。
で、読み進めつつ思ったのは。
キャラ立ち具合+ストーリー展開からも、いつか映像化しそうな気が。
というよりも、してほしいかも。
ちなみに、続編の『図書館内乱』は明日9月11日発売。
といっても、書籍は雑誌と違って早売りできたりするので、もう並んであるお店で買った人も
いるのかな。あー、私も早く読みたい!!!
表紙のイラストも、かなりツボです。
読了してから見ると、この絵はあのシーンのことか、などど楽しめたりするので。
続編も同じ徒花スクモさんが表紙なので、これまた読了すると楽しいんだろうなぁ。
そんなわけで、久々に楽しめた読書なのでした。
もちろん楽しめた以外にも、色々思わせられることもありますよ。
文中に出てくる部分で、あの出来事をモチーフにしたのかな、などなど。
ちなみに、SFで本をめぐるもの、といえば私的に浮かぶのは
レイ・ブラッドベリの『華氏451度』。ちょっと読み返してみましょうか。
興味のある方は、Yahoo!booksのコチラで。
著者のインタビューと立ち読みができます。