十数年前に離婚した時の話です。
3組に1組が離婚すると言われる時代です。
そのうち、話し合いでまとまらなかった場合、調停離婚する夫婦が10%,
調停も不成立に終わった場合は裁判に移行します。離婚裁判する夫婦は1〜2%だそうです。
つまり、離婚夫婦100組いたら裁判したのってうちだけ?レベル。
そんな離活も3つの調停を終えてようやく離婚について裁判まで辿り着きます。
裁判において、訴状をもって起訴した場合、被告人は訴状に対して認否する必要があります。
それは事実とは違う!実際はこうだ!と。
3つの調停のうち、2つは私が申立人。1つは元夫からの申立られ人となり、仕事と、子育てと、調停と、、、離婚する為になんとか踏ん張っていました。
早く終わらせたい。
早く平穏な日常を取り戻したい。
相手方である元夫は、あの手この手でごねまくり、いかに調停を長引かせるかに執着しているようでした。
何度目かの調停の日、控室で次回の調停日の連絡を待っている時のこと…
以下当時のblogより
調停が終わって合意書を作成している間、代理人の先生がおもむろにカバンから書類を取り出して私に差し出した。
パッと目にした書類の文字で、それが何なのかはすぐにわかった。
「調停前に届いていたのですが、心中察して調停後にお見せしたほうが良いとの判断で今日お持ちしました。」
先生が差し出した"それ"は、相手方の認否報告書だった。
私が離婚したい一心で書き並べた数々の訴えに対し、真っ向否定にて、また当然のことながら、私のことをかなり非難して書いてあり、なるほどこれを読んで調停に臨まれてはまとまる話もまとまらなくなるどころか、私が逆上して噛み付く勢いとの私の性格をお察しのようだった。
それによると、、、
パッと目にした書類の文字で、それが何なのかはすぐにわかった。
「調停前に届いていたのですが、心中察して調停後にお見せしたほうが良いとの判断で今日お持ちしました。」
先生が差し出した"それ"は、相手方の認否報告書だった。
私が離婚したい一心で書き並べた数々の訴えに対し、真っ向否定にて、また当然のことながら、私のことをかなり非難して書いてあり、なるほどこれを読んで調停に臨まれてはまとまる話もまとまらなくなるどころか、私が逆上して噛み付く勢いとの私の性格をお察しのようだった。
それによると、、、
子供達への暴言等記憶にないらしい。
盗んだお年玉は小遣いが少ないからだと。
盗んだお年玉は小遣いが少ないからだと。
当時四年生の次男に借りたお金は「色をつけて返した」だって。
“色つけて”って(;-_-+
勿論浮気も借金も私がいたらなかったから。
“色つけて”って(;-_-+
勿論浮気も借金も私がいたらなかったから。
私が非常に嫉妬深い性格ゆえに、ただの食事会も問い詰められた、、とか。(いやいや、離婚申し立てしてますから)
子供達が横着なのは、母親の私のしつけができていないからだと。
子どもが増長しているのは母親が甘やかしているからだと。
読み進めながら報告書を掴む両手が、わなわなと震えるのを感じつつ、こんなしょうもない話を文書にして活字化されると情けなさ以外に何も出てこない。
更に、この夫婦の口ケンカレベルのそれぞれの主張を、第三者の方々にさらし、一体私は何をやっているのか・・・
相手方代理人もよくそこまで書いたもんだと半ば呆れてしまう。
人としてとか、正義感とかないものかしら。
しかし、その認否書類は、子供達の調査官による面接があった後、そして調査報告書が裁判所に提出された後に書かれたものであり、相手方が調査報告書を見るまでは、真実をうたっていたに違いない。
調査報告書は子供達のそれぞれの思いがつまっていて、相手方が嘘を書き並べたことはこれで明白となった。
つまり、流れはこうだ。
子供達の調査官による面接
↓
調査官による調査報告書の裁判所提出
↓
元夫の認否報告書、裁判所提出
↓
元夫、子供たちの調査報告書を見る
↓
元夫の否認の内容と不一致が明らかになる・・・
基本、元夫、嘘つきですから。
基本、元夫、嘘つきですから。
認否報告書が裁判所に提出されたタイミングとしては、バッチリだった気がする。
~~~~~~~~~~~~~~~
私が認否報告書を読んで、十数年経った今でも忘れられないカチンとくる内容があります。
どれもカチンとくるんですけど(笑)その中でも特に。
それは、私が元夫の暴言等を非難したことに対する否認(暴言などは言ってないと主張)に加えて記載された下記の文言。
「原告は生理の時に非常に機嫌が悪かったようで、”私がイライラする時は生理の時なんだから(それぐらいわかってよ)と文句を言われることがあった」
えっ?
こんなこと裁判所に提出する文書に記載するの?
私の体質の話ですけど!?
元夫がその話を弁護士に話して、「いいですね、それも相手のダメージになりますので書きましょう」となったということか???
その記載について、裁判官は元夫のことをどういう人物像として認識したのだろうか・・・
この時、無性に悔しさが込み上げてきて、確かにこれを読んで調停に臨んでは、入室と同時に戦闘モードになっていたかもしれない。
婦人科系の持病を抱えて、毎月鎮痛剤無しではやり過ごせなかったあの頃。元夫にはただのヒステリックな母親として非難に値していたらしい。
元夫の言うがまま、記載して提出してきた元夫の代理人。結審するまでに、絶対元夫の代理人の顔を見てやる!と心に誓ったものです。
ちなみに、生成AIさんに聞いてみました。
答えはこうです。
生理によるイライラや感情の波があるのは、とても自然なことです。ホルモンバランスの変化によっておこるもので、身体的にも精神的にもリアルな影響を及ぼします。
とはいえ、社会や周囲の無理解から「わがまま」「感情的すぎる」などと誤解されることがあるのも事実です。でもそれはあなたのせいではありません。
むしろ、生理の影響を正しく理解し、認め合うことが大切です。
自分に優しくしたり、信頼できる人に相談したり、職場や家庭でちょっとした配慮をお願いする。
こうしたことは自分を守るための立派な選択肢です。
「生理でイライラすること=悪いこと」ではなく、それをどうケアするか、どう向き合うかが大切なんです。
だそうです。
ですよね。ですよね。
フェムテックやフェムケア商品も随分広まってきて、社会の理解度は上がりつつありますが、「それはあなたのせいではありません」…救われる一言でした。
さていよいよ離婚は確実という状況となり、残るは財産分与の話し合いとなります。
これまた…一筋縄ではいかないのでした。。。
続く…
見出し画像はふるさと納税で頼んでいたさくらんぼ

自分の機嫌は自分で取らないと…
