くすりと釣りと白衣と海

薬家の道を選んでから、とうとう人生の半分を過ぎてしまった。
けれど、海で遊んでいられるうちは子供の時のまま。

雨が上がった!

2009-07-26 | 釣り
昨日、ワンコを刈り上げました。
涼しそうでしょ?

スクーター使ってる僕を悩ませていたあの雨は、一体なんだったのでしょうか?
在宅患者さんに薬をお届けし、服薬指導をする仕事もあるんですが、狭い道にも入り込むのでスクーターが必要なんです。
釣具屋で見つけた特売の雨具を着て周りましたが、中はムレムレ、足元グショグショ、何より玄関先で立っているとミルミルお洩らし状態に…
ぎっくり腰にもなっていたので散々でした(>_<)
こんな日は、当然ながら海を目指したいですよね。
僕はハマに行ってきます。
日焼け対策のいらない、ヨコ・ハマでお仕事なんです゜。(p>∧

次女・長男とキス釣り

2009-07-23 | 釣り
夏休み第一弾!ということで。
次女5年生、長男2年生を連れてキス船に。
といっても仲間内での仕度にてお気楽な釣り。
長女をはじめ、子供達は5歳の頃からこの船に乗っている。
次女は3人の中ではあまり釣りに興味を示さないのだが、
着いてくれば要領はお手のモノ。天邪鬼なのだ。
左ハンドルのリールを反転させて、なんなくこなしてしまう辺り、
やはり周囲から見れば「タダモノデハナイ!」

潮が速く喰い渋った一日だが、二人は大人顔負けで釣りあげる。
船頭が目を細めて二人を見ていてくれる。
「とっきぃのとこはみんな達者だよなぁ。
一度教えるともう次のことやってるよ。」
そう言いながらも、船頭のご自慢。
近くに船があれば、
「ほーらお客さん、隣の船のお子さん、さっきから入れ食いだよ。」
「それにしても手付きがいいねぇ~」なんてマイクが流れ、
「だってこいつら5歳から乗ってるもん。」このやり取りがたまらないらしい。
いくら馴染みとは言え、5歳から遊漁船に乗せてくれる船宿は少ないから、
自分にとってもありがたい話。お陰で子育てが続けられたようなものだからね笑


さて、このところ、キスに来ては必ずやマゴチをヒットさせており、
今回もしっかりゲット!しかも裕に65cm超え!
長男君の釣った10cmのキスが見事に化けました。
長男くん言い草です。「
このマゴチ、オイの釣ったキスで釣れたんだよ。」ってをい!
これを食物連鎖と言うのだ!帰ったらしっかり日記に書きなさい。
次女が釣ったホウボウ40cmオーバーも小さく見えています。

「サカナソティーにらあんかけ 」

2009-07-09 | グルメ
小ぶりのサカナをボリュームある一品に!
木っ端メジナや小アジ、ネンブツダイもイケるかも!


手順: ①をアタマ、わた、ぜいごなどを除き、
飾り包丁を入れてから3~4個にぶつ切り。
小麦粉をまぶす。

②を1cm幅に切る。

フライパンに油を熱し、①の両面をこんがりと焼き、
火が通ったら器に盛る。

空いたフライパンに②を入れサッと炒め、
③を加えて煮立てたら
④を加えてとろみをつける。
これを盛ったサカナに掛けて出来上がり!

材料:
①サカナ…アジ・さば・ニジマス・いわしなど何でも可
小麦粉適量

②にら…1~2房

③(サカナ1匹に対し大まかで!)
 だし1/4カップ
 醤油・塩…少量
 砂糖・コショー…少量

④片栗粉・水…各小匙1 


ニラあんかけが面倒ならば、ニンニク醤油を絡めてもイケます!


サバみりん干しの極意?

2009-07-04 | グルメ
日曜日に釣ったサバです。
梅雨の季節でやきもきしたけれど、本日、ようやく干すことができました。

鯖のみりん干し、今までいろいろやってきましたが、
一番のポイントは干す状況だという結論なんです。
前は漬け込みの時間を気にし、精々2日だろうと決め込み、
晴れだろうが曇りだろうが、雨だろうが干していました。
雨の日に干した際、身が崩れて見事に傷んでしまいました。
塩が回っていなかったのか、水分が飛ばなかったからなのか…
そこで次に同じような状況の時、二日後の晴れる日まで
冷蔵庫に保管し、雨の心配のない日に干したんです。
見かけは上々、漬かり過ぎて味がしょっぱいのでは?
確かにしょっぱいのですが、身はしっかりしていました。
それからは付け汁の味付けを工夫し現在に至るのですが、
味付けはその時で違いますが、私の心掛けをまとめますと、

①新鮮なうちに捌いて漬ければ、1週間くらい漬けても問題なし。
②長く漬けた方が身もしっかりしまって美味しい。
③長く漬けるときは、付け汁は醤油より酒を多めにする。
④みりんの甘さは身の甘さ。照りを出すため砂糖を加える。
⑤頭と尾っぽを落とし、中骨は落とさない!(もったいない)

味付けですが、醤油:みりん:酒+砂糖・塩で、脂の乗り具合や
身の傷み具合でしょうがを一切れ入れることもあります。

さて、みりんと砂糖の根拠ですが、煮物と同じで、みりんに含まれる
ブドウ糖の方が分子量が小さいく細胞組織に浸透しますが、
砂糖は分子量が大きく浸透しません。
しょうがは辛味・風味付けもありますが、寿司のガリと同じ考えで、
傷んだ身の用心に抗アレルギー剤と思ってください(((爆)))

さて、本日は午後から大阪に向かい、明日は横浜です。
もちろん仕事ですよ。
自分が食す前になくならないよう、20本分(40枚)
干しました^^♪

我は海の子6

2009-07-03 | 生い立ち
初めての釣り友達と言うべき人、覚えていますか?

自分はまだ小学1年生。
若くして亡くなってしまったチーちゃん5年生と、
今もたまに見かけるターちゃん4年生。
とにかく上級生に連れられ、あちこち遊び歩いたわけで、
今の子にしたらとんでもない話だ。

小学校に入って間もない日曜日、チーちゃんとターちゃんに誘われ、
舟付という磯場に釣りに連れて行ってもらった。
家が近所で、もっと小さい頃から一緒に遊んでいたのだが、
釣りに連れて行ってもらうのははじめてのことだった。
誕生日前だから、持っていた竿はニジマス用に貰った4本継ぎの竹竿。
仕掛けもその時のまま。
行きに近所の「魚増」という魚屋でアジを3本購入し、1本5円のカミソリで
短冊に。狙いは勿論カサゴだが、そんな魚、知る由もなかった。
ターちゃんの見よう見真似でマス針にアジの切り身を刺し、岩の間に投げ入れる。
考えてみれば仕掛けは脈釣りで似たようなもの。
「底に着けないようにしろよ!」今でも頭から離れない言葉だ。
すると「ガツガツッ!」ニジマスの時の引きと違ったトルクのある引き。
竹竿は撓るばかりだが夢中で引き上げると、でっかい口をした赤黒い魚が
飛び出した。
「うわーーー!なんだなんだこいつは!」これがカサゴとの初めての出会い。

負けん気の強い俺だから、それなりにいじめられることもあったけれど、
彼らが中学に行くまでは、いつも釣りにはお伴させてもらった。
更に多くの釣り仲間が集まり、ワルガキ釣りクラブが結成されることになる。