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研修生

2023-05-27 12:30:00 | シングルマザー

4月新社会人になった方々、そろそろ2ヶ月経ちますね。

少しは慣れてきたでしょうか?
 
仕事とは?社会人とは?から始まり、各業務について研修のオンパレードだったのではないでしょうか。
 
今日は、研修生と言えば…と思い出すエピソードのご紹介です。
 
12年前に離婚した時、3つの調停と離婚裁判を経てシングルマザーとなりました。
流れとしては、、、
 
家庭内別居
私から相手方へ離婚調停申し立て
家を出てアパート暮らし
離婚調停→2回で不成立→裁判へ移行
相手方から私へ面会交流の調停申し立て
私から相手方へ婚姻費用の調停申し立て
 
ここまでくると、調停員の方もすっかり顔馴染みです。
 
離婚調停を申し立てした時点では1人で対応できると思っていましたが、
一筋縄ではいかない相手で裁判になる事がわかっていたので、
第1回目の調停の期日が決まった時に、弁護士に依頼しました。
 
依頼した弁護士事務所はかなり大きな法律事務所で、
私の案件を担当してくださった弁護士先生は、おそらくまだ経験が浅かったのだと思われ、
ベテラン先生と2人で担当される事になりました。
 
上記3つの調停により、私も元夫も"申立人"かつ"相手方"になり、申立人待合室と相手方待合室をいったりきたり。
いったい何やってんだか、、ってかんじです。 
 
そもそもの離婚理由が理由なだけに、
家裁では相手方と顔を合わせないように、細心の注意を払ってくださって、
家裁へ入る際も弁護士さんの護衛のもと、まるでパパラッチから逃げる要人さながらで出入りしていました。
 
そんなある日の調停。
 
弁護士さんとは直接現地で待ち合わせしていました。
いつものごとく、裏口付近で待機。
 
あれ?3人現れたぞ…
 
「すみません、今日は研修生も一緒でして…現場研修させていただきたく、同席可能でしょうか?」
 
弁護士さんに頼まれて、嫌とも言えず、よろしくお願いします、と一緒に歩き出し、、
申立人待合室も相手方待合室も、まぁまぁな狭さなのですが、
私1人の案件に弁護士3名(1人は研修生だけど)。
もはや弁護団と化しています。
ものすごい案件抱えてますオーラ出しまくりです。
 
そして、やっと番号を呼ばれて調停室へ入る。
 
あれ?また3人いる。。。
 
通常家事調停の調停員は男女1名ずつ2名で構成されています。
さて、あなたはだあれ??
 
「すみません、本日裁判所の研修生を同席させて欲しいのですが…」
 
ま、また研修生。。。
 
今日はそんな日か??
 
今回の調停は相手方からの面会交流についてです。
子供達が元夫から受けてきた仕打ちを考えると、面会したいと言うはずもないのですが、
その私の言い分の信憑性もふまえ、話し合いとなります。
 
私と弁護団がぞろぞろと入室し、研修生の2人は補助的に置かれていた丸椅子にそそくさと座りました。
 
「今日は面会交流の話し合いなので、家庭裁判所調査官が同席します。もうすぐ来られると思うのですが…」
 
家裁調査官って何?
そう思った瞬間、調停室のドアから家庭裁判所調査官登場!!
かと思いきや、また2人〜〜
 
「すみません、今日は家庭裁判所調査官補の研修生も同席させてください」
 
調停室、、入られた経験のある方、みなさんほとんどないと思いますが、
普通の小会議室くらいのスペースに、長机が2つくっついて、片側に調停員、もう片側に申し立て人(又は相手方)が座ります。
 
そして丸椅子に座ってる2人に加えさらに2人追加。
入ってきた家裁調査官の方も人数の多さに一瞬ギョッとされました。
 
3+1+2+1+1+1
 
この小さい会議室に総勢9名。
 
そんなに私の案件、興味深いのだろうか。。。
かなりレアケースとは言われたけれど…
私達のしょうもない醜い争いの顛末を、この総勢9名の方々に聞かれる…
恥をしのんで、皆さんにも何が適切なのか判断してもらうわ!!
 
そう意気込んで臨んだその日の調停。
 
法曹界を目指す研修生の方々にはどう映ったのかなぁ、、なんて思いながら家裁を後にし…
 
今回登場した家庭裁判所調査官という役職の方、私も初めて知りましたが、その任務について裁判所のサイトから引用させていただきます。
 
家事事件では,紛争の当事者や親の紛争のさなかに置かれている子どもに面接をして,問題の原因や背景を調査し,必要に応じ社会福祉や医療などの関係機関との連絡や調整などを行いながら当事者や子にとって最もよいと思われる解決方法を検討し,裁判官に報告します。この報告に基づいて裁判官は事件の適切な解決に向けて審判や調停を進めていきます。
 
だそうです。
なかなか当事者にならないと知らない事多いですね。
という事で、今回の調停で両者の言い分の妥当性、
つまりは、私が元夫と離婚したいがために、元夫の子ども達への虐待をでっち上げているのではないか?という事を確かめる為に、
家裁調査官が我が家へ調査に来る事になりました。
本来ならば家裁へ赴き…なのかもしれませんが、子供達の心的負担を軽減する為にアパートで面談します、、という事だったと記憶しています。
 
このアパートでの面談が、また新たなエピソードを生むことに。
 
その話はまた次回。
 
見出し画像は今朝の公園のアジサイです。
来週末が満開かな??
もう梅雨も間近ですね。









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2 コメント

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Unknown (naotomo3451)
2023-06-02 08:43:35
おはようございます!
今、二回目読みました。いやー、ドラマ見ているみたいでした。文章が上手で映像が頭に浮かびます。研修生だらけって、コントかしらですよね。
大変な話しで、書く人によれば暗い話しになるのに、明るさを感じてクスッてしてしまうのが不思議です。凄いパワーです。続編楽しみにしています!   なおとも
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Unknown (tka0906)
2023-06-03 17:30:29
@naotomo3451 なおともさん いつもコメントありがとうございます。
当時はため息ばかりの日々でしたが、振り返ると忘れている部分もあり、当時のblogを他人事のように読んでいたりします笑。
今渦中にいる方も、いつか笑って思い出せる日々が来ると願っています。
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