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つながる つなげる

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認否について

2025-06-17 19:41:00 | シングルマザー
十数年前に離婚した時の話です。

3組に1組が離婚すると言われる時代です。
そのうち、話し合いでまとまらなかった場合、調停離婚する夫婦が10%,
調停も不成立に終わった場合は裁判に移行します。離婚裁判する夫婦は1〜2%だそうです。

つまり、離婚夫婦100組いたら裁判したのってうちだけ?レベル。
そんな離活も3つの調停を終えてようやく離婚について裁判まで辿り着きます。

裁判において、訴状をもって起訴した場合、被告人は訴状に対して認否する必要があります。

それは事実とは違う!実際はこうだ!と。

3つの調停のうち、2つは私が申立人。1つは元夫からの申立られ人となり、仕事と、子育てと、調停と、、、離婚する為になんとか踏ん張っていました。

早く終わらせたい。
早く平穏な日常を取り戻したい。
相手方である元夫は、あの手この手でごねまくり、いかに調停を長引かせるかに執着しているようでした。

何度目かの調停の日、控室で次回の調停日の連絡を待っている時のこと…

以下当時のblogより

調停が終わって合意書を作成している間、代理人の先生がおもむろにカバンから書類を取り出して私に差し出した。

パッと目にした書類の文字で、それが何なのかはすぐにわかった。

「調停前に届いていたのですが、心中察して調停後にお見せしたほうが良いとの判断で今日お持ちしました。」

先生が差し出した"それ"は、相手方の認否報告書だった。

私が離婚したい一心で書き並べた数々の訴えに対し、真っ向否定にて、また当然のことながら、私のことをかなり非難して書いてあり、なるほどこれを読んで調停に臨まれてはまとまる話もまとまらなくなるどころか、私が逆上して噛み付く勢いとの私の性格をお察しのようだった。

それによると、、、

子供達への暴言等記憶にないらしい。

盗んだお年玉は小遣いが少ないからだと。

当時四年生の次男に借りたお金は「色をつけて返した」だって。
“色つけて”って(;-_-+

勿論浮気も借金も私がいたらなかったから。
私が非常に嫉妬深い性格ゆえに、ただの食事会も問い詰められた、、とか。(いやいや、離婚申し立てしてますから)

子供達が横着なのは、母親の私のしつけができていないからだと。

子どもが増長しているのは母親が甘やかしているからだと。

読み進めながら報告書を掴む両手が、わなわなと震えるのを感じつつ、こんなしょうもない話を文書にして活字化されると情けなさ以外に何も出てこない。
更に、この夫婦の口ケンカレベルのそれぞれの主張を、第三者の方々にさらし、一体私は何をやっているのか・・・

相手方代理人もよくそこまで書いたもんだと半ば呆れてしまう。

人としてとか、正義感とかないものかしら。

しかし、その認否書類は、子供達の調査官による面接があった後、そして調査報告書が裁判所に提出された後に書かれたものであり、相手方が調査報告書を見るまでは、真実をうたっていたに違いない。

調査報告書は子供達のそれぞれの思いがつまっていて、相手方が嘘を書き並べたことはこれで明白となった。

つまり、流れはこうだ。

子供達の調査官による面接
調査官による調査報告書の裁判所提出
元夫の認否報告書、裁判所提出
元夫、子供たちの調査報告書を見る
元夫の否認の内容と不一致が明らかになる・・・

