ここからの夕日は穴場的に綺麗。中央線と夕日、駅と夕日どちらもうまく融合してる。人々の生活が映し出されてるからだろう。そして、夕日少し前の新宿駅南口からの空。夏のベスト空には、届かないけどベターだろう。
映画を見て読み直してみる。小説も映画もなんだか、半分自分も経験したかのように懐かしく思うのは、自分たちの親世代がまさしく少年Hであり、子供の頃、さんざん戦争前後の話を聞いていたからなんだなぁ。しかも同じ地域、神戸だから固有名詞までいっしょだ。それに加え、妹尾河童さんは神戸二中の大先輩でもあるのだ。懐かしさが重なる。やはり、原作のほうが面白いけど、一回映画見てしまうと、父親の姿は、水谷豊に固定されてしまうなぁ。