
「どの色の袴が良いと思う?」



たくさんの袴のスクショを送ってくれた娘のあーちゃん。
卒業式には私の振袖に合わせた袴を着たいと言うので、一緒に袴の色選びをしました。
娘が自分の着物を着るなんて。
かれこれ30年前の自分と重ね合わせたりして、また感慨深いものがあります。
という事で、我が家の末っ子あーちゃんも、とうとう学生生活を終えて、4月からは社会人デビューとなります。
長男、次男の大学卒業時は、コロナ禍とあって、保護者参列はままなりませんでした。
そして娘の大学入学式も、マスク着用、ソーシャルディスタンスで会場の椅子の配置も距離を空けて、もちろん保護者参列はNG、そんな時代を経て、今回の卒業式は何の制限もかかっていません。
インハイ中止を含め、公式戦がなくなったり、無観客だったり、不遇な学生時代を過ごしたであろう彼女・彼らにやっと与えられたご褒美のようです。
大学の卒業式って親は参列するのかな?と会場のキャパからして必須ではないでしょうけど…
末っ子の卒業式は、いわゆる私の子育て卒業式。
私は仕事の休みを取って前日入りし、1年数ヶ月ぶりの上京です。
そして長男にも声をかけて、祝杯🥂

長男と娘が子供の頃からのいろーんな話をしていて、、、
どうやら私は相当厳しかったらしい

しょっちゅうキレていた、、と。
まぁ、はい、自覚ありです。

でもそのおかげで、、、
お母さんのおかげで、、
そう言う類の言葉をそれぞれが口にしてくれて、何だかちょっとこそばゆい…
うちはちょっと特殊な環境で、いろんな経験をしたからね。
1番手を焼いたあーちゃんが、人生観を熱く語る姿を見て、長男の目が潤んでいたり、、、
ここまで来るのにこれで良かったのかと何度も何度も自問自答を繰り返してきたけれど、今、こうして末っ子の門出を祝う事ができて、意外としっかりした考えを持っている事を知ると、突き進んできて良かったのかなと…。
人生でどちらの道を選択すべきか迷った時、選んだ道が正解だったと思える努力をする事で、正当化できると思うものの、子供達にとって、親の離婚は不可抗力。その環境を受け入れざるを得ない状況で、よくぞここまで成長してくれたものだと、長男、次男、娘のそれぞれの生き抜く力に感謝し、これから描く息子達の人生に、起こるかもしれない逆境もまたそれぞれがそれぞれの力で乗り越えられるだろう、と信じています。
そんなこれまでを回顧しながら、卒業式に参列し、最後の⁈仰げば尊しを学生と一緒に口ずさみました。

おまけ
高校から親元を離れて寮生活を選び、スポーツに打ち込んできた娘ですが、思いがけず表彰されて、親娘でビックリ。

沢山の負けを経験し、悔しい思いをバネにして、次の勝ちを目指して頑張ってきて良かったね。
知らないところで知らないうちに評価してもらえる事。これが本当に意味のある事だと思います。
わーい🙌
終わったーー

あーちゃん ご卒業そしてご就職おめでとうございます!今まで、親子で本当によく頑張られましたね。表彰までされて、二重の喜びですね。これから、ますますお幸せにとお祈りしています。本当にお疲れ様でした!なおとも