基本、元夫、嘘つきですから。

認否報告書が裁判所に提出されたタイミングとしては、バッチリだった気がする。

~~~~~~~~~~~~~~~

私が認否報告書を読んで、十数年経った今でも忘れられないカチンとくる内容があります。
どれもカチンとくるんですけど(笑)その中でも特に。

それは、私が元夫の暴言等を非難したことに対する否認(暴言などは言ってないと主張)に加えて記載された下記の文言。

「原告は生理の時に非常に機嫌が悪かったようで、”私がイライラする時は生理の時なんだから(それぐらいわかってよ)と文句を言われることがあった」

えっ?
こんなこと裁判所に提出する文書に記載するの?
私の体質の話ですけど!?
元夫がその話を弁護士に話して、「いいですね、それも相手のダメージになりますので書きましょう」となったということか???

その記載について、裁判官は元夫のことをどういう人物像として認識したのだろうか・・・

この時、無性に悔しさが込み上げてきて、確かにこれを読んで調停に臨んでは、入室と同時に戦闘モードになっていたかもしれない。

婦人科系の持病を抱えて、毎月鎮痛剤無しではやり過ごせなかったあの頃。元夫にはただのヒステリックな母親として非難に値していたらしい。

元夫の言うがまま、記載して提出してきた元夫の代理人。結審するまでに、絶対元夫の代理人の顔を見てやる!と心に誓ったものです。

ちなみに、生成AIさんに聞いてみました。
答えはこうです。

生理によるイライラや感情の波があるのは、とても自然なことです。ホルモンバランスの変化によっておこるもので、身体的にも精神的にもリアルな影響を及ぼします。
とはいえ、社会や周囲の無理解から「わがまま」「感情的すぎる」などと誤解されることがあるのも事実です。でもそれはあなたのせいではありません。
むしろ、生理の影響を正しく理解し、認め合うことが大切です。
自分に優しくしたり、信頼できる人に相談したり、職場や家庭でちょっとした配慮をお願いする。
こうしたことは自分を守るための立派な選択肢です。
「生理でイライラすること=悪いこと」ではなく、それをどうケアするか、どう向き合うかが大切なんです。

だそうです。
ですよね。ですよね。
フェムテックやフェムケア商品も随分広まってきて、社会の理解度は上がりつつありますが、「それはあなたのせいではありません」…救われる一言でした。

さていよいよ離婚は確実という状況となり、残るは財産分与の話し合いとなります。
これまた…一筋縄ではいかないのでした。。。

続く…

見出し画像はふるさと納税で頼んでいたさくらんぼ
自分の機嫌は自分で取らないと…
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面接交渉最終章2

2025-06-08 11:05:00 | シングルマザー
もうこれ以上この人とは暮らせない、と思う数々の理由の中で、子どもたちが安心して暮らせないというのは、最も優先すべき理由だと思います。
どうにかしないと…と元夫の留守中に家を飛び出してアパート暮らしを始めた私たち。

当時元夫は少年野球のコーチをしていて、長男次男もチームメンバーとして所属していました。

長男は卒部して中学校で軟式野球を、次男はちょうど4年生で、低学年チームのキャプテンを任されていました。

が、野球に行けば父親がいる、となると、やはり参加ができず、練習を欠席せざるを得ませんでした。

休日を持て余す次男。
仲良しの友達は皆練習や試合で遊び相手も妹のあーちゃんぐらいです。

不憫に思っていた頃、監督から連絡が入ります。
次男を復帰させられませんか?と。
私も復帰させたい気持ちは山々ですし、次男も野球したくてウズウズしてます。

問題は…

そして、父親である元夫のコーチとしての活動を休止する事を条件に、なんとか復帰する事ができました。
本当にお父さんは来ない?と初日は不安そうでしたが、徐々に次男に笑顔が戻り、5年生になってからは、6年生と共にレギュラーメンバーとして頑張っていました。

そんな頃…
前回の続きです。以下当時のblogより。

どうも認識が甘い調停員に判断基準を問いたくて、私は挑戦的に聞いてみた。

「先日の家裁での調査報告書には子供達それぞれが、父親から受けた暴力について、父親に対する嫌悪感について吐露した事実が記載されていました。

