東京育伸会講師ブログ

東京育伸会の講師ブログです
講師が交代で更新していきます!!

校内模試講評と復習

2016-07-07 | 教務

杉谷です

まずは先日行われた校内模試の講評です

自分が問題作成を担当した科目は
化学
国語
世界史
でしたが
全体的に満足のいく結果とは言えないのが現状です

特に国語では古典として古文漢文の非常に簡単な問題
(ほとんどが講義内でも扱っており、ノートには必ず書いてある問題)
がボロボロの人も少なくなく
非常にがっかりしています

他の講師が担当した科目でも同様に
講義内と同じ問題が出題されていましたが
いずれも出来が悪いとのことでした

この結果を真摯に受け止めるのはもちろんのこと
どうすれば次は点数が取れるのか考えることが何よりも重要です

今回のような(半ば定期テストのような)テストで点数が取れないということは
適切な復習が出来ていないということです

講義を受ける前に前回の内容を思い出していますか
宿題に取り掛かる前に講義内容を復習していますか
一日の終わりにその日の勉強を振り返っていますか
休日に一週間の内容をもう一度確認していますか

おそらくですがこれのどれもやっていないというのが
現状ではないかと思います

このような状態ではザルに水を注いでいるようなもので
いくら勉強したところで水は溜まっていってくれません

そのためにも復習をこまめにしてザルの目を少しずつ埋めていってあげることが必要です

講義は
聞くだけ、宿題をやるだけでは意味がありません
何度も復習して自分で説明できるほどのレベルに達して初めて
意味が出てくるものです




模試の復習も同様です
最近模試の結果を見せに来る生徒が多くいますが
それでこれ復習したの?と聞くとほとんどの生徒がまだですと返してきます
結果が返ってくるのは模試を受けてから1か月も後であるにも関わらずです


結果よりも講師が見たいのは何がこの模試から学べたか
要するに復習してここは出来るようになったというのが知りたいです
結果だけでなく復習のために使い込んだノートや問題集も見せて欲しいですね

夏にはまた校内模試も全国模試もありますし
何よりも夏期講習で膨大な量の講義を受けます

復習のやり方を見直してジャンプアップできる夏になることを期待しています

杉谷

早起きのすすめ

2016-06-29 | 教務
こんにちは、矢澤です。
先日の授業でちらっと自分の受験生時代の生活習慣についての話が出たので参考までに、その話をしたいと思います。

基本的に現役時も浪人時もあまり変わらない生活習慣でした。
ある程度一定の生活リズムで生活することは、体調管理の一環にもなるし、集中力も乱れた生活リズムをするよりかは良くなると思います。

高校も予備校も大体9時から17時くらいまでが授業だったのでそれ以外の時間帯について話したいと思います。
まず毎日4時に起きていました。
朝食が6時だったのでそれまでの2時間は頭を起こす意味もあって英語と古文の音読をしていました。
授業後は大体8時くらいに切り上げて帰宅して、22時から23時くらいに就寝といった感じのリズムで生活していました。

当塾の授業が22時とかまであるので、皆さんに4時に起きろとは言いませんがいつも自分が起きている時間より1時間早く起きてみるのもいいと思います。
朝早くから頭を働かせる癖をつけることは大切です。
夏休みや土日の午前中を有効に活用できるからです。
仮に5時に起きたとすると、朝食や洗顔などの時間を除いても昼の12時までにすでに5時間ほど勉強することができます。
すると、午後や夜の勉強に余裕をもって取り組めます。
また、入試当日に頭を最大限働かせなければならない時間帯は大体8時から16時くらいです。
普段からこの時間帯に集中して勉強していれば何の問題もなく頭は働きます。
しかし、8時とかに起きて午前中の授業や自習をぼーっと取り組んでいる人は入試の半分の時間を普段と違う状態で臨まなければならないのです。

夜型の人もいるでしょうし、自分の生活リズムが固まっているという人もいるでしょう。
そのような人に無理して早起きしろとまでは言いませんが、生活リズムが不安定な人は参考にしてみてください。

自習管理と自己管理

2016-06-20 | 教務

お久しぶりです、杉谷です

先週はそれぞれの講師が自習について書いてくれていましたが
自分も少し遅れてその流れに乗ろうと思います

自分も矢澤講師と同様に学習管理ノートを付けていました

そこで先週少し気になってノートを覗いてみたのですが
一日ごとに細かい記録、そして気付いたことやこれからに向けてのワンポイントコメントと
正直自分はそこまで記録を細かくつけるタイプではなかったので感動しました

生徒の皆さんは一度このノートを見てみて欲しいと思います

その中で、あ、これは自分と同じだなと思ったポイントがありました
それは
自分を叱咤激励する言葉の数々です

「こんなんで間違えてたら絶対合格は無理」
「凡ミスも実力のうち」
「この1か月頑張れなかったら一生頑張れない」等

そのときの現状に対して素直にそして厳しくコメントを書いていました

今思うとこれには2つの重要なことがあると思います
1つは自分の点数や勉強を真摯に受け止めてその改善を考えられること
もう1つは受験に対しての自分の本気度を自問自答し続けられることです

