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面接交渉最終章

2025-06-06 22:39:00 | シングルマザー
離活中の生活はアパート暮らしで、両親の助けを借りながら何とか早く終結させたい、でも不利益になる事は避けなければならない、と、いろんな葛藤やジレンマでストレスフルな日々でした。

会社にはもちろんプライベートな事は伏せていましたし、むしろ切り替えられたことで平常心で勤務する事ができたと思います。

後に離婚を報告した同僚に、そんな(大変な日々の)素振りも見せず全く気づかなかったと言われて、よかった、こんなドス黒い感情が表に出ていなくて…と安堵したものです。

当時調停と裁判で家裁には月1回は通って⁈いたし、弁護士との打ち合わせで度々事務所を訪れていたりして、相変わらず忙しい日々を過ごしていました。

そんな時、当時営業所に勤めていた私は元上司の支店長から呼び出され、「支店に戻ってこないか?」と言われてビックリ。

異動とはいえ、元いた支店に戻るので勝手知ったるなのですが、2週間で引き継ぎして欲しいとの事。
随分急じゃないか。。。

「どう?引き受けてくれるか?」

昔から共に働いてきた旧知の仲だったので、思わずプライベートの実情を白状しました。
「こんな状況なので、ちょっとゴタゴタしてますけど…唯一、良かったなと思うのは
家裁が近くなるってことかな、」と、とんでもない理由で辞令を快諾したのでした。

アパート暮らしも「管理会社が変わるよ、家具家電使えないかもよ」という悩ましい問題を抱えていました。

ある時、弁護士事務所で打ち合わせをしていると、弁護士先生が、
「この際管理会社が変わるから…と正直に話してみてはどうでしょう?住み替えに賛成してくれるかもしれませんよ?」
なんて呑気発言をしまして。

「まだわからないんですか?そんな秘匿情報漏れたらかっこうの餌じゃ無いですか!これ幸いと更にあの手この手で調停も裁判も引き延ばしされるに決まってるじゃ無いですか!」

弁護士事務所での打ち合わせは仕事終わってからのアボで、数時間かかる時もあり、事務所が入居しているビルの時間外通用口から出るという社員さんも知らないであろう芸当で外界にでるという。夜中のすごいテンションで若い弁護士先生を叱り飛ばしたりしました笑

そうそう、弁護士先生が子供達にも話を聞きたいという事で、ある土曜日に3人弁護士事務所に連れてきた事もあったっけ。その時も無邪気にはしゃぐ娘のあーちゃんに随分救われました。

そんな可愛い子供達とモラ夫との面接交渉の調停も終盤を迎えていました。

以下当時のブログより、

面接交渉調停最終章。

おそらくこれで離婚に際し決めなければならないことは全て決まる。はず。

あとは離婚裁判で和解金となるか、慰謝料としてとことん勝敗を争うか。

弁護士サンたちも大金が動くわけでもない訴訟にいつまでも時間を費やすわけにいかない…ということが見え隠れして、和解を示唆するようになった。

どこの世界も費用対効果なのだな。

両サイドからもう和解にしよう、と代理人同士で取り決めがあったかのように、又は、裁判官から和解で結審する方向で…と指示があったかのように、流れがいつのまにか和解一択になっていた。本人の意向は後付けで。

調停の後である程度の和解条項を出し合うという話になっているらしい。

さて、その調停はというと…

前回子供達とのあらゆる交流において、“本人の同意を得て”という条項を追記してもらった。

すると、それが納得いかない、とばかりに反論し、相手方の合意を得られず持ち越し。

そして今回。
引き延ばす材料は使い果たして、後はサインするしかない状態。

私は例によって“相手方待合室”でお呼びがかかるのを待つ。

あまり場慣れするところではないにしても、ある程度の要領の良さ?と最初ほどの違和感はなくなってしまった(*^_^*)

そういう相手方待合室とは…

おそらく申し立てられる人は男性が多いのか時間潰し用に置いてある週刊誌も漫画も男性系が多い。

実際そんな雑誌等が読めるような心境の人がどれくらいいるのか?だけど。


40分ほど経過して調停室へ入った。

毎度毎度のメンバー。

さて、相手方はなんとやら?

「前回、“子供の同意を得て”という条項をつけて、それについて考えてくる、という宿題だったのですが、本人なりに整理がついたようです。

そこで、相手方は子供達の成績表も見せてほしいとのことですが、いかがですか?」

「…………子供達の同意を得られれば可能じゃないでしょうか?

ただ、子供達にそれとなく写真提供の話をしてみましたが、“家を変わることとの交換条件なのか?”といいました。

やはり自分たちの願いは一度も聞いてもらえないのに、なぜ相手の要求ばかりうけなきゃいけないのか、という思いが強いようです」

勿論、面接交渉の調停で家のことを話すのは適切じゃないとわかっています。

が、子供達の父親に対する気持ちは緩和されていません。

成績表を見たいのは父親として管理したいからですか?」

「手紙を書くにしても何か材料がないとですね。手紙の書き方まで指導したんですよ。」

「それで相手方は理解したのでしょうか?

手紙を書く材料は子供達の気持ち次第でいかようにもあると思いますが、例えば誤字脱字が多いとか、気持ちを逆なでするような言葉があったり、その様な手紙に子供達も辟易しています。

自分がしていること、してきたことで、子供達がどれくらい傷ついたか、それによって自分はどう行動すべきかを理解してもらわないと…」

「相手方はかなりショック受けてましたよ」

「それはいかに自分が子供達を傷つけていたか、ということではなくて、いかに自分が嫌われていたか…がショックだったんでしょう?」
「そうですね」

「誕生日の話も持ちかけておいて結局誕生日過ぎてますからね。真ん中の子の誕生日にも何もアクションなかったですし。」

「いえ、誕生日の件は気にされてましたよ。話し合いの結果がでていなかったので対応できなかったんじゃないでしょうか?」

話せば話すほど相手をフォローしているように聞こえるのは気のせいだろうか。

「誕生日のプレゼントは聞かなくてもわかると思います。何度も家変わって欲しいと言ってるじゃないですか。子供達に聞いたら即答でしたよ。

例えば誕生日の話は今だからそういう行動(株上げ作戦)なのか?

私は子供達が傷つくことから守りたいだけなんです。
例えば来年の誕生日はちゃんと覚えているのか、子供達の期待を裏切ることなく対応してくれるのか…

子供達の健全な成長過程において、父親との交流が大切だというのは、一般的な話で、私達の場合はその前の段階であり、父親との関係修復してからで、そうなるべく行動を取ってもらわないと。問題意識を理解して、何をやっちゃいけないのか…

「それは何度も話し合ってきたのでわかってらっしゃると思いますよ。」

「……ではこれはどう思われますか?」

私は調停員に挑戦状をたたきつけた。

続く…


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