相手方はそれを読んで大変ショックだったそうですが、その後自分は父親としてどうあるべきか、考えたり、改めたりということはないのでしょうか?」

「相手方も反省されてると思いますよ。」

調停員二人のうち、男性の方は最初の調停の時もお世話になった方でしたが、いつも苦悶の表情でうなずくだけで、発言は女性の調停員の方のみ。

恐らく男性の方は相手方の態度や主張を「そんな対応はないだろう」と思いつつも、それを打破できる“何か”があるわけでもない現実に「力になれなくて申し訳ない」と言いたげな憐れみの眼差しで聞き入ってるだけだった。

「次男は少年野球チームに所属しています。やっとのびのびとプレイできるようになったところです。
そんな時に相手方が突然コーチとして何の連絡もなく復帰しました。
監督に促されすぐに帰ってもらい、事なきを得ましたが、もしそこに次男が居合わせたらどうなっていたか…
そのことへの認識はどうなっているのでしょうか?」

「それは初めて聞くことなのでビックリしていますが…」

「事情を知らない周りの方に復帰したらどうかと言われて、あまり深く考えずに自分の気持ち優先で行動したのだと思いますが、次男は野球にも来てほしくないし、声をかけられるのも嫌だとハッキリ言っています。相手方も報告書読んでますよね?
次男の気持ちを無視した行動についてどう思われますか?!
常に相手の立場になって考えることができなければ面接交渉とかあり得ないと思うんですが。
また子供達が傷つくことは避けたいんです!」

「相手の立場になって…ということは、今回全てのことに当てはまると思うのですが、相手方にそこを直すように話はしてきましたが…変わらないでしょうね。人はそんなに変わらないですよ。ですから、ここで取り決めたことを守るか守らないかは本人次第というか…」

唖然としてしまった。

話し合いをするための調停で、今後子供達との面会をどうするのかを決めている中で、その取り決め事態を守るか守らないかは本人次第だと言う……

裁判しながら3つの調停を抱えて費やした日々が一瞬にして崩れ落ちたかんじだった。

何のための調停か?

「じゃぁ私は何のために今ここにいるんですか?
相手方に問題意識をしっかり理解してもらわなきゃ困るんです。
それが今は理解できても来月には忘れてるとかじゃ困るんです。
子供達に対してどうあるべきか?それを持続してもらわなきゃいけないんです!」

「じゃぁどうされますか?審判にしますか?審判でも結果一緒ですよ」

この人何言ってるんだろう。
なんで調停員やってるんだ?
そう思いつつも冷静になって反論した。

「審判にして欲しいとは思ってませんし、結果が変わるとも思ってません。
今は子供達との面接交渉について話し合っているわけですよね?
相手方は自分の権利を獲得したくて躍起になっていて、じゃぁそれを実現するために、どういう努力が必要かも理解しているのか?という話です。
もし相手方がこちらの予期せぬ迷惑行為や子供達の同意のないまま接触をした場合などどうしたらいいのですか?」

「その時はまた調停をしてください」

…………なるほどね。

つまり調停とはそんな場所。
それだけの効力しかなく、話し合ったことが履行されなければ、泣き寝入りするか、また調停するか。

養育費と違って履行されたか否かの確証をどうとるか……

つまりは、逆も真なり。

私が面接交渉に協力的な姿勢でいるか、あくまで子供達主導でするかはその時の“気分次第”で可ということ。

調停前置主義。
起訴したのに和解
和解じゃないし。難解だし。諦解?だし。

いかに自分を自分らしく維持しなければならないか。
それを再認識できたことが調停を3つ経験して習得したこと。
怒りと憎しみをぶつけ合うのは簡単だ。
そこに慈愛に満ちた自分と子供達の未来に向けて誇り高き人生を歩むために必要なことを習得できるか、がポイント。

これにて3つ目の調停も合意となり、あとは裁判を続けるか、和解で終わらせるか…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

もうすぐ父の日ですね。
子供達がどんな思いでこの日を過ごしてきたのだろうと思うと、申し訳ない気持ちになりますが、その後、気持ちの優しい次男は元夫の誕生日や父の日等、時々LINEで連絡していたようです。
