くすりと釣りと白衣と海

薬家の道を選んでから、とうとう人生の半分を過ぎてしまった。
けれど、海で遊んでいられるうちは子供の時のまま。

回想~「午前船と午後船の通し~宴会で、アルコールを控えた~」2009.12.13

2010-02-25 | 釣り
前回の釣行から少し間が空いていた。
ん?気のせいか???久しぶりに予定のない日曜日、いや、無理やり予定を開けたのだが、土曜日、職場の宴会だったので、翌日は無理せずカワハギの午後船を予定していた。
仕事を午前で引き上げ、カワハギの準備をしているところに、海斗丸の船長からメール。
「明日、午前もコマセ五目で船出します。人数少ないので、よかったら通しでどうですか?」
ちょうど釣り具をいじっているところ、飲み始める前でもありすっかり乗り気(笑)
宴会中はしっかりセーブし、女性陣をさっさと帰せば、残った男性陣も渋々?三々五々。
10時には床に就き、程よい酔いが睡魔を誘った。

場所は福浦港・海斗丸。真鶴半島西~吉浜沖。
午前船はコマセ五目。5時半、船着き場に集合。お客さんは一人だけ。
一人でも出てくれるのがここの良いところで、急に決まったのだとか。
そこでお声が掛ったのだが、俺の顔を見るなり「二日酔いじゃないんですか~?」

人の集まりも早く、まだ暗い6時には釣り始めていたが、船中一向に当たった形跡がなく
日の出を迎えた。(最初の1投目、10mの仕掛けの先に念仏ダイだし…)
先週まで賑わっていたイナダの姿もなく、低気圧のうねりも残っているので厳しい釣りを
イメージしたが、風は残っているものの、うねりはさほどでもなく問題なし。
9時を過ぎた唯一の地合いで、ハリスをさらに長くし、クッションを入れれば13m。
そしてひたすら気合を入れて誘ってみる。ここで前回のように2mほど棚の下から
誘ってみたところ、いきなり「ゴンゴンゴーーーン!」鯛の引きにしては鈍いが、
リールから糸が引き出されるサイズだ。上がってみると50cm超えのアマダイ!
なかなか狙って釣れるものではないが、前回も同じポイントで同じようにして、
良型のアマダイを獲っており、喜びもヒトシオ♪
船を立て直し、ふたたび同じポイントへ。今度は久しぶりの1kgマダイを釣りあげる。が、後が続かず、お土産にアジを狙ってポイント移動。そのままタイ仕掛けで狙い、
アジは獲れなかったが船中独り勝ち状態で機嫌よく午後を迎えることとなった。

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午後船はカワハギ。
なんせ、カワハギを狙って釣るのはこれが3回目。過去の2回にしても、イサキの合間に
遊びでやった程度。餌の付け方さえ忘れているし…
船長が「あの人プロだから。」という方ご夫婦と 、アオリ狙いの計4名の乗船。
午前に釣ったアマダイを、さっそくホームページでチェックしてきたというプロの方に
声をかけてもらい、実はカワハギはまったくの初心者と告げると、餌のつけ方から
ポイントごとの誘い方までレクチャーを受けることができた。
「針が少し小さいね。型がいいから大きめがいいんだけど。」ハゲ針5号しかないし、
ま、いっか! 各ポイントの地形と釣り方の違いまで懇切丁寧に教えてもらい、
頭の中は完全に名人級。

大潮満潮、ウネリは残っているものの、午前よりはおさまってきた感じ。
カワハギ初心者と同然だというのに、しっかり住吉さん伝授のなg目の磯竿を用意。
ロッドキーパーにセットし始めると、さすがに回りも何事かと覗き始める。今回、
アオリは不発であったが、このポイントならではの狙い方を探ることができたので、
次回に生かせればいいと思う。
しばらくして潮が動き始め、最初の浅場はキュウセンとキタマクラのオンパレード。
それでもあたりと合わせの練習にはなっているように思えた。
そして待望の「ゴゴゴゴゴン!」それまでの外道の引きとは全くちがう強い引き。
上がってみれば25cm。 が、それから全くアタリがない。4時を過ぎてようやく
反応出始めるが、プロから指摘のあった「針が 少し小さい。」ことが災いしたか、
かなり強い引きで3回のバラシはくやしいが、なんとか5枚目を上げて沖上がり。
プロの方で9枚という厳しいコンディションだったことから、船長にはとりあえず
合格点をもらったが、これで活性が上がっていたら、きっと大差になったのであろう。
が、背向いのプロの手際の良さは勉強になり、中錘を使い分けているのも参考になった。
しがし、こりゃあハマリますわなぁ。

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