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自習の配分

2016-06-13 | 大学受験
こんにちは.大山です.
自習に関する話題が最近アツいので僕もそれに乗っかろうと思います.

さて,意識しないと自習科目に偏りが出るから気をつけようねといった話が出ていました.
ここでの偏ってしまう科目というのは,当然自分の好きな(=得意な)科目です.
得意な科目ばかりやって苦手科目には触れない,というのではもちろんダメですね.

ただ注意して欲しいのは,偏りをなくせばいいというわけでもないということです.つまり,全ての科目を均等に勉強する,というのではダメです.

ここが勉強の難しいところですが,自習には個々にあった優先順位・配分があります.
例えば,英語はすでにセンターで9割を超えているレベルだけど,数学は6割に満たない人がいたとします.

A. 国立大・医学系志望
苦手科目があることは許されないので,英語ばかり自習している場合ではないでしょう.
とりあえず英語は現状維持に必要な分にとどめ,しばらく自習のメインは数学におく必要があるかもしれません.

B. 英語を武器として闘うつもりの人
数学はどうしても絶望的に苦手だが英語はかなり得意.
二次は英語メインで,数学は最低限取れれば合格できる計算.
それなら英語をこのまま重点的に勉強し,数学は最低目標に到達できるレベルまで持っていければいいのかもしれません.

このように,同じ成績の人でも目指す大学,自分の科目適性によっては自習の優先順位は変わってきます.

ただ,こうした個々の優先順位の差がはっきり分かれてくるのは秋以降です.夏までは,優先すべき科目はただ1つ.
苦手科目です.

夏までにどの科目も最低限足を引っ張らないだけの力をつけること.当塾の皆さんならセンターで7割くらいでしょうか.
その過程で自分の科目適性が見えてくるので,秋以降,苦手科目を得意科目で補っていくような戦略が立てられます.

ということで,夏までは自分の一番苦手な科目を毎日勉強するようにしましょう.
大学受験生は月に2回塾内テストがありますから,その結果を見ながら,苦手科目を優先して勉強し,底上げをしていってください.

不思議なもんで,嫌いな教科も毎日習慣的に勉強してると嫌いじゃなくなってきます笑
頑張りましょうー!!

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