しかし、LINEアイコンが猫になってから(恐らく元夫の相手?が猫好きさん?)、返信もなくなったようで、、、

だからそういうとこだよ。。。

もうすぐ次男の誕生日。
次男が心穏やかに1日を過ごせるといいな、と思っています。
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面接交渉最終章

2025-06-06 22:39:00 | シングルマザー
離活中の生活はアパート暮らしで、両親の助けを借りながら何とか早く終結させたい、でも不利益になる事は避けなければならない、と、いろんな葛藤やジレンマでストレスフルな日々でした。

会社にはもちろんプライベートな事は伏せていましたし、むしろ切り替えられたことで平常心で勤務する事ができたと思います。

後に離婚を報告した同僚に、そんな(大変な日々の)素振りも見せず全く気づかなかったと言われて、よかった、こんなドス黒い感情が表に出ていなくて…と安堵したものです。

当時調停と裁判で家裁には月1回は通って⁈いたし、弁護士との打ち合わせで度々事務所を訪れていたりして、相変わらず忙しい日々を過ごしていました。

そんな時、当時営業所に勤めていた私は元上司の支店長から呼び出され、「支店に戻ってこないか?」と言われてビックリ。

異動とはいえ、元いた支店に戻るので勝手知ったるなのですが、2週間で引き継ぎして欲しいとの事。
随分急じゃないか。。。

「どう?引き受けてくれるか?」

昔から共に働いてきた旧知の仲だったので、思わずプライベートの実情を白状しました。
「こんな状況なので、ちょっとゴタゴタしてますけど…唯一、良かったなと思うのは
家裁が近くなるってことかな、」と、とんでもない理由で辞令を快諾したのでした。

アパート暮らしも「管理会社が変わるよ、家具家電使えないかもよ」という悩ましい問題を抱えていました。

ある時、弁護士事務所で打ち合わせをしていると、弁護士先生が、
「この際管理会社が変わるから…と正直に話してみてはどうでしょう?住み替えに賛成してくれるかもしれませんよ?」
なんて呑気発言をしまして。

「まだわからないんですか?そんな秘匿情報漏れたらかっこうの餌じゃ無いですか!これ幸いと更にあの手この手で調停も裁判も引き延ばしされるに決まってるじゃ無いですか!」

弁護士事務所での打ち合わせは仕事終わってからのアボで、数時間かかる時もあり、事務所が入居しているビルの時間外通用口から出るという社員さんも知らないであろう芸当で外界にでるという。夜中のすごいテンションで若い弁護士先生を叱り飛ばしたりしました笑

そうそう、弁護士先生が子供達にも話を聞きたいという事で、ある土曜日に3人弁護士事務所に連れてきた事もあったっけ。その時も無邪気にはしゃぐ娘のあーちゃんに随分救われました。

そんな可愛い子供達とモラ夫との面接交渉の調停も終盤を迎えていました。

以下当時のブログより、

面接交渉調停最終章。

おそらくこれで離婚に際し決めなければならないことは全て決まる。はず。

あとは離婚裁判で和解金となるか、慰謝料としてとことん勝敗を争うか。

弁護士サンたちも大金が動くわけでもない訴訟にいつまでも時間を費やすわけにいかない…ということが見え隠れして、和解を示唆するようになった。

どこの世界も費用対効果なのだな。

両サイドからもう和解にしよう、と代理人同士で取り決めがあったかのように、又は、裁判官から和解で結審する方向で…と指示があったかのように、流れがいつのまにか和解一択になっていた。本人の意向は後付けで。

調停の後である程度の和解条項を出し合うという話になっているらしい。

さて、その調停はというと…

前回子供達とのあらゆる交流において、“本人の同意を得て”という条項を追記してもらった。

すると、それが納得いかない、とばかりに反論し、相手方の合意を得られず持ち越し。

そして今回。
引き延ばす材料は使い果たして、後はサインするしかない状態。

私は例によって“相手方待合室”でお呼びがかかるのを待つ。

あまり場慣れするところではないにしても、ある程度の要領の良さ?と最初ほどの違和感はなくなってしまった(*^_^*)

そういう相手方待合室とは…

おそらく申し立てられる人は男性が多いのか時間潰し用に置いてある週刊誌も漫画も男性系が多い。

