くすりと釣りと白衣と海

薬家の道を選んでから、とうとう人生の半分を過ぎてしまった。
けれど、海で遊んでいられるうちは子供の時のまま。

回想~「突風の中で」2009.11.15

2010-02-25 | 釣り
予定いっぱいの11月、本当ならば昨日は…ところが、
奥様の所用もあり、長男くんのお相手をする仰せあり、
これとばかりに予定を変更、かめや丸にTELすると、
常連さんの仕立てで顔見知り、人数も少ないからと
同乗させてもらえることに♪
土曜・日曜と西の風が強く、風風風、まさに突風!!!!!
船も落ち着かないそんな中、根府川沖のイナダポイントへ。
週半ばの大雨まではイワシの群れが入るかどうかで
仕掛けが左右されたとのことで、イワシが入れば
サビキの道楽仕掛け、イワシが入らなければオキアミ。
ワラサ・メジも混じるとのことだが、サビキ仕掛けでは
ブレイク続出との情報だった。そこでイワシが入ったら
泳がせでいこうと決め、泳がせの竿をセットしておき、
ライトジギング用の竿でイワシ待ちながらの秘密兵器(笑

20-50mの広い層にイワシの反応あり。
かなり散っているなぁと思いながら、秘密兵器を投入すると
いきなり強い引き込み。
上げてみると丸々とした25-28cmのウルメイワシが
一家で着いている。小さいのをつかさず泳がせにセット!
ここの手際が悪ければ、ウルメはすぐに死んでしまう。
なので船長に見つかると「そんなことしたってダメだ!!!」と
怒鳴られること間違いなし。「道楽仕掛けにしろ!」と。
これだけは人にお勧めできない釣法である(笑
しかし、いかんせんウルメがでかすぎる。最初はメジでもと
思っていたが、そんな気配はこれっぽっちもなく、周囲を
見渡してもイナダさえ姿見せない…そして勢いのいい
デカウルメもくたばってヘナヘナになってしまう始末。
よほどウルメ狙いでサビキに徹しようかとも思うくらい、
おいしそうなウルメ。

だが、群れが離れるとやることなし。
メインを餌釣りにかえたりしながら、次のウルメが入るのを
待つと、今度は50-60mに反応。慌ただしく仕掛けを換え
20cmのウルメを釣ると早速泳がせ。
今度はイワシ棚の下まで落とし、狙い通りにイナダがヒット!
が、後が続かずまたまたウルメも退散してしまう。
ベタ底90m。ウルメの棚が深くなるし、この風では水温が
下がってきているに違いない。そう思い、仕掛けを餌釣りに
変更し、船が流されるのを計算して、5ヒロあるハリスで
底から5mをとってみた。
するとわずかなアタリとともに仕掛けが吹ける。尽かさず
早巻きで合わせるとイナダのアタリ!
「ベタ底でやってみて~」と船長のコールで、ポチポチと
アタリが出始めたが、あまりの強風にて11時半の早上がり。

すでにあきらめて上がっていった船もあるのだから、お土産を
獲っただけ良しとせねばならないが、せっかくの臨時な釣り。
ちょっと消化不良で終わってしまったが、久しぶりのウルメ。
もしかしてイナダよりもおいしいかもしれない笑

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