東京育伸会講師ブログ

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高校受験に向けて(3)

2016-01-29 | 高校受験

 

続けての投稿になります杉谷です

 

今回は中学2年生の特に夏頃までの勉強内容について書かせていただきます。

この時期は何と言っても「英語」です

高校受験において英語という科目はその文法をしっかり覚えてしまえば

確実に得点を伸ばすことができる科目です

また難関校を受験する上では長文の出題が多くこれに慣れておく必要もあります

 

しかし多くの学校、塾の取り組みと言えば3年生の前期あたりまでひたすら文法の勉強が続いているのが現状です

公立中学では長文の学習はしないというところもあるほどです

 

そこでこの2年生の始めという時期では英語の先取り学習が最も重要です

英語の文法は体系的で、それを始めから学習することで学年の区別なく学習することが可能です

(ただし1年生の段階で習うべき項目(特に主語、動詞、目的語という語順やbe動詞と一般動詞の違い)についてしっかりと理解し

自分で簡単な文章が書けるということが前提になりますが)

 

この先取り学習は遅くとも2年生の間までに

全ての文法事項を学ぶくらいのスピードのカリキュラムです

 

もちろん宿題は膨大ですし、覚えることも膨大になります

ですがこの始めの時期で踏ん張ってついていくことができるかが難関校受験できるかの分かれ目になります

なぜなら体系的に学んでいく場合過去形、不定詞、文型といった重要単元が始めの部分に多く集まっているからです

ですからこの時期に踏ん張って英語に集中して学習しておくことが重要です

 

ここで

そこまではわかったけど一人ではそんなことできない

という声が聞こえてきそうですがそのようなカリキュラムで進めたい場合に利用できる塾、問題集を紹介します

 

まずこれは宣伝になってしまうので恐縮なのですが笑

当塾の中2の英語の難関クラスは10か月で高校受験に必要な文法事項(中2、中3、一部高校範囲含む)

を学習し終えるカリキュラムで進めています

これは以下で紹介する大手難関塾の中で最も進度の速い校舎と同じ速度です

 

次に大手塾ですが

確認している限りでは早稲田アカデミーさん、サピックスさんがこのカリキュラムを使っています

ただこれは最もレベルの高いクラスでの話なので選抜試験に合格することが必須となります

また上でも少し触れたように全国展開しているので校舎によって進度や指導内容にムラがあります

 

問題集となると

絶版になってしまったと聞いたのですがまだAmazon等で流通している駿台文庫さんの「スキルアップ問題集2年、3年」を

何か中学生向けの参考書を使って独学したり家庭教師、個別指導で教えてもらいながら繰り返しやっていくのが良いと思います

(塾向けの教材なので手に入るかわかりませんが教育出版社の新中学問題集発展編2年3年もお勧めです)

 

この時期の数学、国語に関しては基礎的な内容を一般的なカリキュラムに沿って学習すれば十分だと思います

 

次回は夏休みの前半について書こうと思います

特に来年度から2年生になる生徒さん、ご家庭の参考になれば嬉しいです

 

杉谷


高校受験に向けて(2)

2016-01-21 | 高校受験

 

2日連続の投稿となります杉谷です!

今は4年生の卒業間近ということで卒業論文に追われる毎日です笑

その中でこのブログが息抜きになってます笑

 

今日は高校受験の体験談について

初めの投稿からかなり経ってしまいましたが続きを書かせてもらいます!

 

1年生のときは学校の勉強に計画を立てて真剣に取り組むのが良い

ということを前回は書きましたが

今回は

なぜ難関校進学を目指したのか?について書いていきたいと思います!