実際そんな雑誌等が読めるような心境の人がどれくらいいるのか?だけど。


40分ほど経過して調停室へ入った。

毎度毎度のメンバー。

さて、相手方はなんとやら?

「前回、“子供の同意を得て”という条項をつけて、それについて考えてくる、という宿題だったのですが、本人なりに整理がついたようです。

そこで、相手方は子供達の成績表も見せてほしいとのことですが、いかがですか?」

「…………子供達の同意を得られれば可能じゃないでしょうか?

ただ、子供達にそれとなく写真提供の話をしてみましたが、“家を変わることとの交換条件なのか?”といいました。

やはり自分たちの願いは一度も聞いてもらえないのに、なぜ相手の要求ばかりうけなきゃいけないのか、という思いが強いようです」

勿論、面接交渉の調停で家のことを話すのは適切じゃないとわかっています。

が、子供達の父親に対する気持ちは緩和されていません。

成績表を見たいのは父親として管理したいからですか?」

「手紙を書くにしても何か材料がないとですね。手紙の書き方まで指導したんですよ。」

「それで相手方は理解したのでしょうか?

手紙を書く材料は子供達の気持ち次第でいかようにもあると思いますが、例えば誤字脱字が多いとか、気持ちを逆なでするような言葉があったり、その様な手紙に子供達も辟易しています。

自分がしていること、してきたことで、子供達がどれくらい傷ついたか、それによって自分はどう行動すべきかを理解してもらわないと…」

「相手方はかなりショック受けてましたよ」

「それはいかに自分が子供達を傷つけていたか、ということではなくて、いかに自分が嫌われていたか…がショックだったんでしょう?」
「そうですね」

「誕生日の話も持ちかけておいて結局誕生日過ぎてますからね。真ん中の子の誕生日にも何もアクションなかったですし。」

「いえ、誕生日の件は気にされてましたよ。話し合いの結果がでていなかったので対応できなかったんじゃないでしょうか?」

話せば話すほど相手をフォローしているように聞こえるのは気のせいだろうか。

「誕生日のプレゼントは聞かなくてもわかると思います。何度も家変わって欲しいと言ってるじゃないですか。子供達に聞いたら即答でしたよ。

例えば誕生日の話は今だからそういう行動(株上げ作戦)なのか?

私は子供達が傷つくことから守りたいだけなんです。
例えば来年の誕生日はちゃんと覚えているのか、子供達の期待を裏切ることなく対応してくれるのか…

子供達の健全な成長過程において、父親との交流が大切だというのは、一般的な話で、私達の場合はその前の段階であり、父親との関係修復してからで、そうなるべく行動を取ってもらわないと。問題意識を理解して、何をやっちゃいけないのか…

「それは何度も話し合ってきたのでわかってらっしゃると思いますよ。」

「……ではこれはどう思われますか?」

私は調停員に挑戦状をたたきつけた。

続く…

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調停の行方2

2025-06-05 00:30:00 | シングルマザー
今回娘の引越しを手伝いながら、あーちゃん何回引越したかねぇ〜なんて話をしながら振り返ってみると…

1.高校で寮生活
2.コロナで寮閉鎖にてレオパレスへ
3.大学で寮生活
4.兄妹ひとまとめで生活する為退寮からの川崎
5.次男就職で赴任先へ引っ越すタイミングで再び3人皆一人暮らし
6.社会人デビュー後研修でレオパレス
7.社会人として一人暮らしスタート

中学卒業から7年で7回。
ほぼ毎年引っ越してた感じね。

「あ!8回やった!」

「えっ?何が抜けてた?」

「アパートの時〜」

あ、、、それもカウントに入れちゃう??
娘の記憶の中では、家族4人でアパート暮らしをしていたあの時が初めての引っ越しだったようです。

実際には引越したというより、逃げ出した、、が本当のところですが。

当時の話を備忘録として記載しながら、話が途切れ途切れになってしまい、、ブログ閉鎖までに間に合うか…
blogのお引越しについてはまだ検討中です。

さて、モラ夫から逃げるように家を出てアパート暮らしをしていた頃の話を続けたいと思います。

当時離婚裁判と、婚姻費用の調停、面会交流の調停を同時進行で進めていました。