まず前者は
テストや毎日の学習で自分の間違えたポイントを明確にするということが
このようなコメントを書く出発点になります
ここが把握できていない、又は漠然と勉強してしまっている人には
自分がどうすれば点数が上がるか、どこでミスをしているのかわかりません
このような改善すべきポイントを考えることなしにはこのようなコメントは書けないと思います
またこのようなポイントが意識できている人は「塗り絵」のような感覚で勉強を進めることができ
結果、点数が取れるようになると思います

次に後者は
コメントが「厳しい」ということがポイントであるように感じます
自分が真剣に合格したい、点数を上げたいと思っていなければ
「厳しい」コメントというのは自分では書けないと思います
自分も何度も結果が思うように出ない時苦しい思いをしましたが
そこでくじけないこと
むしろ自分自身を罵倒するようなコメントを書くことで
自分は本当に合格したいのか、そのためなら何でもできるのか
という自問自答をすることで
受験に対して真の意味の「本気で」取り組むことが出来たように感じます

以上のような理由でこのようなコメントには意味があり
生徒の皆さんにもおすすめできるものだと思います

土曜日には塾内テストがありましたね
出来た出来なかったという結果は正直どうでも良いです
一番肝心なのは
なぜできなかったのかを考えて改善できるか
そしてそれをやり遂げる覚悟があるか
その2点だと思います

生徒の皆さんのより一層の奮起を期待します

学習記録ノートと勉強の管理

2016-06-16 | 教務
こんにちは、矢澤です。
今週も先週と同じく学習記録ノートについて書きたいと思います。

僕の受験生時代のノートを見てもらった人は分かると思いますが、このノートは単にやったことを記録するものではありません。
このノートで自分の受験勉強のすべてを管理していました。

学習の記録だけだと当然スペースが余りますよね?
その余ったスペースをどのように利用するのかがポイントです。
自分の必要に応じた内容を書けばよいのですが、例えば僕の場合は模試の結果と反省、今後の勉強の方針、その週のテーマ、次の日のto doリストなどに使っていました。
まぁ、大体何を書いたか覚えてるのでこの部分は何のこととか聞いてもらえれば答えます。

さて、次の話題に移りますが、これを書いただけで満足してはいけません。
矛盾するかもしれないですが、記録だけで終わるならこんなノート作らないでください。
大切なことは、自分の受験勉強を管理することです。
上に書いたように、僕は模試の反省や勉強の方針などをこのノートに書いていましたが別に他のメモ帳だったり、手帳だったりがあればそれでもいいです。
特に、勉強の方針を自分で書いてみましょう!!!
例えば僕の場合で言うと、数学はとにかく手を動かすとか、英語は音読するとかそんな感じのことかいてました。
どんな些細なことでもいいので、各教科について方針を立ててみましょう!
それが学習の管理につながります。

要は、敵を倒す前にまず自分の状況を見つめること、そして倒す手立てを自分でプロデュースしてみましょうってことです!!!

あ、最後に、僕のノートの勉強に関するところ以外は無視してあげてください、、、笑

教えるということ

2016-06-09 | 教務
こんにちは 福村です


大学生活も安定してきて忙しいながらも充実した日々を送っています



いつもブログでは大学受験について書いているのですが、

今日は話題を変えていこうかと思います


今回は特にテーマとかはないのでゆるーい感じで見てもらうと幸いです





2ヶ月前に講師になってから、人に教えるということについて深く考えるようになりました



生徒から講師へ、教えられる側から教える側になったわけですが


「自分が生徒だったとき、東京育伸会でかなり質の良い授業を受けていた」

ということを改めて感じました



人に物事を教えることは簡単なようでとっても難しいことです

まぁまだ2ヶ月しか経っていないので、経験や知識に関しては素人レベルだと自覚しています

しかも教えるということは勉学だけにとどまるわけではないですよね



ですが、それでも教えることの難しさは分かります

自分が理解していても、相手に伝え、理解させられなければそれは教えられたとはなりません



”自分の知識を相手にも理解させる”

これが私が考える教えるという言葉の意味です


”教える”という言葉の定義とは異なるかもしれませんが、これはこれで間違っていないと思います(笑




先ほど質の良い授業を受けてきたと書きましたが

国立大学の講師の方々の授業はほんとうにわかりやすいものでした


難しい問題を部分部分でかみ砕いて易しくしたり、例えを交えて理解しやすくしてくれたり


授業を受けているときは気づかなかったその何気ないところが

講師をやって初めて気づく本当にむずかしいところです・・・



教えるにしても

厳しくしすぎて生徒さんが勉強嫌いなったり

やさしくしすぎて生徒さんのメリハリがつかなくなったり


このような生徒さん達との関係も絡んでくるわけですから

教えるということは奥深いものなんだと感じます



ちなみに私は完全に後者で、小、中学生の生徒さんの私語が多くなってきている気がします・・・

彼らの抑制が今後の私の課題ですね(笑



一回一回の授業は、当たり前ですけど生徒さんにとって大事なことですが、

同時に私にとっても貴重な経験なのでお互い成長できたらなと思います!!