今年の夏休みも今日で終わり。暑さが戻ってきたが、超猛暑を知ってる自分たちには、大したことないように感じる。不安定な天候が続きながら、秋に近づいていくのだろう。今日は美しく暮れていきます。
静かに時間が江戸・明治のまま、江戸の古地図でもそのまま歩けてしまう。ここの歴史は関が原で負けた西軍の毛利氏がここに追いやられたことから始まり、そこから城下町も港も交易も急速に発展した。そしてこんな小さな街から、明治維新に活躍した高杉健作、伊藤博文、木戸孝允、山県有朋・・・驚くほどの数の人材を輩出してる。地元の方の話では、「街は確かに静かでいいが、お年寄りばかり増えて、人口は減るし、観光も下降してるし・・・」という声もいくつか聞いた。でも歴史的な屋敷や土塀、白壁が連なる街並みを...ほぼそのまま残してるのは感動をおぼえるほど凄い。「空襲がなかった」「交通の便が悪くて近代化が遅れた」などいくつもの偶然があったと思うけど、街の歴史を大事に思う地元民の保存に対する情熱がなければ、ここまで良い状態で残されなかった。とにかく、歴史的建築鑑賞好きにとっては堪らない街。もう一生分の和風建築物鑑賞はしてしまったよう萩という街