そんなある日、アパートの管理会社が変わるという通達があり、管理会社によっては家具家電付きの物件ではなくなるかも?という…そして、その管理会社がまだ決まらず、また、いつ決まるかもわからない、と。

婚姻費用…いわゆる生活費は一切払ってもらえず、離婚裁判時の財産分与に含めるという話。つまり、裁判が終わるまで婚姻費用は払われる事はなく、むしろ裁判を長引かせる手段を取られ、私は3人の食べ盛りの子供達を養い、アパートの家賃を払い、そして、元夫が住む住宅ローンを払い、その上、また引越しを迫られるのか?あるいは家具家電を自前で揃えなきゃいけなくなるのか?そんな金銭的余裕はありません。

早く決着をつけなくては。。。

そして迎えた何度か目の調停の日。
以下当時のblogより。
それまでのあらすじはこちら→調停の行方

前回の婚姻費用の調停は、なんとも不甲斐ない結果となり、これ以上続けても平行線のまま、審判になると住宅ローン分の回収は無理だということで、不本意ながら相手方の条件、主張丸呑みで合意して終了。

所詮そんな相手=モラ夫だ。

残るは面接交渉。

家裁の調査報告書には、子供達が面接を拒否していること、常に会うのでは?殴られるのでは?と不安に思っていること等が異口同音に記されていて、最後にこう補足されている。

「相手方(母親である私)は手紙や写真等の間接的な交流は協力する姿勢である。」

それをふまえての今回の調停。

そして今回またしても相手方が先に調停室へ。

長い。

ようやく呼ばれて中へ入る。
相手方からの要望は次の通りです。

○子供達の写真やビデオを年に4回程度送ってほしい。

○手紙や物を送ったら子供達に渡してほしい。

○子供達が会いたいと言ったら機会を作ってほしい。

ふむ…

それについてどうですか?と聞かれ、私は深呼吸してから…

「まず大前提として、私が意図的に会わせないようにしているという概念は捨ててもらっていいですか?」

と前置きしてから、続けて言った。

相手方の申し出を拒否した覚えもなければ、そういう発言をしたこともないと思いますが…

まず全ての項目において“子供達の同意を得てから”という前提なら可能だと思います。

子供達の不安要素が取り除かれて、父親に対する気持ちが緩和されてきたら実現するのではないでしょうか?

現実には調査報告書にも書いてありますが、家を代わって欲しいと子供たちが訴えているにも関わらず対応してもらえないということが父親に対する不満が増す一因になっています。

手紙もいつも同じ内容で、こちらの生活ぶりやどんなことに支障をきたしているか全く意に介さぬ内容で、子供達が喜ぶどころか、更に反感を抱く結果になっています。

まずはそこを払拭させるべく努力をしてもらってからの話しだと思いますが…

そう発言すると、

「面接交渉の調停なので、家のことは後の財産分与で話し合ってください」とバッサリ。

家をどちらが保有するという話をしているのではなく、子ども達が希望している住み替えの話です。

どちらの財産として引き取るかは財産分与の話ですが、その間どちらが住むかの話をしているのですが?
そう反論したけど取り合ってもらえず、

ひとまず相手方の申し出に対しては「未成年者の場合、本人の同意を得て」という条項をいれることでいいですか?

と合意へ向けての最終確認を促され、“はい” と答えて調停室を後にした。


相手方の申し出に、私は“はい”と答えたわけだから、次は合意書作成の手順のはず。

が、

またしても待たされる。

30分経過。

まさか、子供の福祉という大義名分の面接交渉において、子供の意志を尊重するという条項を入れたことが気に食わない?


いくら私の申し出を1回で了承しないにしても、子供達の同意なくして交流はあり得ないでしょう?

まさかあの一文だけで30分以上もゴネてるんですかね?
冗談半分で代理人の先生と談笑していた。

「案外家の住み替えを調停員が説得しているのかもしれませんよ?」若い弁護士先生は明るく言ったけど、甘いな、と思った。

モラ夫はそんなやつじゃない。

時計の針は17時に近づきつつあり、このままだと私の出番はないどころか、合意書作成の時間までなくなる…


少々苛立ちを感じながら、次なる手を考えていた。

すると、調停員が慌て待合室に入ってきた。

