大山です.
先日当教室の受験生たちと面談を行い,8月での中間目標とそれまでの勉強方法を一緒に計画しました.
各生徒が今よりひと回りもふた回りも成長しなければならない目標を設定していますが,一緒に立てた勉強計画にしっかり取り組めば不可能ではないと確信しています.
夏までにしっかりした基盤を作れるかどうかでその後の成績の伸びは大きく左右されます.
受験生の皆さん,一緒に頑張っていきましょう!
大山です.
先日当教室の受験生たちと面談を行い,8月での中間目標とそれまでの勉強方法を一緒に計画しました.
各生徒が今よりひと回りもふた回りも成長しなければならない目標を設定していますが,一緒に立てた勉強計画にしっかり取り組めば不可能ではないと確信しています.
夏までにしっかりした基盤を作れるかどうかでその後の成績の伸びは大きく左右されます.
受験生の皆さん,一緒に頑張っていきましょう!
杉谷です
今日は最近気になった「目的と手段」の混同について書きたいと思います
当塾の大学受験生によく聞く質問が
「将来何がしたいのか??」
です
これから大学に入り専門知識を身に着け、将来社会に何らかの貢献をしていくであろう生徒たちが
何をやりたいのかということに単純に興味があるのと
受験指導上どの大学を目指すべきである等のアドバイスの参考のために聞いているのですが
なかなか的を得た発言が返ってきません
特に多いのが「英語がやりたい」や「プログラミングがしたい」というものです
これは冒頭でも触れたように目的と手段の混同だと感じています
本来であれば
英語を使って国際機関で働きたいやプログラミングを使ってシステムの開発をしたい
という回答が適切だと感じますが先のような回答をする生徒さんは少なくありません
自分はこのような回答が少なくないという現状に危機感を持っています
なぜならそのような生徒さんに限って目的や目標をはっきりともてていないと感じるからです
目的や目標というものは受験勉強のモチベーションとして非常に大きなものです
余裕で合格できる学力があるならまだしも
当落線上にいる場合にはこの目的がはっきりしていてそれを本気で目指していることが合否を決めることも少なくありません
明日大学受験生と個別面談をすることになっていますが
目的意識をつけること
そしてそれを達成するための手段を提供すること
それぞれを分けて目的と手段というものが混同しないようなモノの見方を指導したいと思っています
杉谷
大山です.
先日実施した大学受験生の塾内テストの結果を見させていただきました.
テストはセンター試験レベルのマーク模試です.
結果は,全体的に勉強量が上手く点数に伝わっていないなぁという印象でしたが,テストを受けた生徒の感想を聞いてみると,
「最近勉強してなかったから仕方ない」
「時間切れになってしまったので仕方ない,時間制限がなければもう少し解けた」
「自分ではもう少しできたと思ったのに全然得点できていない」
といった感じでした.
正直こういった感想が出てくる時点で認識が甘いのかなと思います.
まず,もうすでにセンター試験まで9ヶ月しか残されていないのに最近その範囲を勉強してなかったからできないというのは論外.
そもそも塾内テストがあることの告知は前から受けていたにも関わらず対策を打たない時点で受験生失格です.
次に,時間切れになったという言い訳.それを口にしていいのは8割以上取れてからです.
今回英語,数2などは5割程度しか取れていませんでした.この結果は時間以前の問題.
そもそも数学であれば時間制限がなければ満点を取れて当たり前なのがセンター試験.ここがスタートラインです.
仮に試験時間中悩まずに目一杯解いたけど半分しか解き終わらなかったのであれば,それは理解しているとは言えません.
2分で解ける問題に10分かかったら,それはセンターにおいてできないのと同じことです.
目標は悩まず手がずっと動いていて,時間いっぱい使って,それでもギリギリ終わるか終わらないか,のレベルに仕上げることです.
最後に,自分の手応えと得点にギャップがあるというもの.
これは特に注意が必要です.勉強もしっかりしているし,テストにも真剣に取り組んでいて,手応えもあるのに,なぜか点数に結びつかない.
こういった人は,間違えた問題に対し,自分はこういう根拠で解答したが,そのここの部分が間違えていて,本来はここを根拠にこの正答を導くべきだった,と1つ1つ丁寧に修正していく必要があります.
点数にならないのには必ず理由があります.そこを曖昧なままにせず,自分の抜け,勘違いを明らかにするのがとても大事です.
今回の結果を受けて,何か手を打たねばと感じた人,すぐ行動に移してください.
何かあれば相談に来るように.
大山です.
物理の勉強で大事なのは,一つ一つの公式を背景からきちんと理解することです.
今日の高3物理の授業では電場や電位の理解を深めました.
ただ公式を丸暗記するのではなく,背景の用語の定義をしっかり押さえ,どうやって導出するのかを丁寧に確認することで,
力学とも通じるエネルギー・仕事の考え方の理解も深めることができました.
また,丸暗記しないことで,応用力もつき,つまらない符号のミスも減るでしょう.
物理を得意にするコツは,
です.
物理は考えれば考えるほど楽しくなります.頑張ってくださいね!
こんにちは,大山です.
今日は最近思ったことを独り言のように書きたいと思います.
入試改革の話題は最近Hotですが,検索すると
「2020年にセンター試験が廃止し,テストは知識詰め込み型から思考力を問う形式にシフトする」
などと出てきます.
これを最初に見たとき,僕はよく意味が分かりませんでした.
なぜなら従来の試験も知識詰め込み型だとは思わないからです.
少なくともある程度上位の大学では知識詰め込みだけでは到底太刀打ちできないような問題が出題されていましたし,
何より知識を詰め込むという学習自体にも頭を使います.
単語を覚えるという単純な学習でも,すぐに覚えてしまう人となかなか覚えられない人がいるのは,単なる記憶力の差ではなく,覚え方に頭を使っているかの差だと思います.
では,逆に思考力を問う問題とは何なんだと思ったのですが,
「あなたの考えを述べよ」といった自由論述形式が増えるということらしいです.
では,こうした問いにどうしたら答えられるようになるんでしょうか.
おそらく対策の大半は,多様な問題の背景,通説を"知る"ことだと思います.
自分の考えといっても,無から有は生じません.
何も知らない学生がいきなり突飛な自分の考えを論述しても,勉強不足な無知と思われるだけです.
実際は,通説に対して同意したり反対した上で,自分の意見を添えることになると思います(研究発表でも先行研究がなくいきなり提案されたものはあまり信頼されません).
要するに,入試傾向が変わり,自由論述が増えたとしてもやること自体は変わらないと思うんです.
(もちろんアウトプットの練習をする必要はあるでしょうが.)
今後も豊富な知識を覚える必要はありますし,逆に今の入試を控えている受験生も,知識を詰め込むだけでなく頭を使う必要があります.
世の中的な言い方は,どこか従来の入試が思考力ではなくただガリ勉に暗記して突破するものと言われている気がしてこんなことを思いました.