 

1つ目はたまたまいい成績が取れたからです笑

 

自分が通っていた塾では中2に上がる前に特訓クラスの選抜試験がありましたが

中1のときはクラスで真ん中くらいで正直あまり興味もありませんでした笑

その当時の志望校もMARCH附属よりも下くらいの私立

上手くいけば国立、立川あたりの近くで難しいとされる都立くらいの考えでした

 

ですが結果はまさかのS合格(合格の中でS、A、Bと分類)

いいのかなと思ったのを今でも覚えています

 

そこからは特訓クラスの授業についていくのに必死でした

本当に意味わからないくらいの宿題が出るんです笑

(今自分が担当している生徒にはその半分くらいしか出していませんがそれでも毎週5時間以上はかかります笑)

 

1年生の間に学校の勉強は要領を得ていたので塾の勉強に集中することができましたし

大好きなサッカーも腰の怪我をしてしまいしばらく休んでいる時期でした

 

おそらく偶然の合格と偶然の怪我が重なってどんどん難関校進学を目指すようになっていきました

 

2つ目は先輩でした

 

特訓クラスの1つ上の先輩が女子の最難関高校である慶応女子に合格したことも

自分に可能性があると思える大事な出来事でした

 

3つ目はなんだかんだ言って負けず嫌いだったことです

 

特訓クラスではほぼ毎週テストがあり

偶然合格したとはいえ負けたくない気持ちだけは持ち続けていた自分は

毎回のテストで100点を目指すこと

結果を得るための過程に妥協しないこと

その2つだけはずっとやり続けました

 

今回この体験談からお伝えしたいことは

1 保護者の方はお子さんを「良い環境」の中においてあげること

(もちろん望むならという話ですが)

特に塾は大手が必ず良いというわけではありません

大手は100人いたらその中の70人を満足させる授業をします

小さな塾でもお子さん1人1人と向き合うことや、講師の質等では引けを取らない塾は多くあります

(自分もそういう授業を心がけています)

また信頼できる講師や背中で伝えてくれる先輩がいるかというのも重要だと思います

 

2 生徒の方は偶然を必然に変えること

自分は常に「どんな偶然でもそれは神様がくれたチャンス」と思うようにしています

偶然怪我をしてしまった

それならその分勉強ができる

偶然いい点数がとれた

それなら今度は頑張って同じ点数を取れるようにしよう

などなど

1番良くないのは何かが起きたことに対して偶然だと終わらせることです

偶然でもそれはチャンスくらいに考えて頑張りましょう

 

長くなってしまいましたが次回からは具体的な勉強の内容について書いていこうと思います

 

杉谷

 

 

 


高校受験に向けて(1)

2016-01-05 | 高校受験

はじめまして!
火曜日を担当します杉谷です

火曜日はしばらく高校受験に向けて何月ごろにどんな気分で
どんな勉強をしていたかについて書いていきたいと思います!

実績としては開成高校、筑波大附属駒場高校に合格しました
もう四捨五入すると10年前のことですが笑

来年度から中学2年生、そして3年生になる方々
そしてその保護者の方々に参考になればと思います

今日は中学1年生のときについてです!

中学はどこにでもある公立中学です
週に3回ずつサッカーのクラブと塾に通っていました
ただ塾といってもバリバリ勉強していたわけではなく
90分の授業に出て宿題はやったりやらなかったり笑
宿題がたくさん出ると「多すぎる~」とか文句言ってましたね笑

ただ1つだけ勉強面で特別な点は
負けず嫌いで、中学から始まる定期テストでは出来るだけ高得点を取りたい!!と思っていたこと
です

特別でもないですね笑

なので試験前は恐ろしく勉強してました
2週間前から範囲をもとに計画を立ててガリガリと

今思うとそこで
勉強の計画を立てて実行すること
を学び

・自分がどれくらいやれば理解や暗記できるかという自分のキャパシティを把握できた

・学校の定期テストでどんなところが出そうか大体の目星が付けられるようになった
という勉強の基礎を身につけられたと思います

それを学ぶと定期テストが来るごとに点数は変わらず、勉強時間だけがどんどん減らせて
結果として2年生、3年生と塾の勉強が忙しくなる時期に
学校の勉強に気を取られることがありませんでした

なので中1の段階では
・学校の勉強に本気で取り組むこと

・計画を立てて直しての繰り返しをすること

・たくさん遊ぶこと←これはすごく大事です
をオススメします!!

計画に関しては保護者の方が最初は手伝ってあげるのもいいかもしれません
ですが最終的にはお子さんが1人で計画を立てられるようにしてあげられるといいと思います



中1の冬に難関校を志望するきっかけがあったのですが今日は長くなってしまったので
また次回にします!お楽しみに!!



杉谷