「スミマセン、相手方が条項入れられたことが納得いかないようで…次回持ち越しとなりました。
期日の確認ですが…」

ほらね。やっぱり。

持ち越したところで次回一体何を話し合うというのか。


もう結論はでているではないか。

“気持ちの整理がつかない”
これが延期するための立派な理由になるのだから不思議である。


それにしても…総勢9人もの関係者が居合わせて(研修生多数オブザーバーとして参加の回でした)、少なくとも私以外の8人は、有職者でありながら、子供の福祉である面接交渉において、“子供の同意を得て”という言葉を盛り込むことは何ら不自然ではない…はずなのに、誰もそれを相手方に説得させられないなんて……

調停を引き延ばすことはモラ夫の常套手段だ。

それなのに、モラハラだと必死に繰り返しても、理解を得られるどころか、さも子供を奪い取られたかのように悲劇の父親ぶってるモラ夫の演技に騙されて、調停員は終始モラ夫をかばう発言が多かった。

とりあえず次回の日程を決めると、調停員が最後に一言、
「娘さんの誕生日が近いということで、プレゼントは何がいいか聞いて欲しいとのことです。それから、プレゼントはいくらぐらいまでいいのか、と」

プッ(^m^)
思わず失笑。

「わかりました」

私のその言葉を見届けて?調停員はバタバタと相手方へ向かった。

ったく…伝書鳩の役も大変です。

欲しい物?

家変われって言ってんじゃん。

金額の上限?
こっちが指定するものなのか?

誕生日?
次男の誕生日はうんともすんとも言ってこなかったのに?

遡ること6月…

「次男の誕生日、もうすぐなんですけど、相手方から何か申し出ありましたか?」

一応見せかけの愛情の裏付けに代理人に聞いてみた。

「いえ、何も。
このような状況だから何もしちゃいけないと思っているんじゃないでしょうか?」

「そうでしょうか…会えなくても“おめでとう”と伝えることはできると思うんですけど」

父親の権利とばかりに面接交渉を主張していても、息子の誕生日はノーレスポンス。

まぁ、なんにせよ、子供達から嫌われていると知ってのプレゼント攻撃にどれくらいの効果があるか…楽しみではある。

続く。。。

なかなか更新できずすみません。。。
4月からちょっとプライベートで環境が変わり、なかなかペースが掴めないでいます・・・

見出し画像について…先日次男がひょこっと帰省して、母の日だったから、と鰻をご馳走してくれました。
鰻もとても美味しかったのだけど、次男との会話が、なによりのご馳走でした
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調停の行方〜かもしれない話〜

2025-03-19 22:18:00 | シングルマザー
10数年前離婚の時のあれやこれやを備忘録として時々アップしています。
今の言葉で言えば、"離活中"の話ですね。

離婚に向けて元夫とは別居し、子供達とアパート暮らしをしていた頃、急遽今しかない!というタイミングで飛び出したので、必要な物を全て持ち出せたわけでもなく、また、そんなに長引くとも思っておらず…
アパート暮らしは何かと不都合な事がありました。

以下当時のblogより。。。

共有名義の自分の家に、自分のものを取りに行くのに相手方の許可がいるそうな。

別居しても出ていった方はどうも分が悪い。
しかも持ち出すものをリストアップせよという。

そんなの不当でしょ!と息巻く私に、代理人である弁護士は「実際直接鉢合わせになってトラブルになったら困る…自分たちの交渉が水の泡になるようなことは避けてください」、とあながち不当ではないと。

弁護士からそういわれたら大人しく言うことを聞くしかない。

○日(木)の18時~20時に荷物を取りに行く予定である事、当面必要な物をリストアップして代理人に送付してもらう。

すると…代理人から電話。

「相手方からの返事で、その時間帯は厳しいそうです」

はっ?
なんで?

モラ夫が仕事をしている“はず”の時間帯で、私は鍵を持っているので立ち会いも不要。なのに何が厳しいというのか?

「それがですね…
その日は相手方は出張が入るかもしれない、その場合は車をその時間帯に置きに帰ってくるかもしれない、という話らしいです」

「…………………」(;-_-+

モラ夫の言い分はいつも理不尽な気持ちにさせられる。

即座に反論しようものなら私は“ヒステリックな女”扱い。

だから努めて間を置くように意識している。

「その……相手方の“かもしれない”話は承諾しなきゃいけないんでしょうか?
車を置いて出張なんて行ったことないんですが…どこに出張なんですか?」

「それがまだわからないらしく…」

「じゃぁいつはっきりわかるんですか?」

「さぁ……」

「…わかりました。じゃぁいつだったらいいのか聞いてください!」

モラ夫は私が申し出たことに対して1回で了承した試しがない。

代理人も代理人だわ。候補日くらい聞いてよ。。。

すると相手方は土曜日の13時~15時を指定してきた。

オイオイ、相手がすることなくブラブラしている休日に、それこそ鉢合わせ率UPではないか。
どこかで待ち伏せしているかもしれないし、
後をつけられて私達のアジトがバレてしまうかもしれない。

それこそ“かもしれない”話だけど。

そこは勿論、父の車で父の護衛つきで行くのは必至。

荷物を取りに行くだけで、なぜこんなに手間をとるのか……

私が荷物の引き取りを申し出て、取りに行く日を急ぐのには実は理由がありました。

会社でお世話になった方が入院されて、ずっと闘病生活を耐えてこられたけれど、危篤の知らせが入ったのはその2日前。

不謹慎ではあるけれど、弔問を考えた際の一式を早急に準備する必要があったのです。
それが冒頭の◯日(木)18時〜20時の私の申し出の理由でした。

それなのに、土曜日にしろだと??

そうこうしている間に、悲しい知らせが入り、、

「急で申し訳ないのですが、荷物の引き取りは今日(木)お願いしたいと伝えてください」

事情を説明すると、代理人はすぐに相手方に連絡をとってくれた。

がしかし、その日は出張が入るかもしれないという話だったので、昼間、仕事でいないはずの時間帯に、母に代理で行ってもらうことを提案した。

それを代理人を通じて相手方に伝えた結果、

「今日は喪服だけならオッケーで、リストアップした物は予定通り土曜日に持ち出すこと。また、今回は“致し方ない”として、今後は一度取り決めた予定の変更は受け付けない」

との通達が。
全く…なに目線やねん。

「追伸、土曜日は荷物と一緒に子供達宛ての手紙を置いておくので渡して欲しい。そして家の中は散らかすな。」

だって。

本来はお互いの代理人を通じて手紙を渡すのがルールになっている。

でも私はモラ夫とは違う。

“ついで”だからいいですよ。

そして土曜日、予定通り久々に足を踏み入れる我が家。
リクエストした荷物と一緒にお菓子と手紙が準備してあった。

「お久しぶりです。元気ですか?子供達に渡してください」

子供達が家を代わって欲しいと言っているにも関わらず、拒否し続けているモラ夫。

お久しぶり?
どんな感覚?

私は、子供達への手紙だけ手に取り、その私宛っぽい?手紙と子供達へのお菓子は代理人からは“聞いてない”ので、玄関に置き去りにして出てきた。

リクエストの物以外持ち出すな、という指示でしたから。

勿論、家の中は指摘される前から散らかっていましたけど……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こんな風に、何かを要望すれば、何かとクレームをつけてきて、
「お前の思い通りなんかさせるもんか」がスローガンのモラ夫にとって、こちらからの「お願い」こそが、格好のエサになるのです。

この頃は調停をして、その2週間後に裁判をして、その2週間後に調停をして、、の繰り返しでした。

あの手この手で長引かせては、私と子供達を苦しめていた元夫ですが、子供達にとって父親である事は変わりなく、また、元夫がいなければ、私は3人の母親にはなれなかった訳で…

先日娘の大学卒業式を終えて、私の子育ても卒業となり、袴姿の娘の写真を眺めながら、元夫へ卒業の報告がてら連絡しようかな、、ふとそんな気持ちになりかけて、元夫のLINEを開く。
あ、そうだった。娘の誕生日も忘れるような人だった。思い直して(早っ)すぐさま、私はLINEを閉じたのでした。

久しぶりにスタバに行ったら、カップがすっかり春仕様になっていて、もうすぐ桜の季節。今年の花見はどこへ行こうかなぁ〜
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